梅雨ちゃうやろって、こんな日に西伊豆2連荘するか? 2014/06/07-08 [ボート釣行記]
梅雨入り宣言され、逆に春アオリもあと約1か月ということで、ここは一つアオリを1日集中しなければという考えでした。
もちろん釣れれば釣れたで嬉しいのですが、昔ほどのアオリ熱意がありません。そこで2連荘釣行にして1日アオリに集中すれば、2日目を他の釣りができると、西伊豆に決定。そしてアオリ狙いのほうのA港で出航です。
ただ最近は、西伊豆車中泊も苦痛になってきました。足を伸ばして寝られるデカい車ながら狭い中で寝てると、古傷の右肩が何かちょっとした姿勢で痛みだし起きてしまいますし、そろそろ気温も暑くなってきました。
そこでもしかすると今後、西伊豆の車中泊は止め、遅いチェックインと早朝チェックアウトのできる安いリゾートホテルを利用するかもしれません。今回は前日はC港での車中泊、1日目が終わった夜はホテル泊にしました。
前日の天気予報では豪雨、大雨注意報って!これ梅雨じゃあないだろ!!!
風予報も終日北東10m前後。ただ西伊豆A港のアオリ狙いは湾内ですから大丈夫でしょう。ボート屋さんも大丈夫とのこと。
往きの道中では雨がかなり降っていたので流石に気分がブルーになります。何もこんな悪天候でわざわざ西伊豆遠征する必要があったのか。。。迷いと後悔がどんどん湧き出てきましたが、いけません。西伊豆道中は瞑想タイムです。釣れようが釣れまいが、この道中瞑想に一番の意味があるのです。
後で知ったのですが通り道の箱根では記録的な大雨だったそうで。
この日はC港で車中泊し、朝起きたとき、そして出港地のA港に着いたときも、小雨で完全な凪。
流石、西伊豆、やっぱりね、来たかいあり!
ところが、、、ボートを出す直前から急に北東・ナライ風が予報通り、明らかに10m以上吹き始めました。。。
北東風で大きな波は抑えられるものの、強風、また周波の短い鋭い小さい波が立っています。どうも速めの上り潮だったこともあり、潮と風がぶつかって三角波でザブザブになったそうです。
雨も豪雨ではないですが、けっこう降ってきました。寒いし。。。
湾内だけのつもりでも、ボート乗り場の近くしか出せる状況ではありません。それでも手漕ぎボートが出ているのがおもしろいところです(笑)。
この状況ではボートを流しながらでのアオリ狙いは全くできませんので、ブイなど人工物に固定してアオリ狙いを始めます。地元のボート屋はそれもOKになっています。
しかし、、、キャストすればラインが風で煽られ、エギがとんでもない方向に流される上、当然、アタリ取りもかなり厳しい状況です。
何度も帽子を飛ばされる強さです。風止めクリップがありますので飛んではいきませんが、前に聞いた転覆したお客さんの話を思い出します。そうは絶対なりたくはありません。
それでもダメ元で1日継続。全く反応なし。アタリが分からずの齧りもなし。
完ボウ長官でした。
正確にいえば、少しやったスロジグで、でかいアシストフックに小さいネンブツダイ1匹掛けてます(笑)ほんとうに南無妙法蓮華経でした。
その夜は、ホテル泊まりなので身体を休められます。
オーシャンビューの部屋です!
実はこのホテルのある町は、昔いい思い出があり懐かしく。そうでなくても何か落ちつく町です。
夕方5時くらいにホテルの温泉に入ると、一人だけでのびのび。
ようやく誰か一人入ってきました。と、この人、入口のドアから湯船へ一直線。おいおい最初に体を洗えよ。。。
腹もでかい男です。この輩、デブながら肩のあたりの筋肉は格闘家風。そしてなにやら、時々自分の体をピシッピシッと叩く。おそらく学生相撲か知らないが、元相撲取りですな(笑)。
その夜は、AKBの総選挙を見ながら9時に就寝。今回、事件に見舞われながらよく頑張った! まあこれだけの一大イベントは主催者もなかなか中止にはできないでしょうけど。会場は雨だったんでしょうか? 政治のほうの選挙もこれくらいの熱意で参加しようね。
2日目のボート代は既に払っているので、朝は何時でも勝手に出ていいとのこと。
よし! 朝マズメ狙いだ。とはいいながらこれまで朝一で釣れた経験はあまりなく。しかしよく考えると、朝マズメとはもっと早い時間のことかもしれない。今回はいい機会で、薄明かりのうちから釣りしてみようと朝4時出船を目論む。
起床は2時15分。
ボートの準備を完了し予定どおり4時に出航できました。
海は凪ているし薄明りで雰囲気ありありです。夜行性のアオリならけっこういけそう!
