タイラバ戦士誕生 葉山大海荘 2014/07/28 [ボート釣行記]
7月26日(土)に葉山大海荘さんから出船しました。
今回は高校生の甥が同船しました。
彼は小学校時代に乗合船、葉山森戸の手漕ぎボート、西伊豆戸田の係留船などに連れていったことがありますが、ラストは4年前、まだ小学生の時に葉山大海荘のボートに乗せてショゴカンパチ3とワカシ1を一荷で上げたのが最後でした。
彼はとても釣りに行きたかったのですが、なにより勉強に部活に忙しく、また、たまに行けるチャンスも時化でオジャンになったりと、あっという間に4年が経ってしまいました。
だから今回、本当に楽しみにしていて期待度MAXです。
その無垢な期待を裏切るようでは、船長いや・・・人生失格です。
そこで期待を裏切らない小心プランをと(笑)
1.甥はサビキショットガンでカマス、私はキャストタイラバorジギング。
2.甥はタイラバ、私は一つテンヤ
3.ラストはおいしいカサゴ釣りでまったりと。スーパーでいい小アジ餌も入手しました。
これで間違いなし!
できれば2.でマダイを上げさせましょう。
朝6時少し前に出船です。
甥にはサビキショットガンをやらせます。私はキャストタイラバ、ナブラでキャストジギング。
甥のほうには、ネンブツ、小ムツ、小サバやらウルメが掛かりますが、カマスは沈黙。
私のほうは全く沈黙。どうもナブラもシラスを食っているようで小さなジグにも反応しません。
そうこうしていると一面にガスが掛かってきてどちらが岸だか沖だか全くわからない状態になってきました。
まあGPSナビがあるのでいつでも帰港できるのですが、カマスのポイントを登録しているわけではないので、岸が見えないのは釣りには厳しく。
キャストタイラバで、時折グンと抑えるアタリが出ますがそれまで。何もかかりません。
甥のほうは、23cm級のメバルを2匹ダブルで上げました。
この日の予報では午前中から南西風が吹いてくるようなので、時合もあるしできるだけ早めにタイラバに切りかえたいところです。
GPSナビで沖合のマダイポイントまではいけるのですが、このガスで沖合だと、別の大型船にぶつけられる可能性もあり、今回、私だけでないので万全を期して浅場で堪えます。
しばらく甥はサビキショットガンで、相変わらず小ムツ、小サバやらウルメが掛かりますが私はダメ。
ようやくガスが抜けたのは9時頃。
甥にタイラバタックルを持たせ、私は一つテンヤで挑みます。
ポイントはやはり南西風予報なので近場の水深50mで留めます。
魚の反応悪し。。。
一つテンヤですらあまりアタリがありません。なんとかソコイトヨリ2匹。。。
すると甥のタイラバにアタリがでます。
見てるだけでもガツンガツン来ています。
「よ~し、そのままそのまま、巻け巻け」
甥は落ち着いて巻き続けています。アタリもガツンガツンと続きます。
そして穂先がグ~ンと海面に突っ込みました。見た目も明らかに乗った感じです。
「よしっ、巻け巻け巻け!」と外野が一番興奮してます。
この興奮アドバイスが悪かったか、、、
フワ~~と穂先が戻りました。。。
これはまずマダイだったでしょう。
甥が言うには掛かったと思ったので巻きを止めたのではなく速めたそう。
やはりこの一番緊張した状況での外野のアドバイスが悪かったようです。
その後も、甥のタイラバに2度ほどいいアタリがありましたが掛からず。こちらはマダイかどうかは定かではありませんでした。
予報が南西風ではやはりマダイ実績ポイント巡りは危険です。
そうこうしていると予報どおり南西風気配があり、万全を期し長者沖の20~30m前後に戻します。
そこで甥に「カサゴでもどうだい?」と聞くと、「いや俺は大物が釣りたい」とタイラバを放しません。
なかなか骨があるじゃあねえか! こっちはクラゲみてえだけどよ。。。
それでしばらく最後までタイラバをやらせましたが、どんどん波が高くなってきて、一色の手漕ぎボートのお迎えが血相を変えたような速度で手漕ぎボート集団を迎えにきています。
これはまずい。
12時前、断念です。
いつものように少し浅場に移してボート内の整理をしていましたが、のんびりしている場合じゃないほどの急激な荒れ具合。
波を見ながら慎重に退却です。
あああぁぁぁ、大いなる期待に応えられず、、、船長いや人生失格です。
こんな無念はありません。
【今日の釣果】
(甥)
メバル 2(23cm)
ウルメイワシ 5
小サバ 5
小ムツ 3
ネンブツ
(私)
ソコイトヨリ 2 ・・・釣り人失格
今回は高校生の甥が同船しました。
彼は小学校時代に乗合船、葉山森戸の手漕ぎボート、西伊豆戸田の係留船などに連れていったことがありますが、ラストは4年前、まだ小学生の時に葉山大海荘のボートに乗せてショゴカンパチ3とワカシ1を一荷で上げたのが最後でした。
彼はとても釣りに行きたかったのですが、なにより勉強に部活に忙しく、また、たまに行けるチャンスも時化でオジャンになったりと、あっという間に4年が経ってしまいました。
だから今回、本当に楽しみにしていて期待度MAXです。
その無垢な期待を裏切るようでは、船長いや・・・人生失格です。
そこで期待を裏切らない小心プランをと(笑)
1.甥はサビキショットガンでカマス、私はキャストタイラバorジギング。
2.甥はタイラバ、私は一つテンヤ
3.ラストはおいしいカサゴ釣りでまったりと。スーパーでいい小アジ餌も入手しました。
これで間違いなし!
