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タイラバF釣法 西伊豆 2015/05/30 [ボート釣行記]

5月30日(土)、予報は南西風やや強めで微妙でしたが、午前11時まではいけそうだったので、前々からの予定・予約どおり西伊豆B港から出船しました。

朝一の潮面を見るとワクワクするような感じでしたが、タイラバでの反応なし。

この潮面でこないとは、今日はマダイ様のご機嫌が悪そう・・・。

イワシが回っているので、いつものようにグリーン系のラバーで攻めていましたが、もしかすると今日は違うかも、ということでオレンジ系にしてみました。

いい潮面はあっちこっちにあるので転々と攻めます。

流石に、ここ来るでしょうという水深70m。

フォールでコツン・コツン来ています。

これまで何度もチャレンジしましたが、このコツン・コツンではまず乗りません。巻き上げ時の前アタリみたいなものでしょうか。

真鯛ですから、下へ逃げてゆくベイトを弱らせようと、鋭い牙で一噛みしては離し、また一噛みしては離すを繰り返しているのでしょう。

興味を示しているのは確かなので、ここはさらに惹かせようと、得意の着底後、即、ヒステリック(笑)3回巻き!

ヒステリック巻きとは、オーバーな話、顔が赤くなるくらい力を入れてムチャ巻きすることです。

ただし、これを1日中やり続けると年齢により死んじゃうのでご注意ください(笑)。

と、ほぼこの巻き上げと同時に乗りました。

そこそこドラグを鳴らして上がってきたのは、60cm2.8kgのメスマダイでした。
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続いて、少しずらしたポイントで35cmくらいのマハタが来ました。
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その後、この潮場では反応無くなりましたので、またいい潮面を求めて転々と攻めてゆきます。

それから2時間弱、反応なく、8時くらいでした。

またフォールでコツン・コツン来る投入がありました。

記憶は定かではありませんが、この時は、ヒステリック3回巻きはせず、フォール時のアタリに注視していたように思います。

着底2回目のフォールで、断続的なコツン・コツンではなく、連続したコツコツコツアタリを出してきましたので、これは即巻き返し合わせ。

乗りました!

潮が速いせいで、楽に70cmUPに感じましたが、ボートを進行させ巻き取るとそれほどでもないのかなあと感じます。

潮が速いのでだいぶ苦戦しましたが、ようやく水面近くへ。

さてタモを準備♪

ええええ? 狭いボートの中、どこを見まわしてもタモが見当りません。

先のマダイでは確かに使いましたので、ボート内にあるはずです。

しかし、どんなに見回してもありません。どこかで海に落ちたようです。。。

少し前にボートから落ちそうな感じで置いているのに気づいたので、わざわざ落ちないように置き直したはずなんですが。

無いものは無い。諦めます。

さて、当面の問題として、この掛かっている小さくないマダイをどうやってランディングするか・・・

口に指を突っ込んでバス持ちすれば鋭い牙に噛まれるし、エラに手を入れれば手を切るし、尻尾では滑るでしょうし。

フィッシュグリップを使うことにしました。

深いところから上げているマダイなので水面では割と大人しく、なんとかフィッシュグリップを口に掛け、62cm・3kgマダイ、ハンドランディング成功!
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しかしこのあとどうするべ。。。ブリがかかったら尻尾を掴むか(笑)

ただそれも、段々南西風が強まってきて杞憂となりますした。

南西風で帽子が飛ばされるような状態で、波も高くなってきましたので沖合は危険です。

湾口に退散です。

仕方ないので、湾口の浅場でキャスティングタイラバで攻めます。まあ多少荒れてもこれができるのが西伊豆の魅力です。

何とか、久しぶりの歓迎魚・オオモンハタ33cmが来ました!

