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嫉妬どころかスカン食らいました。。。 葉山船外機 2015/10/31 [ボート釣行記]

10月31日(土)の予定は、いつものとおり西伊豆でした。

しかし予報が、早朝凪(といっても前日のシケから波が残るか)でも、午前早くからの南西風の吹き出しで要警戒です。

葉山のほうの予報は、終日北風で凪そうな風速予報。

西伊豆を取りやめ、葉山に決定します! 1ヶ月ぶりです。

大型青モンが少ない葉山だけに「マダイ」のタイラバ集中です。葉山は私自身の実績上、数はともかく西伊豆以上に大ダイチャンスがあります。

アオリについては、まだまだ朝だけのアオリ占いすらやる気にならず。

しかし故M氏から授かったアオリロッドがありますので11月か12月にスタートします。と宣言するほどの輩じゃあないですが(笑)。

今日大海荘さんで聞いた話では、なんでも佐島では10月20日までアオリ禁漁だったそうです。初めて聞きましたが今年からでしょうか?

まあ、そういうのはどこでも必要でしょうね~。


今日の葉山の気配は正しく大ダイ日和。

ただ、北風強すぎ。。。当然、沖合に出るほど波が高くなり危険な感じです。

そんな中で、あらゆる手を使い、あらゆるポイントを波で四苦八苦しながら巡りました。

そして夢と裏はらに、万策尽き果てました!

葉山の女神の嫉妬どころか、スカンを食らいました!

【今日の釣果】は、
チダイ 1(30cmUP) ※リリース
ソコイトヨリ5
エソ 3

まあ、ソコイトヨリが数匹釣れたので、西伊豆の沈黙デイよりは釣りとしてはずいぶんマシだったでしょうか。チダイも、伝家の電動宝刀釣法でなんとかきた感じです。

マダイ反応は少ないながらもあった感じですが小型でしょうか? ただ一度、ネクタイだけを抜かれた強いガツン一発アタリがありましたので大ダイと一度は巡り会ったかも?しれません。

しかしいつもながらピンポイントでも天気予報は当てになりませんね~。

今日、西伊豆ではわりと静かだったそうですよ・・・。反対に葉山では北風強風で沖合は危険なほど。

今、西伊豆を焦るのは、良型カンパチ君がそろそろいなくなるからです。

日常から週末の西伊豆予報で心乱され過ぎてます。

とにもかくにも、まず自分の心を凪させましょう!

物事はそれからです(笑)。


今回はヘパリーゼにすべきだった・・・ 西伊豆船外機釣行 2015/10/25 [ボート釣行記]

予定としては、24日土曜日に西伊豆でした。

ところが予報では、朝凪で午前早いうち-10時くらいには強い南西風予報となっています。

いつものとおり各予報サイトではこの吹き始めがまちまち。

「海快晴」では13時頃からの吹き出し予報でしたが、他のサイトのピンポイント予報では大方10時くらいから吹き出すようです。

このパターン、先日10/3と似ていて、吹き出しが遅い可能性が高いかなあとは考えてはいましたが、この10/3の日の「殺られそうになった」経験から中止にしました。

で、次の日曜日に葉山にするというパターンなんですが、今度は葉山が北風強風予報。

葉山で北風が強く吹くと出られても沖合は危険です。尤も、大海荘さんが徹底的に安全管理をしてくれているので、観音崎観測で10mを超えると船外機でもまず出させてくれません。

日曜日の西伊豆は、北~東の弱風予報。

ならば日曜日の西伊豆はきついけれども・・・土曜日の予約を日曜日に変更してもらいました。

予定としては日曜の西伊豆なので、12時上がり、状況によっては14時までやるかもしれません。

後からの話ですが、結局、土曜日の西伊豆は昼過ぎまで凪ていたそうです。

前日の土曜日、少し仕事をしてから15時くらいに出発。

いつも通る鎌倉~湘南の道が土曜日の昼で混んでいる可能性があるので、東名高速にて横浜町田から乗ります。

足柄あたりで携帯に留守電が入っているのに気づきました。

メッセージを聞いてみると、ボート屋さんからで「今ねえ、ものすごく風が吹いてきて白波も立ってきたので明日はキャンセルしてください」と・・・

もう足柄でっせ~(泣)

コールバックし「いやいや、もう今晩から東風に変わって凪てきますよ!もしダメなら朝あきらめますから~」と圧して明日予定通り行くことを告げます。

しかし、おかしいなあ~???

