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なんとかエセ〇〇研究家の面目保ちました。西伊豆 2014/06/21 [ボート釣行記]

6月21日(土曜)に西伊豆B港出船で釣行しました。

まだまだ気温も高くなさそうなので、前日にC港にて車中泊。

前夜車中憩タイム。寝つけ酒は、もうワインではなくなっています(笑)。
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ランプがないと、暗い中、飲み食いしても旨くないからですね~。

朝3時に起床。気温も高くなく、まあまあ寝られたほうでしょうか。

朝5時に出船。

海はベタナギ。曇りで涼しく。最高の気分です。

南西風予報ですが、弱風なので大丈夫か? ただ午後から南西6m予報なので注意はしておきます。

B港はアオリ狙いのほうではありませんが、今年はこちらでキロオーバー釣っていますので、まずはアオリ狙いから。

あまりこちらでアオリ狙いをしていませんので、実績ポイントは少ないのですが、藻を中心に攻めてゆきます。

その中でも最も潮通しのよさそうなポイントを攻めます。

数投目で700gアオリGET。

水深が3~6mなので、シャロータイプのエギに交換。確か沈下速度は5秒/1mだったと思うので、それでカウントダウン。着底させてしまうと即藻掛かりします。

スロー沈下と軽いシャクリ誘いでエギ任せ。これで500gアオリGET。

その後、実績ポイントへ移動。

ノーマルエギに戻し、即アタリあり。

マルイカでした。

ここでも水深5m前後でシャロータイプのエギに交換。これでまたマルイカ。

その後、沈黙。1時間強でアオリは終了。

今日もマダイは集中しては狙わない予定です。マダイ鉄板ポイント90mへはいかず、50mまでの水深を中心として、タイラバ、インチク、スロージギングでの魚狙いです。ただキロ前後のマダイは刺身でペロッといきますので歓迎です。

タイラバは、スロージギングタックルでやってみます。スロジグロッドに水深カウンター付きベイトリール PE1.2&リーダー4号と少しゴッつくなっています。

ポイントは、またいくつか事前にネット海底地形図で新ポイントを見当つけGPSに新登録してあります。

まずは50mポイントでタイラバ。ここは一つテンヤで小さなマダイ実績があります。

2投目くらいでしょうか、強いアタリ。ガツガツッときました。乗るか? 乗らず。

ここは集中して誘い巻き。2度目のガツガツ後、即、底への反転乗りです。ドラグが唸ります。

その突っ込みで、大ダイを連想しましたが、それ以外はあまり抵抗なし。マダイではなさそう。

タイラバでマダイでないことが嬉しい今日この頃、ワクワクドキドキ(笑)

浮いてきたのは!おおおおっ!!! オオオオ~モン!

高級魚!オオモンハタ、45cmの大型でした!

これでエセ〇〇研究家=エセハタ研究家の面目保ちました!(笑)

今日はイカ土産もあるので、これで気分に余裕ができます。

気分よく新ポイント巡りです。

過去一度だけ訪れたことのある夢の新天地まで足を延ばしてみます。どこからも情報を聞いたことも見たこともありません。これが私の釣りの一番の楽しみ・面白みです。以前書いたよう、迂闊にジギング天国のポイントを聞いてしまいますと、もうそれで行く気が失せてしまいます。

しかし夢見た新天地ですが沈黙。ただ潮が動いていませんでしたので、まだまだ何とも言えません。海域開拓は失敗があるからこそ面白く!

大きな根の麓部分水深90mくらいで、タイラバを落としても沈黙。スロジグを落としてみます。

ロングフォール数回後、スローショートジャーク数回後に、フッとジグを咥えたような重みが乗ります。底から5~7mくらいでしょうか。

来ました!けっこうな重み。そしてグングングンと細かく突っ込んできます。

マダイではなさそう。ロッドがしなりけっこう引きます。何者?!

しかし、、、2~30m上げたところで軽くなる。。。

上げてみると、また。。。葉山に続き、アシストフックのリア側、今度は2本バッサリ切られていました。本当に何者なんだ?

