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ボート釣り原点回帰-手漕ぎ・西伊豆2連荘 2014/6/28・29 [ボート釣行記]

西伊豆でお世話になっているボート屋さんはA港・B港とも、前に書いたとおり、お客さんの事故でボートが少なくなり、早めに予約しないと釣行できなくなってしまっています。

B港ボート屋さんでは、前回釣行時に、28日はもう予約があり一杯と聞いていましたので、A港ボート屋の予約をしておこうと電話をしました。

すると、こちらも一杯。

ただ手漕ぎボートが空いているとのこと。。。

また日曜日なら船外機も空いているとのこと。

ならば、もう春アオリも終盤。土曜日は、私のボート釣りの原点・・・手漕ぎでいきましょうか。

原点回帰です。

28日土曜日に手漕ぎボート、29日日曜日は船外機。釣行前日夜は車中泊、28日夜はホテル泊としました。

しかし、前日の予報が悪い。現地ピンポイント予報で北東風ながら10~12m予報。

この地域は、東・北風には強いと言われながらも、何度か痛い目に合っています。

特に今回は手漕ぎ。いつもの調子でいると危険です。

やはり今回は葉山にしようとキャンセルするつもりで、前日にボート屋に状況確認すると「大丈夫ですよ、凪ますよ」と、いつもながらいい加減にも聞こえる返答(笑)。

まあダメもとで身を任せよう。とはいえ、危険な中、身を投じるという意味ではなく、ダメなら現地で取りやめようという考えです。

前日はC港で車中泊。少し暑く感じましたがなんとか寝られました。そろそろ限界ですか。

朝、A港に着き4:30にボート屋さんに電話してたたき起こし(笑)、5時に出航できました。

海は、、、確かに凪ている。。。風もなければ波もなし。

ただボートがボロボロの手漕ぎ(笑)。ボートの前半分が水はけができるようになっているためではありますが、3~5cmくらい浸水します(汗) 水はけというか取水口化してます。今日は釣果よりも沈没しないかに意識集中します(笑)

また漕ぐときにすわる部分がイケスの蓋になっているんですが、そのフタがない。それでいろいろ試しましたが、結局、イケスにケツを突っ込んで漕ぐしかありませんでした(笑)

値段はそれに相応しいものでした。1日使い放題で2,000円です。どこよりも安い!(笑)

まずは、以前、大物らしきアオリをバラした超タイトなポイントで。

反応なし。

点々と移動してゆきます。凪なので助かります。

一昨年アマゾネスアオリを連発した藻場の有望ポイントへ。

ここでようやく来ました! アオリ2杯! ・・・しかし200、300g級。昨年の「春の秋アオリ状態」が思い起こされます。

するとカップルで来ていた2馬力船ボートが、私が小さいながらも2杯上げたのを見て、私の次に向かおうとする並びのポイントに入ってきました。

これは割り込みではありませんので仕方ないけど、その次のポイントに向かうには、そのボートを大回りしなければならず、手漕ぎでは躊躇します。

するとそのカップルの彼氏のほうが、エサのウキ釣りアオリなんですが、1杯掛けたようです。

女性がたも入れをして「すご~い、大きい!!!」と叫んでいるので見ると、1.5kgアオリでした。(後から地元の人に聞きました。)

くそ~ポイントを先取りされた上に、キロオーバーをやられた。。。

と一瞬、悔しかったのですが、ふと、思い直しました。「やりましたね!おめでとう!」と。心の中で祝います。これがアオリ釣りを通して最近ようやく私が学んだことです。他人の成果を心から喜べば、自分の内面のアオリも豊かになるということです。

潮で徐々にボートが流され、その次のポイントへいくための大回り分、流されました。これで少し移動が楽になるので、次のポイントへ向かいました。

そのポイントは、ロープこそありませんが、正面は崖、藻に囲まれています。若干、崖の近くに藻の切れ目があります。水深は5mくらいのシャローです。

その切れ目に向けて、沈下速度5秒/1mのシャロータイプのエギをキャスト。

水深半分くらいで一度ほんの軽く2~3回シャクり、ステイさせずに即フォール。藻の切れ目でも底には必ず藻がありますので、着底しないうちにまた軽くシャクります。

その着底直前の2回目のシャクリで、根掛かり・・・意外と上まで藻が伸びているのか。。。

スプールを抑えてその藻掛かりを外そうとすると、そこから急にグワングワン引き込み始めました。

アオリだ! ドラグはシャローエギに合わせて緩々です。

ドラグを締めたい誘惑に駆られます。しかしタイラバマダイの強烈な引き感覚が染みつき、アオリを甘くみて、今季、何回デカアオリをバラしたでしょう。

緩い分は我慢です。

空回りする分、高速巻きします(笑)。ドラグが引き出される以上に空回り分で、ドラグ音が騒々しく(笑)。

超シャローなのになかなかあがってきません。アオリなら”比較的”すぐに浮いてくるはずですが?

