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タイラバVSスロジグVSインチク喧嘩両成敗・葉山 2014/06/15 [ボート釣行記]

天気予報から、土曜日は西伊豆も葉山も風強く、西伊豆は日曜日も西風気配。

15日(日)、葉山・大海荘での出船を決定しました。

狙いは、サバ祭りが始まっているので、サバの土産確保と、スロージギングタックルでの本格れんしゅうです。

あともちろんタイラバも。しかし、、、流石に、マダイがまだ残っています。。。

ここのところ和・洋料理でマダイを堪能し、毎日おいしく食べてきましたが、それでも味噌漬けやら、お頭などがストックオーバー。

タイラバをやるにしてもマダイが釣れないように(笑)、イワシイミテイトのホロネクタイで、ヒラメ狙いとします。とはいえ、数年前、タイラバで2回目に釣ったマダイは、ピンク・シルバーヘッドのホロネクタイでしたが(笑) 

この日の予報では、前日同様、昼前から南風が上がる予報なので、午前上がりを予定しておきます。


6時前に出船です。

朝一はいつものようにアオリの様子見から開始です。風なくノーマルエギでいけるいいコンディションです。

実績ポイントを数カ所巡り、30分後くらいでしょうか、気配あり!

軽くしゃくってステイ。するとクン・グ~ンと強く穂先が入りました! 反射的に合わせるも、乗りません。。。

再度同じポイントへキャスト。数回シャクリ、ボートの近くまで寄り約45度の角度でステイ。

ラインを張っても、ボートが流れていませんので、エギが手前に寄りながらのフォール状態です。

再度、クン・グ~ンときました! けっこう強烈に持っていきましたが、乗らず。手先だけ出しているような感じでしょうか。普通なら向こう合わせで乗るアタリです。

その2回以降はまったく反応なくなりますが、感触としてはいい感じです。継続するかどうか迷います。

アオリの食い気は、潮どまり時間を目安にする時間帯以外に、その中間くらいでも本当の時合があることが多い気がしますが、午前に南西予報なので、アオリは1時間弱でストップ。

サバの土産確保と、スロジグ、ヒララバ(ヒラメ狙いのタイラバ)へ向かいます。

しかし南西風予報なので、少し遠い魚のベストポイントへは慎重を期して控えます。

水深30mくらいですぐにイワシの大群。

まずはスロジグでチャレンジです。やはりスロジグ専用ロッドは、ライトジギングロッドよりそれらしくしゃくれます。

最初は反応なくてもOK、ロングフォールを取り混ぜ、少し粘っていると、ロッドがひん曲がりました!

根掛かりのようなかなりゴツい感触です。しかし数秒で軽くなりました。。。

上げてみると、フックの1本が切られていました。

後からよく見てみると、フックのチモトを横から噛んだような、マダイ風の歯型がチモトカバーについていました。しかしマダイだとするとそれほどデカい歯型ではなく、あの根掛かり感ほどはしないと思います。

せっかくこれだけのイワシがいるので、落とし込みサビキを用意して落としてみます。すぐにコツコツと何匹かかかりそのまま待つ一方で、スロージギングを続けます。

スロジグでアタリあり。しかし異様に軽い。上げてみると、アシストフックに子サバのダブル。それが何回も続きます。ジグ本体というよりは、光るフックに食いついている感じです。ちゃんと口にかかっていましたから。

嫌な予感がします。落とし込みサビキのほうもイワシではなく子サバが食いついているのか?そうすると仕掛けは?

上げてみますと、案の定小サバで、仕掛けはグチャグチャ。はい、これで落とし込みサビキは終了です。というかオモリが軽すぎたかもしれません。

その後、スロジグで、落としたり巻き上げるだけで、サバが入れ食いになるようになります。スローもハイも関係なし(笑)

とはいえ、サバがデカイのでそんなに数は土産に要りません。

また身にアニサキスがいる個体もいるので、鮮度を保つために早めに捌いて、日に照らして、アニーがいないかの確認時間のほうが、釣りしている時間以上に長く。 ある意味、サバの土産も戦々恐々です。こんなんでしめ鯖が食えるのだろうか(笑)

腹を捌いてみると、やはりアニサキスがいます。

どうするか。。。しかし、どうするか、こうするかもなく捌いた以上は持ち帰りです(笑) それでも1匹海に捨ててしまいました。自分ながら、なんでそういうことするかな・・・と。

そのうちに沖合に鳥山発見。その時点で捌いてクーラーにキープしたサバは5匹でしたから、もううちの土産ではMAX状態。それでも一応攻めてみます。

大した鳥山でもなく、ジグをキャストしても何も食いません。他のボートも釣れていないようです。ならここでその下の魚を狙うべく、インチクを投入。着底させ、巻いてくると、ガツンときました。

けっこうな引きですが泳いでいますので青物です。上げてみると50cmくらいの大サバでした。サバは本当にこれでラストキープとします。

そろそろ南西風警戒をして出航地の長者沖に戻しておきます。この長者沖は、やはり地形の延長か、いい底質があるところがあります。

今日は、スロジグタックルでインチクもシャクってみます。やはりインチクもいつものようなスピニングリールだと感覚がよくない気がします。6kgマダイはベイトリールでのインチクでした。

このベイトでのインチクで一度ガツンガツンとアタリがあり。しかし乗りませんでした。

この近くのポイントで以前、ヒラメを釣ったことがあるので、ここでヒララバに変更して落としてみます。

すると何投目かで、強烈にガツガツガツガツと来ました。

マダイでこのアタリならずっと追ってくるはずなのですが、この魚はそれで終わり。

上げてみると、ホロネクタイにナイフのような傷跡が何カ所かありました。ヒラメか?

何か近づいた気がしますが、あまり追ってこないので、即、ガツンとフックまで齧ってくれないと掛けられそうもありません。

そのあとも、このヒララバでアタリあり。しかし掛からず。でもこの反応なら1日通しでやる気にもなってきます。

ヒララバでアタリがなくなったあと、その場でまたスロジグを落としてみると、子サバのダブルだの、トラギスだの釣れます(笑)

その後、予報通り南西風が上がり海もバタバタしてきました。 隣のボート屋さんも早上がりしています。こちらも退散。

帰り道、浅場のエギングでマルイカ1杯で終了。

スロジグVSヒララバ(タイラバ)VSインチクの勝負、引き分けです(笑) その御成敗は「貧果」にて、喧嘩両成敗となりました。

【今日の釣果】
サバ 6匹(40~50cm)
マルイカ 1

その他:クラカゲトラギス、小サバなど

今後、キャストジギングタックルは表層や、いつ起こるか分からないナブラ撃ちのために必須だとして、今回喧嘩両成敗のタイラバかスロジグなのか、またはインチクなのか迷うところです。

スロジグは専用ロッドでだいぶやりやすくなりましたが、タイラバのほうが断然ラクです。またスロジグタックルでのインチクも釣れる気がしてきました。なによりインチクではこれまで大ダイにブリの実績もあります。

久しぶりにサバの美味い土産と、今後の釣りでの楽しみにもなった釣行でした。

サバは3枚におろした後も、しっかりアニーを確認して砂糖締めのしめ鯖にしました。やはり最高です。また塩サバが単純ながらかなりうまかったのでまた楽しみです。特にサバは近所で期待している人も何人かいるのでその分も釣ってあげられたらと思いますが、、、人にあげるぶんアニーが心配です。

とにもかくも今週1週間がんばっておいしく食べて、次回ハングリー度を大いに高めたいと思います。




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