湾口に避難してから数時間後、沖合が静かになったように見えました。

沖に出てみますと、まだ波は多少ありますがなんとか釣りができそうな感じです。

しかしもう魚の反応がありません。南西風で荒れると魚も食わなくなりますので、これで終了にします。

【今日の釣果】
マダイ2 (62cm-3kg、60cm-2.8kg)
マハタ1
オオモンハタ1
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※マハタはボート屋さんへ

今日も青物気配はありませんでした。またマダイ・青物天国の南部海域へは、南西風予報のため行きませんでした。

お隣の乗合船の釣果は、「喰わせサビキでイワシ少なく苦戦。釣果はマゴチ船中1匹。お土産にカサゴ釣りに変更」とのこと。

逆に言えば、全体的に活性高い日であればもっとおもしろい釣りができるということで、今後も大いに期待します。

考えてみれば、今日はオーソドックスなタイラバのアタリである着底から巻き上げ時のコツコツとくるアタリが皆無でした。

そういえば前回も、この普通の巻き上げ時のアタリは朝のバラシ1回だけでした。

フォール時にコツン・コツン来れば、その巻き上げでまずアタリが出るものですが、ここ最近の釣行では全く追ってきません。単に活性なのか産卵期だからなのか?

朝の1尾目は、着底のヒステリック3回巻きで、というより1~2回巻いた程度で掛かりました。

これもフォール時でコツン・コツンとアタリを出していたのでフォールで小さな噛みを入れ、おそらく着底しラバーが止まったと同時に食いついたのではないでしょうか。それを超速巻きで掛けた気がします。

所謂、タイラバのセオリーとしては着底後、即巻き上げるというのがありますが、即巻き上げてもゆっくり巻いていては遅い場合が多々あるかもしれません。

というのも、掛けた以外にもフォールでコツン・コツンアタリを感じ、必ず乗るだろうという安心感からスピード巻きをしないこと数回ありましたが乗りませんでした。

前回の釣行でもありましたが、着底時に超速で巻き上げるからこそ着底時のバイトに間に合い掛かったような感触があります。

超速巻きのリアクションバイトとして考えるには、着底時すぐ掛かってますから流石に早すぎます。

マダイは周知のように、獲物に噛みつくときは、カツッと噛みつき致命傷を負わせ、すぐまた離すようですので、何度か噛ませた後にベイトが完全に弱った演出がキーでしょうか。

その演出が着底であったり、スピード変化であり、弱いドラグかもしれませんし、柔いロッドかもしれません。

まだ自由発想レベルですから適当言ってますよ(笑)。

そして今日の2尾目は完全なるフォール合わせで乗せました。

繰り返しになりますが、これだけフォールで気配があるのに、前回は1回だけ、今回は巻き上げでのアタリ一切なしです。普通のタイラバセオリーでやっていたら1尾も釣れなかったかもしれません。

今後、タイラバフォール研究に勤しみたいところですが、流石に、しばらくマダイはいいかな。。。という気持ちにもなっています(笑)。

何故か釣り土産も十分なのに、家ではこんな土産を要求されており、途中で買って帰りますw。
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前回、65cmマダイはボート屋さんに上げたので、残りの70cmマダイは、半分を長年お世話になっている人にきれいに捌いてクール便で送り、自宅・オフィスでは毎日のように刺身、寿司、煮つけで食べ切り、楽しみにしていた粕漬けにする分まで足りなくなりました。

そこで今回は存分に、粕・味噌漬け分を確保したつもりです。

今後の釣りとしては、そろそろ覚悟を決めたアオリ狙い、浅場限定のキャスティングタイラバでヒラメ・マゴチ狙い、あとは青物インチク・ジギングといった感じでしょうか。

この日は、葉山森戸ボートではヒラメ爆釣、一色ボートでも大判ヒラメ出現と、今年は葉山の地元の人の情報でもヒラメ・マゴチはかなり好調のようで、タイラバでも釣れないわけがないと思います。

是非タイラバかワーム、スロジグでGETしたいところです。

まだ気持ちは引けてますが、マダイタイラバの初心を思い起こし、タイラバヒラメ-「ヒララバ」「コチラバ」を本格スタートしてみますか。

ところでこの日の20時頃、大きな地震があったようですね。たぶん伊豆縦貫道あたりで震度もそれほどでなかったか、全く気づきませんでした。

タグ:マダイ

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