いつもこちらが引けるような海況でも、少し海に出て様子みたら?という人だし、前日凪ているだけで明日は大丈夫じゃあないかなあ、という人が、夕方にシケているからキャンセルしてくれとわざわざ電話をよこしてくるなんて。。。

長年海を見てきている人だから、このシケ方は経験上静まらないのか? よほどひどいのか? それともご自身の体調が悪いのか?

まあ最悪現地中止を覚悟しておきます。

当日は、翌週からの仕事に疲れで影響しないように、またいい夢見のほうの(笑)ホテル泊にしました。
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温泉に入り、寝つけ酒にコンビニで買った吟醸酒、風呂上り用にビールも(笑)
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普段の仕事の疲れと酒を急ぎかっ食らったので、9時就寝でいい睡眠がとれました。

ただ朝起きると、なにかフラフラ感。そんなにはひどくはないのですが3:30起きということもあり体調が優れず。2日酔い気味。。。

コンビニに寄って、ドリンク剤を飲んでおきます。むしろ気分が悪くなったような。。。

この日こそ、前回間違った「ヘパリーゼ」を飲むべきでした(笑)

港につき海を見ると、やはり海況は大丈夫そうです。

朝、ボート屋さんのご主人と会ってキャンセル電話の合点がいきました。

前日のお客さんがボートのイケスにネンブツダイを大量にキープしているそうで、日曜日もこのボートのまま、ネンブツダイを活餌にして釣りをしたいと言っていたのでしょう。

もし私が乗るとなると、この大量のネンブツダイを移さなければならないので、ご高齢のご主人にはかなりきつかったのでしょう(笑)。

このお客さんはネンブツでカサゴなどの根魚を釣るそうです。サバ餌で十分な気もしますが、実際、土曜日かなりカサゴを釣ってたそうなので効果が高いのでしょうか。

また今春に会った人の話で、ネンブツをアオリの活餌にして、けっこう釣っている人がいたと聞いたこともあります。

それにしてもご自分で後片付けしてくださいよ~。ご高齢のボート屋さんに負担をかけないでほしいです。

イケスのネンブツの移動に少し時間がかかりながらも、6時前には出船できました。

外海に出ると、海はわりと静かです!

しかし小さな波でも体調に異変が起きてきました。軽い2日酔いが波でさらに増幅。。。益々気持ち悪くなってきました。

海のほうは潮面もよく、タイラバは真下に落ちるけれども、底潮での掴みが感じられます。

しばらくして、マダイらしきアタック! 1度目のアタックが消え2度目のアタックをさせましたが乗らず。

その後は潮も止まり、沈黙の時間が続きます。

8:30頃でしょうか、移動したポイントで潮が流れておりラインが斜めになります。

伝家の電動宝刀釣法(ホルダ置き電動巻き)と、手巻きの2本で同時に攻めているところ、伝家のほうがガツガツガツと引き込まれました。

マダイの引きを堪能。上げてみると50cmUPのマダイでした。
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気分は相変わらず悪いのと土産もできたので、もうこれで上がってもいいかと考えます。

実は大海荘同士のFさんもまた隣港で釣りしています(笑)。ちょうどこのポイントから近いので、しばらく流して今日こそは急襲しようと考えました。

ところが急に波が高くなってきます。尖ったまずい波っぽい。遠く乗合船を見ると船首を西方面に向けてます。西っ気の北西風でしょうか。

やばいのでFさん急襲をあきらめ戻します。

波がわりと高くなりいつでも退避できるポイントに戻りました。

しかしさらに気分が悪くなりGIVE UPしそうです。

もう終了予定の12時近いので2流しくらいで締めようと流します。伝家と手巻きの2投流です。

どうせなら、手巻きのほうを昨年の冬に実績のあったタイラバに変えてみます。しばらく使っていませんでした。

すると、いつも使っている伝家の電動釣法のほうの一番実績のタイラバをよそに、この手巻きのほうに一発で来ました!

とはいえ、チャリコ。即リリース。
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そしてまたすぐに伝家をよそに、手巻きのほうでいきなり引き込まれました!

ドラグがギュルギュルギュルと唸ります。

手巻きは紅牙の軟竿のほうで波も高いので、先日の「殺されそうになる」悪夢が過ぎります。

そのときほどの重量感はありませんが、突っ込みスピードが凄く今回も青物に間違いなさそうです。

しばらくやりとりしましたが、プツン。。。

上げてみると、切れた箇所以外でもリーダー全体がギザギザに擦れていました。

西風で浅場に流される方向でしたので、根に擦られたようです。

そして気分も限界状態。。。

終了!