できれば2.でマダイを上げさせましょう。
朝6時少し前に出船です。
甥にはサビキショットガンをやらせます。私はキャストタイラバ、ナブラでキャストジギング。
甥のほうには、ネンブツ、小ムツ、小サバやらウルメが掛かりますが、カマスは沈黙。
私のほうは全く沈黙。どうもナブラもシラスを食っているようで小さなジグにも反応しません。
そうこうしていると一面にガスが掛かってきてどちらが岸だか沖だか全くわからない状態になってきました。
まあGPSナビがあるのでいつでも帰港できるのですが、カマスのポイントを登録しているわけではないので、岸が見えないのは釣りには厳しく。
キャストタイラバで、時折グンと抑えるアタリが出ますがそれまで。何もかかりません。
甥のほうは、23cm級のメバルを2匹ダブルで上げました。
この日の予報では午前中から南西風が吹いてくるようなので、時合もあるしできるだけ早めにタイラバに切りかえたいところです。
GPSナビで沖合のマダイポイントまではいけるのですが、このガスで沖合だと、別の大型船にぶつけられる可能性もあり、今回、私だけでないので万全を期して浅場で堪えます。
しばらく甥はサビキショットガンで、相変わらず小ムツ、小サバやらウルメが掛かりますが私はダメ。
ようやくガスが抜けたのは9時頃。
甥にタイラバタックルを持たせ、私は一つテンヤで挑みます。
ポイントはやはり南西風予報なので近場の水深50mで留めます。
魚の反応悪し。。。
一つテンヤですらあまりアタリがありません。なんとかソコイトヨリ2匹。。。
すると甥のタイラバにアタリがでます。
見てるだけでもガツンガツン来ています。
「よ~し、そのままそのまま、巻け巻け」
甥は落ち着いて巻き続けています。アタリもガツンガツンと続きます。
そして穂先がグ~ンと海面に突っ込みました。見た目も明らかに乗った感じです。
「よしっ、巻け巻け巻け!」と外野が一番興奮してます。
この興奮アドバイスが悪かったか、、、
フワ~~と穂先が戻りました。。。
これはまずマダイだったでしょう。
甥が言うには掛かったと思ったので巻きを止めたのではなく速めたそう。
やはりこの一番緊張した状況での外野のアドバイスが悪かったようです。
その後も、甥のタイラバに2度ほどいいアタリがありましたが掛からず。こちらはマダイかどうかは定かではありませんでした。
予報が南西風ではやはりマダイ実績ポイント巡りは危険です。
そうこうしていると予報どおり南西風気配があり、万全を期し長者沖の20~30m前後に戻します。
そこで甥に「カサゴでもどうだい?」と聞くと、「いや俺は大物が釣りたい」とタイラバを放しません。
なかなか骨があるじゃあねえか! こっちはクラゲみてえだけどよ。。。
それでしばらく最後までタイラバをやらせましたが、どんどん波が高くなってきて、一色の手漕ぎボートのお迎えが血相を変えたような速度で手漕ぎボート集団を迎えにきています。
これはまずい。
12時前、断念です。
いつものように少し浅場に移してボート内の整理をしていましたが、のんびりしている場合じゃないほどの急激な荒れ具合。
波を見ながら慎重に退却です。
あああぁぁぁ、大いなる期待に応えられず、、、船長いや人生失格です。
こんな無念はありません。
【今日の釣果】
(甥)
メバル 2(23cm)
ウルメイワシ 5
小サバ 5
小ムツ 3
ネンブツ
(私)
ソコイトヨリ 2 ・・・釣り人失格
タイラバで集中力鍛錬 葉山大海荘 2014/07/13 [ボート釣行記]
以前、西伊豆A港のボート屋の大旦那―長年漁師をやり世界の海を回った人―にこう言われました。
「あんたら素人は1日でいろいろやるでしょう、漁師は一つに専念するから結果が違うんだ。」と。
まあ素人の釣りは楽しむのが目的だから、いろいろやって楽しむのはそれはそれで本筋だと思います。
ただ、これがダメだからアレをやろう的な思考・行動癖は、普段の生活、仕事の姿勢に大いに影響してきます、逆も然り、と思います。
最も楽しんでいる趣味だからこそ、それが思考癖になり行動癖になり、はたまた「心が折れる」癖になるかもしれません。
やはり何事も集中力。
虫眼鏡で太陽光を集めると紙が燃え上がるような集中力です。
今回釣行は、台風明けの12日(土)に西伊豆B港の釣行予定でしたが、どうもかなり波が残りそうなので、13日(日)に変更して、葉山大海荘さんから出船しました。
予定は、
・アオリ調査(エギ調査)
・浅場ジギング-カマス狙い
・タイラバ
んんん・・・集中できてませんね~。
朝一のアオリのエギ調査は、4.5号の大型エギと、前回使い忘れた黒系エギの試行でしたが、早々に4.5号エギを根掛かりでロスト、ラインブレイクで終了(笑)。
まあこの日のアオリ船はとうとう船中500gアオリだけだったそうなので早め終了で良かったかもしれません。
次に、カマス祭り調査。
昨年、よく釣れたジグで試釣。というかリーダー切られロストするので100円ショップのジグですが(笑)
ダメ・・・。今年確かにカマスが釣れているという情報があったのですが、朝なのにやはりダメ。カマス本祭りは8月か?
この釣れた情報というのはサビキだと思いますが、数よりやはりジグで釣るから面白いのでジグオンリーでのトライです。
釣れないので、カマスも早々に終了。 ・・・これダメだからアレやろう(笑)
しかし、ここから今日の本題の集中力鍛錬です。
タイラバに変更。6時30分スタート!