風もないので非常にやりやすい。気分もいいです♪
ところが、、、全然反応なし。ダメ(笑)
本来、2日目はアオリではなく魚釣り予定にしており、また日曜日なので、朝10時には上がる予定です。
潮が全然動いていない状態だったので、もう少しやらなければなんとも言えませんが、アオリは1時間弱で見切ります。
その後、タイラバ&スロージギングスタートです。
早上がり予定なので、かなり広範囲にある私のマダイ実績ポイントの中でも、一番実績のポイントへ向けます。ここは、以前書いたように事前にネットの海底地形図でポイント立てしたところです。アオリ狙いのA港ですがこのマダイポイントへはB港より近いのです。
その途中、魚探反応で出る群れにスロジグで合わせてみます。群れはイワシだけではないのですが、イワシも水面でモジる程度で平和そうです。これもダメ。
地元の漁師さんたちは、最近はイサキがいいらしく、沖合に船団を作っており、こちらの近くにはあまりいません。
浅い水深でスロジグ、タイラバも落してみますが、全然反応なし。
途中道草釣りをしてましたので(笑)、ようやく目的地の実績ポイントについたのが6時45分くらいでしょうか。
タイラバを落としてみます。魚探反応には何も魚反応は映っていませんが、改めてみると近辺とは底質が違うのは読めます。
すると、誘い巻きでゴツンと1回か2回程度のアタリがあります。マダイはこの水深90mにいるのがわかりますが、タイラバを追ってくるほどの活性はありません。
という状況でこのポイントから2~300mほど流されたところで、ようやく乗りました。
まあまあの手応えです。ところがやはり食いが浅いのか、しばらくしてバレました。。。
またこの登録ポイントにピンポイントで戻します。
やはり来るときにはフォールのときからアタリがあることが多いようです。これはラインがまだなじんでないときに引っ掛かる感じと似ていますが、何投か落としていればラインもなじみ違いがわかります。できれば事前に自宅メンテで一度巻き直しておくと最初からしっかりアタリがとれるということになります。
フォールのアタリを感じたらその水深だけは記憶しておき、一度着底から巻き上げるときにそこに集中します。あるいは着底させなくても少し落としてから巻き上げてもいいでしょう。
このフォールでアタリがあった誘い巻上で、コツコツコツコツから竿が絞り込まれました。
これで50cmマダイが上がりました。
再度、同じスタート場所から流しなおすと、即、ゴツゴツ、しかし掛からない、数メートルまで断続的なゴツゴツ当たり、少々上にあげたところで竿が絞りこまれました。こちらも53cmマダイでした。
このマダイをボートに上げたときにライントラブル。もつれによる結び目が大きくできてしまったのでラインカット。
いつも私はPEをビミニツイストを結び、それにリーダーをセイカイノットで結んでいます。信頼ある結び方でしたが、この方法だと2回結ばなけれななりません。そこでYouTubeで見て少し練習しておいたこの方法を、船上で試してみました。
ラインを結び直し、また同じ場所から流し直したところ、着底から巻上で即ゴツンと1回来て、さらにゴツゴツからロッドを引き込まれると同時に、ドラグを唸らせてきました。
こちらは64cmマダイでした。
入れ食いか・・・。もういいです(笑) 鉄板ポイントで、時合が重なれば誰でもこうなるでしょう。
初本番の新ノットのほうもこれで信頼できるようになりました。これだと1回の結びだけでいけます。
この時点で7時30分。これで予定通り早上りできそうです。
晴れていたので景観もよく、それを楽しみながらタイラバができる、電動置き竿タイラバもやってみましたが今日は不発でした。
戻りながら浅場ポイントや魚探反応を見ながら、キャストスロジグやタイラバを落としますが、まったく反応なし。
湾内に戻り、再度アオリの様子も見ますが、全く反応なし。
予定どおり10時に終了。
私のエア抜き術もかなり進歩しました。水深100m弱から上げても、帰りまでこのとおり逆さにならず元気に泳いでます。
【2連荘釣果】
1日目 完ボウ長官あらためネンブツ1
2日目 マダイ3 (64cm-2.8kg、54cm、50cm)
帰りは、時間の読める東名で帰りました。今では伊豆縦貫道もあるので日曜日ながら西伊豆から横浜自宅まで2時間45分で帰ることができました。そのため西伊豆ながら当日の夕食に間に合いました。
真子も白子もだいぶ小さくなっていましたが、当日の刺身でも旨さは変わらず。
マダイも60cmを超えると少し身がダレてきますが、これも家の素人曰くトロマダイだねと(笑)。50cm級は歯ごたえ、旨みは申し分なし。変わらずかなり美味いです。
これから毎日でも順次寝かした身を食べていくのも楽しみです。1尾はいつも大喜びしてくれる近所に全て捌いて一式進呈。
もちろん釣れれば釣れたで嬉しいのですが、昔ほどのアオリ熱意がありません。そこで2連荘釣行にして1日アオリに集中すれば、2日目を他の釣りができると、西伊豆に決定。そしてアオリ狙いのほうのA港で出航です。
ただ最近は、西伊豆車中泊も苦痛になってきました。足を伸ばして寝られるデカい車ながら狭い中で寝てると、古傷の右肩が何かちょっとした姿勢で痛みだし起きてしまいますし、そろそろ気温も暑くなってきました。
そこでもしかすると今後、西伊豆の車中泊は止め、遅いチェックインと早朝チェックアウトのできる安いリゾートホテルを利用するかもしれません。今回は前日はC港での車中泊、1日目が終わった夜はホテル泊にしました。
前日の天気予報では豪雨、大雨注意報って!これ梅雨じゃあないだろ!!!