実はリアフックに工夫していますのでリアのフックだけ齧ったというのは理解できますが、新品のフック2本をゴッソリ齧り取るとは。タチウオは何度か釣っていますので違うと思います。

その後、インチクやタイラバ、スロジグを交えながら元のポイントへ戻してゆきます。

11時くらいでしょうか、朝オオモンハタを釣った水深40mポイントに戻ってきました。

既にカップルが2馬力船ゴムボートでアンカリングしています。女性がキロ前後のマダイを上げていました。

この近くで魚探で探ると、マダイらしき反応があります。過去実績からもキロ前後の食べごろのマダイの群れでしょうか。食いたい一心です(笑)

タイラバを落としてみます。

着底2・3回目でしょうか、ゴツンゴツンと強いアタリ。誘い巻きを続けると再度、ゴツンゴツンとアタリ。朝のオオモンハタのようなアタリです。

竿が絞り込まれ乗った感覚。ここで少しドラグを鳴らせ走りますが、朝のオオモンハタのようないきなりの底への反転はありません。

最初のうち、キュキュキュキュとドラグを鳴らして突っ込みますが、まだ掛けられたのを気付いていないのか、その程度の引きです。しかしやはりマダイでしょう。

タイラバではアタリからの海底への反転でかかると言いますが、ラバーを追ってガツガツ齧っているときに唇の外側にかかることが多いです。竿が絞りこまれるのは巻き続けているからです。反転してくれれば今回のオオモンハタのようにいきなり突っ込んでくれることでしょう。

巻き掛けの場合は、特に頭振りを期待します。聞き合わせや巻き続けによりマダイが掛けられたのに気づき抵抗してきます。それにより2本目のフックがかかること、さらに1本目のフックがさらに食い込んでくれるからです。

タックルがスロジグタックルでのタイラバなので、いつもと少し感覚がずれますが、次第に、ドラグのキュキュキュキュが、キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュと突っ込みが凄くなってきました(笑)

いい型なのは間違いないが、いつもの水深より半分くらいなので魚の走りとともに、引き自体も強く感じるのでしょうか。

それでも巻いた分、それ以上に突っ込み走ってゆきます。

このポイントでは食べごろマダイのポイントという先入観があるので、自分が何をこんなにモタモタしているのかその時はよく理解できていません。

前述したようにスロジグタックルPE1.2&リーダー4号なので強気にいけますが、今度はフックを延ばされる切られる、あるいは魚の身切れという危険があるので、やはり慎重にいきます。

目印のカップルのボートからだいぶ流され、ようやく魚が浮いてきました。

白い魚体に、七色のケイムラ(笑)の縁取り。マダイです。

デカイ・・・。うっすらと魚体が見える段階で70UPは確信しました。

マダイは避けるといいながらも、、、最高に嬉しい瞬間です。。。

無事、ネットイン。

78cmオスマダイでした。

昼過ぎて、予報どおり南西風が少し強くなってきました。要注意ですが危険なほどではありません。しかし出航地の湾口近く限定にしておきます。

ここは気分的に余裕あるのでインチクを中心にします。

水深80mをインチク200g&ジギングスピニングリールタックルで攻めてみます。

しかし1回でギブアップ。インチクが重いということもありますが、スピニングだと引き重りがきついです(笑)  

低ギア比のベイトリールだと深場での回収はきついイメージがありますが、回数が増えても巻くのが軽くなるので、結果的にラクかもしれません。それに当然、誘い巻きでは低ギア比のほうが微妙なコントロールをしやすいですしね。

その後は、魚の反応・アタリがありません。

ラストはアオリで締めるか?

岸側に戻り、アオリ開始。潮目もできていながら全く反応なし。ダメ。

この浅場にいて、ふと、最近自分が一番やりたいことを思い出す。

ヒララバ(タイラバヒラメ)です。とくに浅場でのキャストタイラバです。

このキャストタイラバにはシマノから専用の投げ式炎月というものがあり、それを前から準備していて1~2回ほど使いましたがダメでした。

しかしそれでも描いたイメージとしては、タイラバ・インチク第一人者である佐々木洋三氏がこの投げ式炎月を磯場でキャストし、「なんと、いきなりヒラメがきちゃいましたよ~」とヒラメを上げたイメージです。


ただ、ある情報ではこの地域、産卵期のマゴチがメスと勘違いしてサカタザメを誘惑しているほどらしいので、私の中ではヒラメがマゴチのイメージに入れかわっています。

ジギングタックルに炎月投げ式を付け、

きゃあああ~すと~~~

サミングで着底確認。即巻き始めます。

するとすぐに、

来た! と、ゴツゴツときた感じがしたのですが・・・。

ここはアオリ狙いの岩礁帯。

根掛かりです。

ン?待てよ 強く引くと寄ってきます。藻ではこんなに重くないし。エイか?