片づけをしながら、伝家の電動釣法だけは仕事をさせます。もちろんこちらにも反応バッチリのタイラバに付け替えておきました。

片づけをしているとフォールの電動音が止まる音。見ると軽いバックラッシュでストップしています。

バックラッシュを直していると、ロッドがしなりました。浅場に流され根掛ったのでしょうか。

その瞬間にバックラッシュも解けたのですが、フリーのラインがぶっ飛んでいます?!

急いでハンドルクラッチを戻しますと・・・スプールが逆転し唸っています!

魚が掛かってます(笑)。ギュンギュンドラグを鳴らしてきました。

手巻きに変え、ファイト開始!

アオモンです。今日はジギングロッドでインチクを何回かやりましたが全然ダメ。タイラバタックルではなくジギングロッドに来てほしいのですが。。。

けっこうな手応えですが「殺られそうになりました」の日のアオモンと比べると幼子です。

やはりスプールを指で押さえ突っ込みの初速を抑えるとほとんど戻されません。

もちろん大きな突っ込みもありますが、穂先を海中に突っ込むくらいに下げ合わせると、少しドラグを出される程度で済みます。

逆にマダイ設定のドラグでそのまま上げていると、幼子でも(笑)20~30mは簡単に戻されます。

ポンピングでまあすんなり上がってきます。

ただ、魚のスリルではなく、2日酔いで心臓鼓動が強くなり止まりそうです(笑)。

水面下20mになるとボートの下に潜りますが、気を付けて上げればまあすんなり上りました。

出てきたのは予想どおりワラサ64cmでした。
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幼子・すんなり、とは書きましたが、やはりワラサですから強い引きです!

最後の土産としては上出来です!

12時少し過ぎに終了。

早上がりと気分悪しで、またFさんに会えず。すみませんね(笑)。

【今日の釣果】
マダイ 2 (25cmくらい?、52cm)  ※チャリコリリース
ワラサ 1 (64cm)
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このマダイなら、先日鶴丸さんにいただいた日本酒をようやくいただけそうです!ありがとう鶴丸さんそして奥さん。

マダイは念のため内臓とエラを取った状態で、まるのまま3日くらいは寝かし、こちらも丁寧に準備します。

普通、船酔いは陸に上がれば大体解消されますが、今回は帰りの車でも、車の揺れ自体で酔いがぶり返され苦しめられました。

さらに帰りは日曜日なので、東名高速を利用したところ事故渋滞。

東名は毎回毎回事故渋滞に嵌ってます。高速に乗る意味がなくいつも途中で降ります。今回は帰宅するのに5時間もかかりました。

土曜日釣行なら夜の帰宅になるので、まず渋滞はないのですが、日曜日は考えどころありですね~。

途中、小用でも危なく(笑)、なんとか間に合った高速のPAで、腰を曲げよっこらトイレに急ぐ姿は、自分ながら情けなかったです(笑)。


タグ:マダイ

西伊豆1連荘?予定釣行 2015/10/17・18 [ボート釣行記]

今回は、10月17日、18日と、連荘釣行-1連荘を予定していました。

1連荘をご説明申し上げますと(笑)、

17日の予報(17日朝キャプチャー)がこんな感じ。
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東風には強い西伊豆も、北っ気がはいる北東風なので強風はありそうです。

ただ午後に向けて8~9m。ここの風予報はアベレージではなく瞬間最大風速なので様子をみればまあいけそうな予報です。

波については、低気圧でしょうか、まだ遠い台風からの影響でしょうか、気象庁の伊豆の予報が2mうねりを伴うとなっていましたが、西伊豆では北・東風強風ならなおさら波は抑えられます。

そして甘い傾向のYahooの西伊豆ポイントでは、東から北風1~3m。しかしこの予報だとむしろ波が怖い?

いずれにしましても甘い期待はせず、初日は出船中止、まあよくて半日-つまり0.5日のつもりでいきます。

そして次の18日(日)は、葉山の剛腕ジギンガーである鶴丸さんが同船する予定なので、むしろこの日がメインとなっています。

鶴丸さんは、葉山のマイボート出船で、なんとジギングで大ダイ2尾、ヒラマサ、その他、デカモノをジギング1本で数多く上げているツワモン(強者)です。

私も一時は、西伊豆でジギング天国を夢見たジギング挫折者です。その強者のジギングを間近で見られるチャンスです。

ただし、日曜日なので、家と仕事の都合で、午前中だけの釣りとしてもらいました。

つまり0.5日。初日の0.5日とあわせて1日連荘の予定となりました。

鶴丸さんは家族旅行を兼ねて、私も仮に1日目が中止になってもリゾート気分でいようと、2日目にも備え、いつもの安ホテルの2倍するホテルで宿をとっておきました。


出発は、また夕方早めに出ようかと準備していましたが、15時頃に大阪のクライアントの生産管理システムに不具合発生の連絡。

基幹には影響しない不具合ですが、昔なら電話でクライアントの協力を得ながら問題解決に時間がかかるか、釣行は中止して大阪へ飛んでゆくパターンですが、今ではリモート接続して該当のパソコンをリモート操作、クライアントに手間かけることなく1時間ほどで解決。