自宅のマダイ在庫もかなりなくなり、もうマダイ制限なしです。
しかし予報では10時には南西風が上がるようですので、あまり遠くの実績ポイントへはいけません。
タイラバ開始も反応悪し。魚探でそれらしき反応に合わせ落としますがほとんど反応しません。
それでも粘っていると、小さな外道的なアタリや、2度ほどドラグを引き出す掛かりがありましたがバレ。マダイかどうかは確信できません。
ポイントを点々としながら粘りに粘ります。
あっというまに10時、南西が上がる時間です。
確かに多少南西風が強くはなりましたがまだ大丈夫そうです。引き潮での南西風だからまだ波が低いのでしょう。
陸側を見ると手漕ぎボート屋さんも撤収していません。(一色側のボート屋さんですが、こちらは森戸側と違い名島群礁の防波がないためかなり早めに上がります。)
まだ大丈夫そうでも、長者が崎の近くには寄せておきます。
潮を見ると急に流れが速くなってきていました。速すぎるのもダメですが変化の一瞬はチャンスです。
ここでめぼしきポイントでタイラバを落とすと、
来ました! ガツンガツンと強烈なアタリ。マダイしかありえないアタリです。
今日2度ほど掛けバラししていますので、ここは集中して巻き掛け。
かなり重みが乗り、それでもそのまま巻いていましたが反応なくなりました。
原因は、周波の短い波です。
うねりならゆっくりした上下動なので程度もありますが、巻き上げ速度や、ロッドでの同調・緩和も可能ですが、周波の短い波だと細かく鋭く波が立ちますので、アタリの最中に不本意に鋭く強く合わせたような動きをさせてしまっています。
それでも活性が高ければ、まだ追ってきますが、どうも今日は魚の機嫌が全体的に悪いようです。
この波でガツンとやられてしまった後はもう一切反応なくなってしまいます。
ようやく、いかにも小魚的アタリで、掛かってもパワーのない感触でソコイトヨリ。
そろそろ風波も危険な兆候が出てきましたので、陸側に移したポイントで、底でタイラバが持っていかれたようなアタリ。
軽くなったり、時折鋭く突っ込む引き、太ったマサバでした。
11時過ぎには、一色の手漕ぎボート屋さんは撤収。
こちらは暗岩のない水深10m程度の浅場へ移動。
しかし波高し。断念します。
12時に撤収。
タイラバ長時間集中も、、、散りました。。。
まあ、これくらい粘れれば鍛錬としては合格点です(笑)。
いつか大きなチャンスで活きることでしょう。
【今日の釣果】
ソコイトヨリ 1
サバ 1
冒頭の西伊豆の漁師さんの話ですが、
私と別のカップルがデカアオリを上げた話をすると、「漁師は金にならんことは粘らんですよ。素人さんのほうが粘るから、今年の厳しい中でもアオリもデカいの上げるんですよ」とのことでした(笑)
そこにいたもう一人の漁師さんが、「どこでアオリ上げた? (カップルと)同じ場所かあ!じゃあこれから行ってくるわ!」という感じでした(笑)
さて、来週は連休ですね。連休なら当然、西伊豆2連荘でしょう!
と行きたいところですが、、、
例年のことですが、私が外部役員をやっている会社の親会社(会計事務所)の招待旅行です。どうもこれから年に2回あるようで。
何もかもお任せ旅行なので、途中のおやつ代も一切必要ありません(笑)。どこへ行くかははっきり覚えていませんが、確か九州だと思います。
釣りのガイキチ2号と3号がいますので釣りがあるかもしれませんが、最近、ミーティングにも顔も出せていないので詳細分からず。
まあ、釣りはなくていいから夜の飲み屋巡りを充実してほしく。
それでも全ては釣りのため。釣りのエネルギーをここで目一杯充電できれば!
連休最終日は天候と気分により葉山で出るかもしれません。
「あんたら素人は1日でいろいろやるでしょう、漁師は一つに専念するから結果が違うんだ。」と。
まあ素人の釣りは楽しむのが目的だから、いろいろやって楽しむのはそれはそれで本筋だと思います。
ただ、これがダメだからアレをやろう的な思考・行動癖は、普段の生活、仕事の姿勢に大いに影響してきます、逆も然り、と思います。
最も楽しんでいる趣味だからこそ、それが思考癖になり行動癖になり、はたまた「心が折れる」癖になるかもしれません。
やはり何事も集中力。
虫眼鏡で太陽光を集めると紙が燃え上がるような集中力です。
今回釣行は、台風明けの12日(土)に西伊豆B港の釣行予定でしたが、どうもかなり波が残りそうなので、13日(日)に変更して、葉山大海荘さんから出船しました。
予定は、
・アオリ調査(エギ調査)
・浅場ジギング-カマス狙い
・タイラバ
んんん・・・集中できてませんね~。
朝一のアオリのエギ調査は、4.5号の大型エギと、前回使い忘れた黒系エギの試行でしたが、早々に4.5号エギを根掛かりでロスト、ラインブレイクで終了(笑)。
まあこの日のアオリ船はとうとう船中500gアオリだけだったそうなので早め終了で良かったかもしれません。
次に、カマス祭り調査。
昨年、よく釣れたジグで試釣。というかリーダー切られロストするので100円ショップのジグですが(笑)
ダメ・・・。今年確かにカマスが釣れているという情報があったのですが、朝なのにやはりダメ。カマス本祭りは8月か?