風予報も終日北東10m前後。ただ西伊豆A港のアオリ狙いは湾内ですから大丈夫でしょう。ボート屋さんも大丈夫とのこと。
往きの道中では雨がかなり降っていたので流石に気分がブルーになります。何もこんな悪天候でわざわざ西伊豆遠征する必要があったのか。。。迷いと後悔がどんどん湧き出てきましたが、いけません。西伊豆道中は瞑想タイムです。釣れようが釣れまいが、この道中瞑想に一番の意味があるのです。
後で知ったのですが通り道の箱根では記録的な大雨だったそうで。
この日はC港で車中泊し、朝起きたとき、そして出港地のA港に着いたときも、小雨で完全な凪。
流石、西伊豆、やっぱりね、来たかいあり!
ところが、、、ボートを出す直前から急に北東・ナライ風が予報通り、明らかに10m以上吹き始めました。。。
北東風で大きな波は抑えられるものの、強風、また周波の短い鋭い小さい波が立っています。どうも速めの上り潮だったこともあり、潮と風がぶつかって三角波でザブザブになったそうです。
雨も豪雨ではないですが、けっこう降ってきました。寒いし。。。
湾内だけのつもりでも、ボート乗り場の近くしか出せる状況ではありません。それでも手漕ぎボートが出ているのがおもしろいところです(笑)。
この状況ではボートを流しながらでのアオリ狙いは全くできませんので、ブイなど人工物に固定してアオリ狙いを始めます。地元のボート屋はそれもOKになっています。
しかし、、、キャストすればラインが風で煽られ、エギがとんでもない方向に流される上、当然、アタリ取りもかなり厳しい状況です。
何度も帽子を飛ばされる強さです。風止めクリップがありますので飛んではいきませんが、前に聞いた転覆したお客さんの話を思い出します。そうは絶対なりたくはありません。
それでもダメ元で1日継続。全く反応なし。アタリが分からずの齧りもなし。
完ボウ長官でした。
正確にいえば、少しやったスロジグで、でかいアシストフックに小さいネンブツダイ1匹掛けてます(笑)ほんとうに南無妙法蓮華経でした。
その夜は、ホテル泊まりなので身体を休められます。
オーシャンビューの部屋です!
実はこのホテルのある町は、昔いい思い出があり懐かしく。そうでなくても何か落ちつく町です。
夕方5時くらいにホテルの温泉に入ると、一人だけでのびのび。
ようやく誰か一人入ってきました。と、この人、入口のドアから湯船へ一直線。おいおい最初に体を洗えよ。。。
腹もでかい男です。この輩、デブながら肩のあたりの筋肉は格闘家風。そしてなにやら、時々自分の体をピシッピシッと叩く。おそらく学生相撲か知らないが、元相撲取りですな(笑)。
その夜は、AKBの総選挙を見ながら9時に就寝。今回、事件に見舞われながらよく頑張った! まあこれだけの一大イベントは主催者もなかなか中止にはできないでしょうけど。会場は雨だったんでしょうか? 政治のほうの選挙もこれくらいの熱意で参加しようね。
2日目のボート代は既に払っているので、朝は何時でも勝手に出ていいとのこと。
よし! 朝マズメ狙いだ。とはいいながらこれまで朝一で釣れた経験はあまりなく。しかしよく考えると、朝マズメとはもっと早い時間のことかもしれない。今回はいい機会で、薄明かりのうちから釣りしてみようと朝4時出船を目論む。
起床は2時15分。
ボートの準備を完了し予定どおり4時に出航できました。
海は凪ているし薄明りで雰囲気ありありです。夜行性のアオリならけっこういけそう!