クライアントのテスト入力データが残っていたことに起因する不具合でした。

結局、18時くらいで出発することができました。

初日前日は、C港にて車中泊です。

港では、かなりやばい風の音・・・止めている車でさえ風で揺らされます。。。

予報通りなら朝もこれと同じ程度の風が吹き更には雨まで。ただ波の音はやはり北東風で抑えられているのかそれほど聞こえません。

実は、17日は、同じ大海荘のボートメンバーである手漕ぎマダイスペシャリストのFさんも、隣港から手漕ぎで出船予定です。湾内とはいえそちらは大丈夫か?

Fさんは関東北部在住、出発が前日夜で、たぶん日の出から釣り開始。こちらもかなりのツワモンです(笑)。


今回は車中泊でもいいかんじで眠れました。そして3:30に起床。身支度を整え港に向かいます。

起きたとき風の音は昨晩より収まりましたが雨が少し強め、ただそれも出船する頃には弱まりました。やはり波はありませんでした。

雰囲気あり! 今日は大ダイ来ますな!


と期待しましたが、簡単に釣果から(笑)

結局、朝5:30~16:00まで(笑)、1日できましたが、、、

30cmレンコダイ1尾でした。。。

一度だけ、風に流され浅場に来た時に、わりと強い引きの魚がかかりましたが、そこからさらに浅場に流されたので根にリーダーを擦り切られました。

ほぼ1日、波こそありませんでしたが、沖合はやはり北風が強いうえ潮の流れが速く、30号シンカーでも3回で底がとれなくなる状況でした。それでも自分のタイラバとしては悪い感じではなかったのですが。

まれに見る低活性。

こんなんで明日、鶴丸さんを迎えるとは・・・。

明日には明日の潮が流れる、か?

ちなみにFさんはこの日、小型ですがマダイ7匹くらい、カイワリ、イナダ、大アジにマトウダイと初西伊豆ながら見事な釣果。

Fさん釣果-何か暗い中撮っていますね。ラストまでやりましたね(笑)。
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終日湾内でコマセウィリーだったそうです。なんと手漕ぎで外海へも少し出たそうです(笑)。流石にナライが強くてすぐに戻ったそうですが、やはりツワモンです(笑)。
(追加メモ)けっこうな大物の掛かりが複数回あったがバラしたそうです。

私は2日目もあるので疲れないよう電動を多用しましたが、長時間でしたので手巻きでもインチク100m超えのシャクリ巻きを何度もやり、けっこう疲れが残りました。

1日だけならいいのですが、連荘で疲れがあると、2日目に酔いダウンする可能性があります。

客人を迎えるからには朝から死にそうな顔では失礼です。辛くても最高の笑顔で迎えなければなりません(笑)

そこでその日の宿泊のホテルでは、すぐに温泉に入り、20時前くらいには寝に入ります。起床は3:30でしたから7時間は睡眠しました。

そして、やはり部屋がいいのか、なんとも言えない、いい夢をみました(笑)。

どんな夢かって? それはここでは書けないですよ~(笑)。

おかげで朝はまあまあ快調で体調は心配なさそう。

念のため、以前、連荘釣行で消化不良で苦しんだ反省から、朝は栄養ドリンクではなくソルマックなどの整胃腸剤を飲んでおこうと考えていました。

ところがコンビニで選んでいるときに、何を方向性間違ったかヘパリーゼ(肝臓系?)を買って飲んでました。酒の2日酔いじゃあないでしょって、飲んでから気づきました(笑)。

まあでも快調快調(笑)。

朝は、鶴丸さんと5:30にボート屋さんに集合。少し早めの5時に到着し車を駐車場に止めると、、、

まだ暗い闇から、噂には聞いていた巨漢のシルエットが近寄ってきました(笑)。

やはり鶴丸さんでした!