この釣れた情報というのはサビキだと思いますが、数よりやはりジグで釣るから面白いのでジグオンリーでのトライです。
釣れないので、カマスも早々に終了。 ・・・これダメだからアレやろう(笑)
しかし、ここから今日の本題の集中力鍛錬です。
タイラバに変更。6時30分スタート!
自宅のマダイ在庫もかなりなくなり、もうマダイ制限なしです。
しかし予報では10時には南西風が上がるようですので、あまり遠くの実績ポイントへはいけません。
タイラバ開始も反応悪し。魚探でそれらしき反応に合わせ落としますがほとんど反応しません。
それでも粘っていると、小さな外道的なアタリや、2度ほどドラグを引き出す掛かりがありましたがバレ。マダイかどうかは確信できません。
ポイントを点々としながら粘りに粘ります。
あっというまに10時、南西が上がる時間です。
確かに多少南西風が強くはなりましたがまだ大丈夫そうです。引き潮での南西風だからまだ波が低いのでしょう。
陸側を見ると手漕ぎボート屋さんも撤収していません。(一色側のボート屋さんですが、こちらは森戸側と違い名島群礁の防波がないためかなり早めに上がります。)
まだ大丈夫そうでも、長者が崎の近くには寄せておきます。
潮を見ると急に流れが速くなってきていました。速すぎるのもダメですが変化の一瞬はチャンスです。
ここでめぼしきポイントでタイラバを落とすと、
来ました! ガツンガツンと強烈なアタリ。マダイしかありえないアタリです。
今日2度ほど掛けバラししていますので、ここは集中して巻き掛け。
かなり重みが乗り、それでもそのまま巻いていましたが反応なくなりました。
原因は、周波の短い波です。
うねりならゆっくりした上下動なので程度もありますが、巻き上げ速度や、ロッドでの同調・緩和も可能ですが、周波の短い波だと細かく鋭く波が立ちますので、アタリの最中に不本意に鋭く強く合わせたような動きをさせてしまっています。
それでも活性が高ければ、まだ追ってきますが、どうも今日は魚の機嫌が全体的に悪いようです。
この波でガツンとやられてしまった後はもう一切反応なくなってしまいます。
ようやく、いかにも小魚的アタリで、掛かってもパワーのない感触でソコイトヨリ。
そろそろ風波も危険な兆候が出てきましたので、陸側に移したポイントで、底でタイラバが持っていかれたようなアタリ。
軽くなったり、時折鋭く突っ込む引き、太ったマサバでした。
11時過ぎには、一色の手漕ぎボート屋さんは撤収。
こちらは暗岩のない水深10m程度の浅場へ移動。
しかし波高し。断念します。
12時に撤収。
タイラバ長時間集中も、、、散りました。。。
まあ、これくらい粘れれば鍛錬としては合格点です(笑)。
いつか大きなチャンスで活きることでしょう。
【今日の釣果】
ソコイトヨリ 1
サバ 1
冒頭の西伊豆の漁師さんの話ですが、
私と別のカップルがデカアオリを上げた話をすると、「漁師は金にならんことは粘らんですよ。素人さんのほうが粘るから、今年の厳しい中でもアオリもデカいの上げるんですよ」とのことでした(笑)
そこにいたもう一人の漁師さんが、「どこでアオリ上げた? (カップルと)同じ場所かあ!じゃあこれから行ってくるわ!」という感じでした(笑)
さて、来週は連休ですね。連休なら当然、西伊豆2連荘でしょう!
と行きたいところですが、、、
例年のことですが、私が外部役員をやっている会社の親会社(会計事務所)の招待旅行です。どうもこれから年に2回あるようで。
何もかもお任せ旅行なので、途中のおやつ代も一切必要ありません(笑)。どこへ行くかははっきり覚えていませんが、確か九州だと思います。
釣りのガイキチ2号と3号がいますので釣りがあるかもしれませんが、最近、ミーティングにも顔も出せていないので詳細分からず。
まあ、釣りはなくていいから夜の飲み屋巡りを充実してほしく。
それでも全ては釣りのため。釣りのエネルギーをここで目一杯充電できれば!
連休最終日は天候と気分により葉山で出るかもしれません。
葉山回帰も今回は女神の嫉妬はありませんでした。 2014/07/05 [ボート釣行記]
さて、今回は葉山回帰ということで7月5日(土)に葉山・大海荘さんから出船しました。
雨予報でしたが、多少の雨は関係なし。完全防雨で寒くも暑くもなければ、むしろ雨の釣りは心地よく。
よろこんで!!!
今日のプランは、
1.朝一アオリ
2.ヒラメ狙いタイラバ-キャストタイラバ&浅場タイラバ
3.浅場ジギング(カマス狙い)
4.ラストアオリ
ラストのアオリは、時合に入るかも、と予想して、ラストで締めようという考えでした。
準備するタックルは、
・エギング
・キャストタイラバ
・タイラバ
・キャストジギング、の4本です。
通常、私はロッド3本までの持ち込みにしていますが、今日はキャストタイラバ試行があるので仕方ありません。
朝、6時少し前に出船。
朝一はアオリスタート。雨模様でアオリにはよさそうです。
アオリ乗合船も今季は既に終了している船宿が多い中、まだ続けている乗合船一艘がやってきました。この船はあるポイントでずっと留まり集中しています。
そのポイントでいい反応なのか? 過去、私もここで連荘上げとかありましたが、ここ数年それほど芳しくないポイントです。
気になったので、帰宅してからこの日のこの乗合船の釣果を見てみると、船中、0.4-0.8 kg 0-1 杯だけでした。では、なぜに留まっていた? ここ最近では悪くなかったんでしょうね。そこは完全岩礁ポイントの水深10~15mです。
こちらも朝一から実績ポイントを転々とし約1時間やりましたが、このアオリ陽気(雨天)の中、数多くの実績ポイントで何の反応もないので、むしろ危険です。ここはアオリを見切り、ラストの午後2時に再開することにしました。
アオリ後、まずはキャストタイラバ。ダメ。まだまだ実績少ないとなかなか粘れません。
次に、マダイでなくヒラメ狙いとした水深18m~50mでの通常のタイラバに変更。
時折、グンと一度だけ持ち込むアタリ(マダイ?)があるのですが、追い食いするほどの活性がありません。こういうときこそソフトな紅牙ロッドが効くのかもしれません。今日のロッドは、スロジグ用ロッドでタイラバとしては固めです。
ようやく、水深26mくらいで、マハタ35cmくらい。
何故かリリースしてしまいました。(雨天でいろいろ面倒だった?)