さらに引っ張ると、ゴツゴツゴツと小さく引き込んできます。これでエイ消去!

根掛かり感がするほどですから、いい引きです。

この小さなゴツゴツゴツ感から、マゴチ、ヒラメ消去!

では何だろう?

先のインチク200gでドラグキツキツにしています。マズイなあ。

しかしドラグは、ファイト中締めるより緩めるほうがバラしやすくなります。PEも1.5号なので、このまま慎重にやりとり。

変わらず、根掛かり感&小さなゴツゴツゴツ感の引き。

なんとか上げてくると。。。

おおおお! マゴチだ! デカイ! 60cmUPです。

ネットに入れても恐ろしく暴れます。ボートに上げても跳ね上がって逃げてしまいそうです。

実は、私はエセハタ研究家でもあり、エセコチ研究家でもあります。

他人の釣りのブログで、釣ったワニ・イネゴチをマゴチと間違っていたり、イネゴチをワニゴチと言っていたりすると、知らない人でもつい訂正のコメントを書いてきました(笑)。もちろん気分を害さないよう「ワニ・イネゴチは最高に旨い魚です。おめでとうございます。」と付け加えたりします。

そういうエセコチ研究家の私でしたが、好調期のマゴチ乗合船でもボウズを食らったり、ワニ・イネゴチは釣っていても、実際にはマゴチを釣ったことも食べたこともありませんでした。。。

ようやくこのエセコチ研究家の私も、このデカマゴチで本物になれそうです(笑)

また葉山一色でもマゴチが好調らしいので、この炎月投げ式で狙う楽しみが増えてきました。もちろん佐々木洋三氏のようにヒラメも狙えることになります。

気をよくして第2投目です!

キター!また根掛かり感!!!

しかし、今度は本当の根掛かりでした。。。大切な炎月投げ式ロスト。。。悲しい。。。

だから今では何gだったかもう確認できません。色はオレンジゴールドでしたが。

砂地狙いならあまり根掛かりはないでしょう。

その後アオリをやるも無反応でしたので、これで終了。


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【今日の釣果】
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アオリ 2(700g、500g)  ※1杯はボート屋さんへお土産
マルイカ 2
オオモンハタ 1(45cm、1.4kg)
マダイ 1(78cm、4.5kg)
マゴチ 1(61cm、1.75kg)

マダイはオスで頭が大きいのに、長さの割には軽いです。白子もほぼなし。完全に産卵後の個体です。お味はどうか(笑) 一応刺身でも食べてみます。

さて、今回また西伊豆で悲しいことを聞きました。

前回、A港ボート屋で転覆事故があったと書きましたが、こちらB港でも、あるお客さんが浅瀬で暗岩にボートを引っかけ、ボート自体を一艘お釈迦にしたそうです。転覆はしなかったそうですが。

こちらのボート屋さんでは弁償を求めていないようで、そのため一艘だけになってしまいました。というか弁償しろよ。。。

葉山の長者ヶ崎もそうですが、西伊豆は暗岩が点在しています。あまり甘く見て浅瀬に寄ると危険です。

A港ボート屋の転覆事故の件も、同じ西伊豆なのでB港のボート屋ご主人も知っていて、どうやら波が高くなってきたときその波が引いたタイミングで暗岩に乗り上げた転覆事故のようです。

西伊豆ではあるポイントで本当によく座礁事故があるそうです。このポイントは初めて来たときやばそうだなと思ったところです。また今日の新ポイント探索でも、水深90mを探っているのに近くに岩が出ていたりします。

浅瀬でも深場でも、慣れれば慣れるほど慎重に。



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