揃ったところでボート屋さんもしばらくして起きてきます。

朝5:30過ぎに出船。

予報は前日より良くなっていて、風もほとんどなく、かなり気持ちのいい日です。

しかし人間様がまったりできる日は、魚もまったり。

凪なのでかなり多くのポイントを巡ることができましたが、結局、12時までで、

アカハタ2、デカカサゴ1、ホウキハタ1、ホウボウ2、レンコダイ1 といった釣果でした。

鶴丸さんの釣るカサゴはやはりデカイ!
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ホウキハタは美味いらしいので大切に寝かして食べます。しかしアカハタ・ホウボウは当日刺身でも美味いですね!
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レンコさんには幸運のタイノエ親子がいたとか(笑)
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魚探反応のあるとところ、マダイ・ブリ実績ポイントも悉く攻めましたがダメでした。

前日と打って変わって、ジグ、タイラバがほぼボートの真下で潮が効かずと言ったところでしょうか。

鶴丸さんはほとんどずっとジギングでしゃくり続け、それもだいたい水深70mオーバーを攻めましたから、ほぼ電動タイラバオンリーの私からすればかなり大変だったかと思います。

結果は出せませんでしたが、西伊豆のワクワク雰囲気は感じていただけたようで、今後、鶴丸さんが独自の攻め方を掴んだら凄いことになると感じます。

予定どおり12時に終了、帰港。

港につくと、鶴丸さんのかわいい家族が手を振って迎えてくれます。

そのときに、いい釣果を持ち帰りたかったなあ、と強く思いました。

鶴丸さん、また是非、活性状況を見ながら参加ください。私も勉強になり楽しかったです!


低活性なのかタックル試行失敗なのか・・・ 西伊豆船外機 2015/10/10 [ボート釣行記]

3連休の初日、10日に西伊豆に釣行しました。

前日金曜日は、やることがなくなったので(笑)、16時に出発!

そしてホテル泊にしました。もう車中泊ができない身になってしまったかもしれません。。。

しかしホテルでも、以前書いた3つベットがある部屋ながら、お一人様、ビジネス専用なのか、籠った位置取りで、どうも気の流れが悪い。

寝てるような寝てないような状態で、さらには、リンチ殺傷か?瀕死で内臓が飛び出た人を助けるも、救急車を呼ぶのに苦労する「夢」を見て起床。。。

非常に夢見悪し。。。これをどう夢分析しましょうか(笑)


海況予報のほうは、この日はだいぶ予報が難しいのか、各予報サイトで全然違います。

南西風予報あり、東風予報あり、強風あり、微風ありと。。。

少なくとも西伊豆では、甘い予報傾向とは言われていますがYahooが完全ベタ凪を予報しているので、いくら他のサイトが弱くない南西風を予報しても、危険なシケは無いだろう~とは思ってました。

また波高予報については、各サイト低い予報なので大丈夫とは思いながらも、南西強風予報ならほんとうに波が低いかなあとか。。。

正直、見れば見るほどイラついてきます。

結局、西伊豆では、Yahooが予報していたとおり東風が吹き、ほぼ1日凪よしでした。


日の出がだいぶ遅くなり、5:40頃に出船しました。

タイラバでスタートで、いつでもインチク、ジギングを投入できるよう各タックルを用意しておきます。

しかし、朝から反応なし。

ここのところの葉山、西伊豆での状況から、甘く見ているとマダイ釣れないぞ、と思い、今回はエビを用意し、久しぶりにエビラバをやってみます。

もしかすると秋のマダイは餌に着きやすい?

もちろん先日、エキサイティングだったインチクも積極的にトライしていきます。

しかし潮の流れが悪い。1日通して、タイラバが真下のままでした。

開始から約1時間で、30cmいかないマダイが来ました。できるだけ水面で弱らせないようリリース。
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7時にもう一匹。33cm。
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少ししてもう一匹、35cmくらい。
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35cmがきましたので、33cmもリリースしようと思いましたが、いつも道具片づけなどで大変お世話になっているボート屋さんにお土産があげられますので一応2匹をイケスでキープしておきます。