その後、ソコイトヨリ。エア抜きをしてリリース。
反応悪いので、狙う水深がどんどん深くなってゆきます。
水深50mくらいで、ググッと持ってゆくアタリ。そして乗りました。
一応乗せてからですが、何故か強く合わせてます。。。先週からのジギングやアオリのやり過ぎでしょうか。タイラバで合わすようになってしまいました。。。また一から出直しです。。。
そしてその魚はバレました。まあおそらく泳ぎからサバだとは思います。
しかし今日はサバすら全然掛かりません。魚全体の気配がとても稀薄です。
浅場に戻り、キャストジギングでカマスも狙いましたが沈黙。
昨年のようなカマス祭りはまだなのか、あるいは昨年は特別祭だったのか?
カマスは朝だけとはいいますが、昨年は昼でも反応が良かったものです。
浅場にいますので砂地に移動して、再度、キャストタイラバをテスト。
根掛かりでロスト。終了。。。今回は根掛かり対策で遊動式にしましたが、不用意で根掛かりさせてしまいました。
あっという間に時間が経ち、上がり時間が迫ります。
予定どおり、ラストのアオリを再開してみます。
アオリは潮汐での潮の入れ替わりで、産卵のために超シャローに入ってくるようですので、先週、西伊豆で超シャローで釣ったからといって、1週間後の今日も超シャローが通用するとは限りません。
実際、先週の西伊豆では、2キロオーバー以外の4杯全部、新子アオリでしたから、親アオリは産卵活動に入っていたのか、状況としてはそれほど良くはなかったと考えられます。
ということで、今回は、葉山の水深10mくらいの岩礁帯の根をネットの海底地形図で確認し、事前にGPSにプロットしておきました。
ここは、今季どころか昨年も全く攻めなくなったポイントですが、数年前はこのあたりのポイントを集中して攻めていました。かなり険しい地形で、慣れていないとすぐ根掛かり、それも岩掛かりでエギロスト連発するような地形です。
ラストでダメ元で攻めてみます。
エギはアオリーQエースのディープタイプ(2.5秒/1m)です。ポイント上を船外機で横切らないよう離れ静かに近づき、10m程度キャストします。
今日はアオリもタイラバもほとんど反応がなかったのと、終わり間際の疲れで、かなり油断していました。
水中ステイで、グイングインと2回ほど持ってゆく決定的なアタリが出るも、余所見をしていたので合わせ遅れました。
逃しました。。。
若干流されましたのでGPSでキッチリ元の場所に戻します。
すると、またクイ~ンと引っ張ってきます。しかし掛かりません。もう警戒して手先だけしか出さない感じです。
沈下速度の遅いシャローエギとノーマルエギで、2種類ほど別のエギに変えてキャストしてみますが、今度は全く手も出してきません。
最初に反応あったエギに戻すと、そのエギだけで、その後、2回ほどパンチがありましたが乗らず。。。
やはりエギの色は、特に船アオリで凌ぎを削った人ほどよく知っていますが、大いに関係します。
ある海外の研究文献でシーバスの研究ですが、フィッシュイーターというのは、これから襲おうとする獲物が、傷ついているか弱っているかを瞬時に判断する能力が恐ろしく高いそうです。人間の目ではわからなくてもケガした色であったり、動きなどでも判断するようです。
それはできるだけ少ないエネルギーで捕食成功率を高めるための本能です。ライオンなどの肉食獣もそうですね。
デカいアオリほどその傾向と能力が高いのは想像に難くないと思います。より省エネ捕食だから縦シャクリが必要というのもありますね。
つまり、エギの色は、見えるか、目立つかどうか以上に、相手が傷ついて弱って捕食できそうかどうか、さらに言えば、自分が好きな獲物かどうか(マッチザベイト)で効いてくるのではないでしょうか。動きについても同じでしょう。
秋アオリなら色や動きで目立たせれば遠くから寄って来るかもしれませんが、春アオリはあまり動かないと言います(よほど活性が高ければ別ですが)。
確かに潮が強く濁れば近くでも見えないと思いますので、オレンジとか蛍光グリーンがいいかもしれませんし、実際そういう体験を船アオリでしたことがあります。
またアオリはフグは食わないと言いますし(カワハギはイケスで食われました)、一般的にはアジが好物と言われながらも、下記のアオリ研究書では、実はアジはあまり好きではなく、メジナが大好きだそうです。
実際、西伊豆の地元の人の話では、アオリのエサ釣りでは、手に入ればメジナの小さいのを付けるそうです。するとやはりエギの色は、暗めのオリーブが好まれる気がします。今回実は黒系のエギを買っていたのですが使うのを忘れていました。。。
アオリを知る珠玉の一冊。
エギのマーブル柄というのは、エサとなる実際のベイトではあまり該当しないことから、傷ついた獲物に見えるのではないでしょうか。そしてエギのピッピッとジャークしてからのゆったりしたフォールは弱った魚の動きにも見えますし、そのままエビの動きにも似ています。
話が飛んでしまいました。実釣に戻しますと、
このちょっかいイカを絶対獲ってやろうと少し粘りましたが、反応もなくなってしまい、あきらめました。
釣り時間としては残り15分。締めはタイラバにするか?