これアオリではないな~。ヒラメだな。と勝手にヒラメにします。

空回りして巻けてないんじゃあないか? とスプールを見ると、引き出されていないときはやや巻けてます。

やはり根掛かり? いや、少し上げてくると底へ突っ込んでゆきます。生き物です(笑)。

ようやく真下近くからその姿が見えてきました。

大ダコだ!!! ぶっとい足がエギに巻き付いています。

ん???

もう少し上げると、大きく長いものがヒラヒラしてる。

アオリじゃんか! でかい!

水中でも一目で2kgオーバーを確信しました。

だいぶアオリも疲れたのか、タモ入れもスムーズに完了! 水中を見ると辺り一面、墨で真っ黒になってました。

イケスは書きましたようにあるにはあるんですが、水が入らないように栓を何かで接着してあり、結局ケツを入れるしか役立ちません(笑)

タコと間違う足・・・
NCM_0349.JPG
仕方ないので、しばらくタモに入れて保管しましたが、その後、締めてから、早速その場で重量計測。

2.3kgでした。

NCM_0353.JPG
今回のシャローエギと、水が浸入しているボート前部。ここがイケスにできたかも(笑)

悲願の2キロオーバーながら、残念・・・目標達成せず。
目標は3kgになっていました(笑)。と生意気なこと書きますが、、、嬉しかったです!

その後、気分も良いことと凪なので、半径約1kmの湾内を1日漕ぎまわります。

ホロネクタイのタイラバでヒララバもやりましたが、大サバ3匹でした。

アオリはその後2杯追加、しかしこれも2~300gの秋アオリでした。。。

以前、必ず釣れ調子よかった岩礁アオリポイントは今年は完全沈黙。藻場のシャロー攻略が功を奏しました。

この日は、以前、ジギング天国のポイントを教えてくれたジギンガーが来ていました。彼の釣果は、カサゴだらけにマトウダイ2に、さすがの50cmヒラメが混じっていました。スロジグ中心です。

もう一組お客さんがいて、たぶんエサ釣りで、カサゴとアジだったそうです。

私は、手漕ぎボートなので流石に湾内のみ。マダイポイントへは無理です(笑)。それでも湾内でデカマダイが群れていることもあるという情報もあります。

この日は、ホテル泊。

1日手漕ぎで漕ぎ回ったので、マッサージでもしてもらうか(笑) しかしマッサージより睡眠重視で9時に就寝。

【1日目の釣果】-手漕ぎボート
アオリ 5(2.3k、他200~300g)小アオリはすべて海面でのリリース。
大サバ 3
NCM_0359.JPG

2日目も朝4:30にボート屋さんを電話でたたき起こし(笑)、5時に出船。
(酷いようですが、何時でもいいといってくれてます。)

朝、アオリ雰囲気ムンムンの雨模様でしたが、全然反応なし。

そのうちにピーカンになってきましたので、スロジグ、インチクを中心に攻めてゆきます。

やはり葉山と同じくこちらでも大サバの元気がよく、スロジグでは大サバ中心に、アカハタ、エソ様でした。その他、ジグのアシストフックに小サバがけっこうかかりました。

この日は、外海は、南伊豆からの南西風の影響か、割と荒れていましたので、少し出てみてすぐ退散しました。

やはり釣行2日目は頭痛がするのと、もともと早く帰る予定でしたので9:30に終了。

【2日目の釣果】
大サバ 6
アカハタ 1
小サバ 多数
エソ 3


さて、そろそろ葉山回帰ですか。

しかしタイラバは、サバの妨害、そしてそのうちシイラの妨害、さらにはサバフグの妨害などなど、しばらく釣りにならない季節がくるかもしれません。

そろそろ葉山ではカマス祭りが始まるころではないでしょうか。これも浅場でそれもルアーで釣れる引きの強いおもしろい魚です。サビキでやれば数釣れるでしょう。

くれぐれもリーダー切れにご注意ください(笑)。 ルアー・ジグ、バンバンロストしますよ。



タグ:アオリ

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