連続で釣れましたが、このままやっていると昨年のある日のようにこれくらいのマダイがバンバン釣れてしまうのでは、と、一気に遠いポイントへ旅立ちます。

そちらには、間違いなく大型カンパチ、ワラサがいるという情報があります。

行ってみると確かに魚探反応バンバンあります。ただ、インチク・ジギングと何をしても口を使いません。

当然、いくらいいポイントで魚がいたとしても、魚のやる気がないときは、ルアー系は特にダメです。

かつて西伊豆ジギンガーの先輩がこのポイントで、午前全然ダメで、昼から急に食いだしたというようなことも言ってました。

やはりいいポイントでも当然ボウズはありえるので、1日捨てる気で通してみるか、または運よく時合で入れるかということがキモですね。

自分としては、まだこのポイントでは確信がないので、30分くらいしか粘れませんでした。

といいますか、出航地からけっこう距離があるので、予報では南西風予報サイトもある中、恐怖心が先だってしまいました。

戻りながらも途中途中を探索してみますが、凄そうなところ多々あります。

ただ、やはり渋い時間帯なのか、期待に反して、あってもガツン一発アタリだけです。

だいぶ時間をかけながらいつもの海域に戻り、ブリ・ワラサポイントへ戻します。

移動時間と途中の各ポイント試釣で、すでに昼を過ぎます。

こちらに戻っても完全に潮が止まっていて反応なし。

潮が流れないので、ボートでタイラバ投入地点から離し、エビラバで斜め速引きをしてみます。

すると、ワーミングタイラバと同じようにグングンと当たってきました。合わせます!

乗った瞬間にドラグを鳴らして突っ込んできました。

ワラサ君ですね。

さらに中層で鋭く突っ込んできますが、何か違うような。。。重量感がワラサ君ほどはありません。

そうするうちに軽くなってしまいました。

バレた。。。タイラバを回収。

ところが、少し巻き上げた後に、またグ~ンと重くなり、鋭く突っ込み初めました。

食い上げ? 大サバか? それも違うような。

かなり突っ込み力がありましたが、軽くなってくれたぶん、それほどは苦労せずに水中に魚体がうっすらと見えました。

体高と顔のラインで、カンパチとすぐわかりました。

上げてみると、45cmのカンパチでした。
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カンパチは小さくても美味いと知られていますが、やはりサイズを増すごとにさらに美味くなります。いつか不味いくらい、シテガラ毒の危険のあるくらいのデカさのカンパチを獲りたいですね(笑)。

その後、東風がやや強くなり、雨もちらつき雰囲気一変。期待を持たせますが、よくて一発アタリ。。。

そして超小型マダイ(笑) リリースです。
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終了。


【今日の釣果】
マダイ 4 (25cm~35cm) ※30cm弱の2尾はリリース、35cmはボート屋さんへ
カンパチ 1 45cm
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今回、手巻きハイギアリール(7.3比)のソルティストで初めてマダイを掛けました。

引き重りだけでなく、というかそれが原因もあるのですが、実際にマダイがコンタクトしてきたときのアタリまで非常にわかり難いのを感じました。

当然、当たってきたときの微妙なリトリーブコントロールもできているつもりでもできていない。特に当たってきてからのロースピードにチェンジすることがうまくできていなさそうです。

この海域のマダイ自体の活性は、ここ最近、どこかのプレジャーが80cm級、そして乗合船が9kg級を上げており、さらには小型の数も出ており、これまで聞いたことのない活況です。

そろそろハイギアリールのソルティストは答えを出す段階かもしれません。

ただし、この日はほぼ1日、そのまま落とすだけではタイラバが真下に位置していましたので、潮の流れが悪かったのもあります。こういう日はエビラバがいいのでしょう。

コマセの乗合船は、1kg級を頭に小型が4~8枚だったそうです。

いずれにせよ、修理に出したフォースマスター401が戻ってきましたので、ソルティストは一時休戦です。

今回、記事には書いていませんが、たいぶ力は入れましたがインチクは不発でした。あとワーミングタイラバも不発。

こんなときは、帰って道具の手入れ時、バイト確認が重要です。

釣れない日でも、アオリならエギ、マダイならタイラバ、インチクなどのバイト傷をよく確認しておきます。できれば各ルアーの傷の有・無、位置をよく記憶しておきます。(記録まではしませんがw)

そうすると、その日に釣れなくても、あるルアーにバイトしていたなどのヒントがあるかもしれません。

しかし今回はこれといったバイト痕はありませんでした。

この時に、バイト以外でつく傷に注意。その点、マダイは鋭い牙がありますのでわかりやすいですね。

さて、連休もあと2日ありますが、釣りはなしです。

前回のシケの中の大型青物との苦闘が尾を引いて、疲れが酷く長引いてます。。。


殺られそうになりました。 西伊豆 2015/10/03 [ボート釣行記]

釣行予定していた10/3の西伊豆の予報です。前日はご存じのように爆弾低気圧で大シケ。昼から回復してきたようです。
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しかし回復後も、この予報を見ると、もう朝の10時で危険な状態。普通なら一発中止の内容です。