いや、朝方、存在すら感じられなかったアオリの気配が出てきています。事前の予想どおり時合かも?
やはり最後はアオリで締めよう。
ポイントを、自分で「潮流ゴールデンライン」と名付けた方面に移し、そのライン上で水深10m前後、やはり藻場でない岩礁ポイントに移します。
ティップラン方向と同じ風上へ軽くキャスト。
タイトな藻場でないので、力を入れないポ~ンポ~ンポ~ン3段シャクリ。
3段シャクリの最後は頭上で止め、エギがまだフォールしないように、そのまま真横に竿を寝かせ、まずエギを水中ステイで静止させます。エギの動きとしては、ここまではティップランと同じでしょうか。
次に、真横に寝かせたロッドの穂先を徐々にエギ側に送り、エギのフォールをコントロールします。ただし波があるときは、ここでラインにテンションはかけません。ナチュラルフォールだけにします。陸っぱりやボートを固定している場合は逆にエギが寄ってきますから手前に引くことになります。
名付けて、三日月釣法です(笑)。
真横に出したロッドをゆっくり穂先で半円を描きながら戻してゆきます。
するとフォールコントロール中、、、プルプルプルと魚のようなアタリ。来た!
ここで掛かる可能性が高いアタリですが、一瞬だけだったので、そのままもう少し送り込みます。
そしてグイングインと持っていかれました!今回はジャストタイミングで合わせます。
乗った!
ドラグは緩くもなく、キツくもなくいい調子です。
ギュルギュルギュルとドラグを引き出してきます。
葉山の女神が西伊豆に嫉妬されたか! 自由に走られる分、西伊豆の2キロより激しく感じます。(西伊豆の2キロは、タイトポイントなので、頑として動かない凄さでしたが・・・)
かなりの引きです。何度かの引き込みをいなして、ようやく浮いてきました。
水面に現れたイカは、、、
小せえええ!? 700gか?
それでも慎重にタモ入れします。引きの強いマダイの場合でも水面まできたら楽勝ですが、アオリは水面でも突っ込みますから要注意です。
ん???
タモに入れてまじまじと見ると、デカイ(笑) 西伊豆のタコ太足アオリで終わってますのでサイズの勘違いです。
イケスに入れてみてもデカイ(笑)
結局、締め直後の検量で、1.6kgでした。それもメスです。
まるでケガしたようなエギでしょ?(笑)
YO-ZURI アオリーQエース ディープ3.5号 MEBP
気が重いのですが、真子などの重さもあるのでしょう。しかしデカいので流石にリリースする気にもなれませんし、重い体のうえ、強い引きで頭部を引っ張って釣り上げているので、そのまま死んでしまう可能性も高く。
お許しを。
しかし西伊豆の2キロアオリには敵わなく、葉山の女神は別に嫉妬はなさらなかったようです。(だから元からしねえって。。。)
このアマゾネスアオリにつくペアのオスのモンスターを期待して、すぐに同じポイントへキャストしましたが、もう反応なし。
時間も時間なので、これで納竿としました。
【今日の釣果】
アオリ 1(1.6kg)
マハタ 1(35cm) リリース
ソコイトヨリ 1(33cm) リリース
※マハタをリリースした理由が(自分でも)わからん。
葉山で釣ったアオリはまだ身が透明で活きていううちに持ち帰れます!
今日、大海荘出船の他のボートは、体高のある見事な型(40cm前後)のマアジを3~4匹とウルメイワシ、カサゴを上げていました。
さて、先週の西伊豆のデカアオリネタのお陰か、平日の火曜日・7月1日のこのブログのページビューが991。もう少しで1000を超えるところでした。タイトルに「アオリ2キロオーバー」を入れていれば1000は軽く超えていたかもしれません。
マダイネタでも最近1日で800台は行くようになっていましたが、やはりアオリのほうが人気あるのでしょうか、というかアオリのほうが身近なターゲットだからでしょうね。
まあそれほど大した数字ではないかもしれませんが、それなりに楽しんでもらっているのでしょうか。もう少しタメになることを書くよう心入れ替え書いてゆきます・・・。
しかしネット上であまりいろいろ詳細に書くと、地元の釣り師や漁師さんに迷惑のかかること多々ありますので、大海荘さんでお会いできれば、知りうることの半分(笑)はお教えします。
来週は台風接近予報です。土曜日は消滅もしくは抜けてくれるでしょうか?
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雨予報でしたが、多少の雨は関係なし。完全防雨で寒くも暑くもなければ、むしろ雨の釣りは心地よく。
よろこんで!!!