風もないので非常にやりやすい。気分もいいです♪
ところが、、、全然反応なし。ダメ(笑)
本来、2日目はアオリではなく魚釣り予定にしており、また日曜日なので、朝10時には上がる予定です。
潮が全然動いていない状態だったので、もう少しやらなければなんとも言えませんが、アオリは1時間弱で見切ります。
その後、タイラバ&スロージギングスタートです。
早上がり予定なので、かなり広範囲にある私のマダイ実績ポイントの中でも、一番実績のポイントへ向けます。ここは、以前書いたように事前にネットの海底地形図でポイント立てしたところです。アオリ狙いのA港ですがこのマダイポイントへはB港より近いのです。
その途中、魚探反応で出る群れにスロジグで合わせてみます。群れはイワシだけではないのですが、イワシも水面でモジる程度で平和そうです。これもダメ。
地元の漁師さんたちは、最近はイサキがいいらしく、沖合に船団を作っており、こちらの近くにはあまりいません。
浅い水深でスロジグ、タイラバも落してみますが、全然反応なし。
途中道草釣りをしてましたので(笑)、ようやく目的地の実績ポイントについたのが6時45分くらいでしょうか。
タイラバを落としてみます。魚探反応には何も魚反応は映っていませんが、改めてみると近辺とは底質が違うのは読めます。
すると、誘い巻きでゴツンと1回か2回程度のアタリがあります。マダイはこの水深90mにいるのがわかりますが、タイラバを追ってくるほどの活性はありません。
という状況でこのポイントから2~300mほど流されたところで、ようやく乗りました。
まあまあの手応えです。ところがやはり食いが浅いのか、しばらくしてバレました。。。
またこの登録ポイントにピンポイントで戻します。
やはり来るときにはフォールのときからアタリがあることが多いようです。これはラインがまだなじんでないときに引っ掛かる感じと似ていますが、何投か落としていればラインもなじみ違いがわかります。できれば事前に自宅メンテで一度巻き直しておくと最初からしっかりアタリがとれるということになります。
フォールのアタリを感じたらその水深だけは記憶しておき、一度着底から巻き上げるときにそこに集中します。あるいは着底させなくても少し落としてから巻き上げてもいいでしょう。
このフォールでアタリがあった誘い巻上で、コツコツコツコツから竿が絞り込まれました。
これで50cmマダイが上がりました。
再度、同じスタート場所から流しなおすと、即、ゴツゴツ、しかし掛からない、数メートルまで断続的なゴツゴツ当たり、少々上にあげたところで竿が絞りこまれました。こちらも53cmマダイでした。
このマダイをボートに上げたときにライントラブル。もつれによる結び目が大きくできてしまったのでラインカット。
いつも私はPEをビミニツイストを結び、それにリーダーをセイカイノットで結んでいます。信頼ある結び方でしたが、この方法だと2回結ばなけれななりません。そこでYouTubeで見て少し練習しておいたこの方法を、船上で試してみました。
ラインを結び直し、また同じ場所から流し直したところ、着底から巻上で即ゴツンと1回来て、さらにゴツゴツからロッドを引き込まれると同時に、ドラグを唸らせてきました。
こちらは64cmマダイでした。
入れ食いか・・・。もういいです(笑) 鉄板ポイントで、時合が重なれば誰でもこうなるでしょう。
初本番の新ノットのほうもこれで信頼できるようになりました。これだと1回の結びだけでいけます。
この時点で7時30分。これで予定通り早上りできそうです。
晴れていたので景観もよく、それを楽しみながらタイラバができる、電動置き竿タイラバもやってみましたが今日は不発でした。
戻りながら浅場ポイントや魚探反応を見ながら、キャストスロジグやタイラバを落としますが、まったく反応なし。
湾内に戻り、再度アオリの様子も見ますが、全く反応なし。
予定どおり10時に終了。
私のエア抜き術もかなり進歩しました。水深100m弱から上げても、帰りまでこのとおり逆さにならず元気に泳いでます。
【2連荘釣果】
1日目 完ボウ長官あらためネンブツ1
2日目 マダイ3 (64cm-2.8kg、54cm、50cm)
帰りは、時間の読める東名で帰りました。今では伊豆縦貫道もあるので日曜日ながら西伊豆から横浜自宅まで2時間45分で帰ることができました。そのため西伊豆ながら当日の夕食に間に合いました。
真子も白子もだいぶ小さくなっていましたが、当日の刺身でも旨さは変わらず。
マダイも60cmを超えると少し身がダレてきますが、これも家の素人曰くトロマダイだねと(笑)。50cm級は歯ごたえ、旨みは申し分なし。変わらずかなり美味いです。
これから毎日でも順次寝かした身を食べていくのも楽しみです。1尾はいつも大喜びしてくれる近所に全て捌いて一式進呈。
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