どこのサイトの予報を見ても南西風が吹いてくるのは間違いなさそう。ただ吹き始めの時間がまちまちで、昼くらいからという予報もありました。

常に、後から吹く強い南西風を頭に入れて避難できる位置にいれば西伊豆ならなんとなります。

ある状況を除いては・・・。

まあ、釣りは、5:30~10:00までできればOKという考えで、もし現地へ行ってダメなら、そのまま翌日、西伊豆で出るか、一度帰って葉山で出るかにしようということで出かけました。

元々西伊豆は釣りがメインテーマではありませんから(笑)、行くだけでも意義があります。


前日は、久しぶりにC港で車中泊。前回のホテルでは、枕が異様にタバコ臭く、まるでヘビースモーカーのどこかの親父に添われて寝ているようで、とても我慢なりませんでした。。。

港では、やはり海の音が凄く、まだまだシケている様子です。

最近の寝つけ酒は、梅酒になり健康志向になってきました(笑)。

ただ、車中泊でもよく眠れず。これは単純に釣りの前夜だから興奮して寝られないだけでしょうか(笑)

朝3:15に起床。朝コーヒー、身支度をしコンビニに寄ってから、ボート屋さんに向かいます。

港で海を見るとベタ凪。しかし、漁協の人たちが「この凪悪い日に(笑)」、「凪悪いから気を付けてくださいね」と、声をかけてきます。

ただ、未明から漁師さんたちが出ているので不可能な海況ではなさそうです。

5:30に出航!

外海に出ると確かに大きなウネリがあり、気分が悪くなりそうになりました。

ただ風がないのでなんとか許容範囲。もし風があると完全にアウトです。

今日も、タイラバ、インチク中心。ジギングも用意しています。

まずはタイラバマダイへ一直線。

反応ありません・・・。

やはり大シケ後はマダイのご機嫌がよくないことが多々あります。というか、他のホウボウやハタ系の魚も全く音信ありません。

本当に何のアタリもありませんし、浅場では良く見られる何かしらの魚探反応も乏しく。潮面も波のせいか本当にないのか見えません。

これは激シブです。

開始から3時間なんのアタリもなく、ようやく8:20くらいでした。

ワーミングタイラバで、着底からの巻き上げでグ~ンと重くなり合わせます。

竿叩きもなく、やたら重い。。。この重さは「いいもん」だとは思いますが・・・。

上げていると一時ゴツンゴツンと動きました。ちゃんと魚のようです。

ラインがかなり斜めになったときに掛かり、やたら重い魚。過去を辿ると・・・もしかして「超いいもん様」かも?

ライン出し30mあたりで、ゴツゴツゴツというかプルプルプルと暴れました。

ホウボウ君か・・・。

いやラインが斜めなので、実際は水深10mくらい、で、暴れるのは、やはり「超いいもん」のオニ様か? はたまたカンコちゃんか?

水面にデカいオレンジの魚体が見えました!

44cm-1.2kgのデカオニ様でした。これで今日の釣りはこれだけで完璧となりました。
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その後はやはり激シブDayで、その他の魚は気配すらありません。1回だけ40cm級の魚でしょうか?何か強い引きのものをワーミングで掛けましたがバレました。

その他は外道もアタリもまったくなしで、あっというまに12時。

予報から想像以上に長く釣りができましたが、やはり南西風が強くなってきて、さらに荒れてきました。

土産にはオニ様があるので、これでラスト流しにします。願いはマダイ様のお顔だけ。

もしさらに強い南西風が吹いても、そのまま抵抗せずに流され、港に退避できる風上側へ可能な限り移動します。

まずはワーミングタイラバで攻めますが、やはりまったく音信なし。

そこで、手巻きのソルティスト&柔いタイプの紅牙ロッド-PE0.8号&リーダー3号のタックルへ、自分で組み立てた緑金コーディネイトのインチク75gを付け落としてみます。