今日のプランは、
1.朝一アオリ
2.ヒラメ狙いタイラバ-キャストタイラバ&浅場タイラバ
3.浅場ジギング(カマス狙い)
4.ラストアオリ
ラストのアオリは、時合に入るかも、と予想して、ラストで締めようという考えでした。
準備するタックルは、
・エギング
・キャストタイラバ
・タイラバ
・キャストジギング、の4本です。
通常、私はロッド3本までの持ち込みにしていますが、今日はキャストタイラバ試行があるので仕方ありません。
朝、6時少し前に出船。
朝一はアオリスタート。雨模様でアオリにはよさそうです。
アオリ乗合船も今季は既に終了している船宿が多い中、まだ続けている乗合船一艘がやってきました。この船はあるポイントでずっと留まり集中しています。
そのポイントでいい反応なのか? 過去、私もここで連荘上げとかありましたが、ここ数年それほど芳しくないポイントです。
気になったので、帰宅してからこの日のこの乗合船の釣果を見てみると、船中、0.4-0.8 kg 0-1 杯だけでした。では、なぜに留まっていた? ここ最近では悪くなかったんでしょうね。そこは完全岩礁ポイントの水深10~15mです。
こちらも朝一から実績ポイントを転々とし約1時間やりましたが、このアオリ陽気(雨天)の中、数多くの実績ポイントで何の反応もないので、むしろ危険です。ここはアオリを見切り、ラストの午後2時に再開することにしました。
アオリ後、まずはキャストタイラバ。ダメ。まだまだ実績少ないとなかなか粘れません。
次に、マダイでなくヒラメ狙いとした水深18m~50mでの通常のタイラバに変更。
時折、グンと一度だけ持ち込むアタリ(マダイ?)があるのですが、追い食いするほどの活性がありません。こういうときこそソフトな紅牙ロッドが効くのかもしれません。今日のロッドは、スロジグ用ロッドでタイラバとしては固めです。
ようやく、水深26mくらいで、マハタ35cmくらい。
何故かリリースしてしまいました。(雨天でいろいろ面倒だった?)
その後、ソコイトヨリ。エア抜きをしてリリース。
反応悪いので、狙う水深がどんどん深くなってゆきます。
水深50mくらいで、ググッと持ってゆくアタリ。そして乗りました。
一応乗せてからですが、何故か強く合わせてます。。。先週からのジギングやアオリのやり過ぎでしょうか。タイラバで合わすようになってしまいました。。。また一から出直しです。。。
そしてその魚はバレました。まあおそらく泳ぎからサバだとは思います。
しかし今日はサバすら全然掛かりません。魚全体の気配がとても稀薄です。
浅場に戻り、キャストジギングでカマスも狙いましたが沈黙。
昨年のようなカマス祭りはまだなのか、あるいは昨年は特別祭だったのか?
カマスは朝だけとはいいますが、昨年は昼でも反応が良かったものです。
浅場にいますので砂地に移動して、再度、キャストタイラバをテスト。
根掛かりでロスト。終了。。。今回は根掛かり対策で遊動式にしましたが、不用意で根掛かりさせてしまいました。
あっという間に時間が経ち、上がり時間が迫ります。
予定どおり、ラストのアオリを再開してみます。
アオリは潮汐での潮の入れ替わりで、産卵のために超シャローに入ってくるようですので、先週、西伊豆で超シャローで釣ったからといって、1週間後の今日も超シャローが通用するとは限りません。
実際、先週の西伊豆では、2キロオーバー以外の4杯全部、新子アオリでしたから、親アオリは産卵活動に入っていたのか、状況としてはそれほど良くはなかったと考えられます。
ということで、今回は、葉山の水深10mくらいの岩礁帯の根をネットの海底地形図で確認し、事前にGPSにプロットしておきました。
ここは、今季どころか昨年も全く攻めなくなったポイントですが、数年前はこのあたりのポイントを集中して攻めていました。かなり険しい地形で、慣れていないとすぐ根掛かり、それも岩掛かりでエギロスト連発するような地形です。
ラストでダメ元で攻めてみます。
エギはアオリーQエースのディープタイプ(2.5秒/1m)です。ポイント上を船外機で横切らないよう離れ静かに近づき、10m程度キャストします。
今日はアオリもタイラバもほとんど反応がなかったのと、終わり間際の疲れで、かなり油断していました。
水中ステイで、グイングインと2回ほど持ってゆく決定的なアタリが出るも、余所見をしていたので合わせ遅れました。
逃しました。。。
若干流されましたのでGPSでキッチリ元の場所に戻します。
すると、またクイ~ンと引っ張ってきます。しかし掛かりません。もう警戒して手先だけしか出さない感じです。
沈下速度の遅いシャローエギとノーマルエギで、2種類ほど別のエギに変えてキャストしてみますが、今度は全く手も出してきません。
最初に反応あったエギに戻すと、そのエギだけで、その後、2回ほどパンチがありましたが乗らず。。。
やはりエギの色は、特に船アオリで凌ぎを削った人ほどよく知っていますが、大いに関係します。
ある海外の研究文献でシーバスの研究ですが、フィッシュイーターというのは、これから襲おうとする獲物が、傷ついているか弱っているかを瞬時に判断する能力が恐ろしく高いそうです。人間の目ではわからなくてもケガした色であったり、動きなどでも判断するようです。
それはできるだけ少ないエネルギーで捕食成功率を高めるための本能です。ライオンなどの肉食獣もそうですね。
デカいアオリほどその傾向と能力が高いのは想像に難くないと思います。より省エネ捕食だから縦シャクリが必要というのもありますね。
つまり、エギの色は、見えるか、目立つかどうか以上に、相手が傷ついて弱って捕食できそうかどうか、さらに言えば、自分が好きな獲物かどうか(マッチザベイト)で効いてくるのではないでしょうか。動きについても同じでしょう。
秋アオリなら色や動きで目立たせれば遠くから寄って来るかもしれませんが、春アオリはあまり動かないと言います(よほど活性が高ければ別ですが)。
確かに潮が強く濁れば近くでも見えないと思いますので、オレンジとか蛍光グリーンがいいかもしれませんし、実際そういう体験を船アオリでしたことがあります。
またアオリはフグは食わないと言いますし(カワハギはイケスで食われました)、一般的にはアジが好物と言われながらも、下記のアオリ研究書では、実はアジはあまり好きではなく、メジナが大好きだそうです。
実際、西伊豆の地元の人の話では、アオリのエサ釣りでは、手に入ればメジナの小さいのを付けるそうです。するとやはりエギの色は、暗めのオリーブが好まれる気がします。今回実は黒系のエギを買っていたのですが使うのを忘れていました。。。
アオリを知る珠玉の一冊。
エギのマーブル柄というのは、エサとなる実際のベイトではあまり該当しないことから、傷ついた獲物に見えるのではないでしょうか。そしてエギのピッピッとジャークしてからのゆったりしたフォールは弱った魚の動きにも見えますし、そのままエビの動きにも似ています。
話が飛んでしまいました。実釣に戻しますと、
このちょっかいイカを絶対獲ってやろうと少し粘りましたが、反応もなくなってしまい、あきらめました。
釣り時間としては残り15分。締めはタイラバにするか?