すると、着底から1回目の巻き上げで、ギュルギュルギュルとドラグを鳴らし一気に持っていかれました。

大ダイか? いやワラサ君だね。

ところがやけに走る走る。最初のライン出しが80mくらいのはずなのに一発目で135mくらい出されました。

このシケ状態、この強い引きで、135mのラインが出され、PE0.8号に柔い紅牙ロッド・・・これは過酷なファイトになりそうです。

まずは最初の135mから根掛かりのようでなかなか上げられません。

底にひっついている? このままだと根ずれしてしまいますので、少し強引に上げていきます。当然、戻し戻されしながらです。

途中の苦労を省いて書くと、100m、80mといったように、段階段階の水深でしぶとく動かなくなります。

動かないときの穂先はグングンしているので間違いなく青物です。

これまでタイラバタックルで潮の速い日にワラサを何尾か上げていますが・・・明らかにその比ではありません。

また南西風もだいぶ強くなり、うねりも頭の高さくらいのがきます。。。

ロッドもタイラバロッドの中でもかなり柔らかいタイプですので、グンニャリしなり、この魚を上げるパワーがありません。

かといってドラグを緩めてやりたいようにさせると、簡単に30m~50mくらいは潜ってゆきます。

いつものように右手親指でスプールにブレーキを掛けながら急激な突っ込みの初期に抑え、ポンピングしてゆきます。

いつものマダイセッティングのドラグでは、指で押さえていないと、そのまま疲れなくどんどん潜っていくし、かといってドラグを締めるのは危険です。

風は風でも危険な南西風。予報ではどんどん強まる予報です。

果たして、このまま続けてもいいものか? 荒れた海の中、ボートは徐々に遠くへ押し流されます。

正直、かなり怖くなってきました。

この魚を掛ける前には、近くにいた漁船や乗合船は、全く見当たらなくなりましたので、おそらく退散したのでしょうか。

この軟竿とPE0.8では、5秒くらいで実質1~2mくらいしか上げられません。

ウネリがさらに高くなってきているのでかなり厳しいのですが、波の高いところまでロッドを上げて踏ん張り、戻されるのを指のスプール抑えで強弱コントロールしながらキュッキュッと2~3回で堪え、波が低くなったところで一気にラインを巻き上げるリズムをつかみました。それでも1波、だいたい1~2mです(笑)。

長くファイトを続けるに従い、予報どおり如実に波も風も強くなってきました。

魚は常にボートの真下に位置していて、ボートで近づけて巻く方法も全然効果ありませんし、波が高いときのファイト中の操船はけっこう危険です。

ここはラインを切るべきかもしれない。。。

葛藤しながらもファイトを続けてしまいます。

そして水深メーター30m、20m、根掛かりのように踏ん張られながらも、ようやく最初の135mから水面下16mまで上げてきました。

しかし、もらった! とは到底思えませんでした。

この16mで徹底的に上がってきません。1m上げると2~3m必ず戻されます。魚も最後の必死の抵抗です。

この水深にきて、何度も何度も何度も戻されます。

こいつはシケの力でオレを殺そうとしている、とまで想像しました。

これダメだ。まじで自分が死ぬ。。。

勝負を掛ける!

焦りでなく、必然です。

ここからさらに粘って弱らせるような悠長な時間がありません。

切れるのを覚悟で、親指に力を入れスプールを抑え、ガンガン力ずくで上げてみます。

そして、水深一桁を目前に、、、

プツン。

ぐぉおおおりゃああああ~~~と叫びました。

しかし落胆している暇はありません。即、退避し終了します。

昨年、葉山でも西伊豆でもワラサを上げたときはやはり同じようにシケ始めてきました。逆に言えば、食いが立つんでしょうね。いつか格が違う魚で、こんなことがあるとは想像してはいましたが。

おそらく今年ワラサやブリを上げたポイント近くということと、各水深での根掛かり感、水面16mで全く上に上がってこない重量感からブリだったかと思います。

まあ、こんな結末になりましたが、やはり敬愛するデカオニ様が癒してくれました。

大物土産がない分、大型クーラーを大水槽にして完璧に活かして持ち帰ることができました(笑)。ちなみに写真のペットボトルは2Lで、溶け始めたペットボトル氷です。
DSC_0230.JPG

【今日の釣果】
オニカサゴ 44cm-1.2kg
DSC_0232.JPG

青もんに切られたラインを見ると、リーダー結束部でなくPEの約10m内での切れでした。葉山のフグに甘噛みされていたか(笑)、まあそれだととうに切れてますよね。

とはいえ、タイラバで反応がないすぐその場でのインチク効果。補強したタックルでインチクで徹底的に攻めるというのが幸福への道のような気がしてきました。

最後に大事なこと。

今回はラインを切られてから、なんとか退避することができました。

しかしファイト中に、もう帰れなくなる状況になってしまうこともありえます。

大物を掛けたから仕方ない、で、自分が遭難してしまったら元も子もありませんし、お遊びで失敗し救援を求めるのも多方面に迷惑をかけとても情けないことです。

今回、バレてしまったのは、むしろよかったのかもしれません。

もし今度同じ状況に遭遇すれば、粘るより、切るほうを選択できるでしょう。


タグ:オニカサゴ

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