いや、朝方、存在すら感じられなかったアオリの気配が出てきています。事前の予想どおり時合かも?
やはり最後はアオリで締めよう。
ポイントを、自分で「潮流ゴールデンライン」と名付けた方面に移し、そのライン上で水深10m前後、やはり藻場でない岩礁ポイントに移します。
ティップラン方向と同じ風上へ軽くキャスト。
タイトな藻場でないので、力を入れないポ~ンポ~ンポ~ン3段シャクリ。
3段シャクリの最後は頭上で止め、エギがまだフォールしないように、そのまま真横に竿を寝かせ、まずエギを水中ステイで静止させます。エギの動きとしては、ここまではティップランと同じでしょうか。
次に、真横に寝かせたロッドの穂先を徐々にエギ側に送り、エギのフォールをコントロールします。ただし波があるときは、ここでラインにテンションはかけません。ナチュラルフォールだけにします。陸っぱりやボートを固定している場合は逆にエギが寄ってきますから手前に引くことになります。
名付けて、三日月釣法です(笑)。
真横に出したロッドをゆっくり穂先で半円を描きながら戻してゆきます。
するとフォールコントロール中、、、プルプルプルと魚のようなアタリ。来た!
ここで掛かる可能性が高いアタリですが、一瞬だけだったので、そのままもう少し送り込みます。
そしてグイングインと持っていかれました!今回はジャストタイミングで合わせます。
乗った!
ドラグは緩くもなく、キツくもなくいい調子です。
ギュルギュルギュルとドラグを引き出してきます。
葉山の女神が西伊豆に嫉妬されたか! 自由に走られる分、西伊豆の2キロより激しく感じます。(西伊豆の2キロは、タイトポイントなので、頑として動かない凄さでしたが・・・)
かなりの引きです。何度かの引き込みをいなして、ようやく浮いてきました。
水面に現れたイカは、、、
小せえええ!? 700gか?
それでも慎重にタモ入れします。引きの強いマダイの場合でも水面まできたら楽勝ですが、アオリは水面でも突っ込みますから要注意です。
ん???
タモに入れてまじまじと見ると、デカイ(笑) 西伊豆のタコ太足アオリで終わってますのでサイズの勘違いです。
イケスに入れてみてもデカイ(笑)
結局、締め直後の検量で、1.6kgでした。それもメスです。
まるでケガしたようなエギでしょ?(笑)
YO-ZURI アオリーQエース ディープ3.5号 MEBP
気が重いのですが、真子などの重さもあるのでしょう。しかしデカいので流石にリリースする気にもなれませんし、重い体のうえ、強い引きで頭部を引っ張って釣り上げているので、そのまま死んでしまう可能性も高く。
お許しを。
しかし西伊豆の2キロアオリには敵わなく、葉山の女神は別に嫉妬はなさらなかったようです。(だから元からしねえって。。。)
このアマゾネスアオリにつくペアのオスのモンスターを期待して、すぐに同じポイントへキャストしましたが、もう反応なし。
時間も時間なので、これで納竿としました。
【今日の釣果】
アオリ 1(1.6kg)
マハタ 1(35cm) リリース
ソコイトヨリ 1(33cm) リリース
※マハタをリリースした理由が(自分でも)わからん。
葉山で釣ったアオリはまだ身が透明で活きていううちに持ち帰れます!
今日、大海荘出船の他のボートは、体高のある見事な型(40cm前後)のマアジを3~4匹とウルメイワシ、カサゴを上げていました。
さて、先週の西伊豆のデカアオリネタのお陰か、平日の火曜日・7月1日のこのブログのページビューが991。もう少しで1000を超えるところでした。タイトルに「アオリ2キロオーバー」を入れていれば1000は軽く超えていたかもしれません。
マダイネタでも最近1日で800台は行くようになっていましたが、やはりアオリのほうが人気あるのでしょうか、というかアオリのほうが身近なターゲットだからでしょうね。
まあそれほど大した数字ではないかもしれませんが、それなりに楽しんでもらっているのでしょうか。もう少しタメになることを書くよう心入れ替え書いてゆきます・・・。
しかしネット上であまりいろいろ詳細に書くと、地元の釣り師や漁師さんに迷惑のかかること多々ありますので、大海荘さんでお会いできれば、知りうることの半分(笑)はお教えします。
来週は台風接近予報です。土曜日は消滅もしくは抜けてくれるでしょうか?
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