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2014年釣行総括 [ボート釣行記]

27日(土)に釣り納めとなりましたので、今年の釣行の総括をさせていただきます。

今年もアオリにマダイが中心の1年でした。

ただ、マダイの強烈な引きを体験してしまうと、必然的にアオリの回数が少なくなってきます。

かといってマダイより強烈なブリやワラサも釣りましたが、この乱暴な(笑)引きは正直、好きではありません。(食べるには最高です!)

その意味では、アオリやマダイの引きは不思議な魅力がある気がします。


まずアオリに関してですが、昨年の冬から春の初期まで気づかないリールのトラブルに翻弄されました。

普通に巻けるのですが、数回転まわすとハンドル3回転くらい逆転できるようになる現象で、普通に触っているときは全く気づきませんでした。

エギをキャストし、着底からシャクり、ステイさせているときに時折穂先がコクンコクンと動くのでおかしいなと思ったくらいでしょうか。

そのまま気づかず使用し、何杯かのアオリと、けっこうなデカアオリを数杯バラしています。

正確には、最初のうちはそのリールの逆回転トラブルが直接原因で何回かバラし、これはドラグが弱すぎるのが原因と思いキツめにしたので、それでデカアオリを2~3杯身切れでバラしてしまいました。

前者は全く抵抗感なくバレ、後者はプツンっといった感覚でバレています。

リールのトラブルに気づいてから、新調し、上げられるようになりました。

アオリはドラグさえ調整していれば、あまりバラすことはないものです。

この春は、2kgできれば3kgオーバーを「狙って」上げてやろうと戦略も立てました。

モンスターアオリは、とにかく動きが鈍い、そして強い警戒心があるのが特性です。

エギを横に流し、アタリを取るティップランで釣れるモンスターは活性が高いときだけ。

狙ってモンスターを獲るには、縦のフリーフォール重視で、ラインを張ってアタリを取っちぁあダメなんじゃあないかと仮定しました。

ボートがデカオアリの上を通らないようエギをキャストし、できるだけフリーにして、水面に浮いた張らず緩めずのラインを注視してアタリを見る釣りをしてみました。

アタリを取らないと非常に不安なんですが、ここは中錘式シャクリの感覚が活きてきます。

あと春のモンスターが居る確率の高いのはシャローの藻場。

シャローの藻場攻めは、根掛かりますから着底させない必要があります。

サイトエギングで見たエギの動きを思い浮かべ、ほんのわずかなしゃくりで魚のヒラ打ちのようになりますので、穂先だけのほんの軽いシャクリを心がけました。

そんなイメージを持って2kgオーバーが獲れました。

また、この日は、運が見方したからこそ手漕ぎボートになってしまったのでしょうか。

手漕ぎなら超シャローでもデカアオリの警戒心を起こしません。

6月28日 2.3kgアオリ
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7月5日 葉山 1.6kgアオリ(こちらはアタリでとりましたが。)
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来春も同じく狙っての2kgオーバー、そして3kg級です!

今秋の西伊豆のアオリはどん底情報ばかりでしたが、私がアオリ狙いするA港では最近、アオリの大群の目撃情報がありました。

やはり超モンスター級は西伊豆の復調にかかっている気がします。

葉山はかなりの好釣り場ですが、少し騒々しいので(笑)。


さて、次にマダイのほうですが、今年は申し分なし。

私のタイラバ歴は、もう?まだ?5年くらいになりますが、当初はやはりこんなんで釣れるのか?という感じでした。

でもそれ以上に、他の釣りと釣趣を異にするこの釣りで、それもマダイが釣れたらどんなにおもしろいだろうなあ!と妄想だけは人一倍でした。

それでも1日タイラバだけで粘ることはできず、ちょこちょこ試したり、ある時は、サビキを付けてやってたりしました(笑)。

長くマダイ狙いは一つテンヤでトライして、最大でもキロオーバーでちょろちょろしていました。

それが、昨年2013年の6キロ大ダイから何か吹っ切れました。このときはPE0.8号のインチク90gで上げました。

2013年5月18日
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いきなりの大ダイで、ド~ンド~ンド~ンと突っ込み、手巻きで100m以上出ているのでなかなか上がってこず、何かとてつもないものを掛けてしまったと感じました。

自宅検量で77cm、6kg。(昨年はその他、64cmと70cmの大ダイを上げています。)

ここで、なぜ昨年の釣果を? ご説明します(笑)。

この大ダイは自宅でも測りようによっては80cmくらいはあったように思えましたが、自分でも、出来すぎでしょう、と、77cmにしておきました(笑)。

ところで、魚の体長は縮むわけないと思ってましたが大型魚は死後硬直で5%くらい縮むそうですね。

このマダイは2連荘釣行の初日でしたから、2日後の自宅では明らかに縮んでいる。

すると、本来は81cmくらいあったのでは?

実は私はもう80cm級を釣っていた! と、これまで一人でモヤモヤしていました。

辛かった(笑)。

そんなモヤモヤをぶっ飛ばしてくれたのが、やはり葉山の女神でした。

12月7日、85cm、7kgオーバーのマダイでした。
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最初は、ボートに上げても、やけに重いな~と思いながらも、まあ70cmはあるな~としか思ってませんでしたから、最初に6kgマダイを釣ったときよりは狂いませんでした(笑)。

死後硬直後の6kg大ダイの反省もあり、陸についてすぐ測ると83cm。

そのときにようやく、えっ!何?80cm確実にオーバーしてるじゃん!という感じでした(笑)。

メジャーをマダイの真後ろに置くと、全くメジャーが見えなくなるので、少し下にずらしたのですが、後から写真を見るとメジャーの先端止めが斜めになり、さらにマダイの一番の先端の鼻先からずれていましたので、自宅で床に置き、ちゃんと測り直すと85cmでした!

その他にも今年は、最高に嬉しい大鯛が何枚か上がってくれました。

5月17日 葉山 68cm-4.8kg
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6月21日 西伊豆 78cm-4.5kg  長さは自宅検量なので、これも80cm級???(笑)
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9月6日 葉山 70cm-3.6kg
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10月19日 葉山 73cm-4.3kg
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そして、

12月7日 葉山 85cm-7.2kg
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大ダイに関しては、葉山に軍配が上がりました。数と確実性では西伊豆でした。

釣ってやったぜ!というより、
「私に掛かって下さり、大ダイ明神様 ありがとうございます。」という気持ちです。

来年はメーターマダイ様です!

大型青物も例年よりはよく釣れました。

キャストインチクでのブリ(80cmUP ギリブリ)
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その他、タイラバで、ワラサ×2、イナダ、カンパチ1.3kgなど

来年の青物は、やはりブリ、ヒラマサ、カンパチ60cmUPといきたいところです。

実は、今年ロングフォールで攻めようと長いキャスト用ジギングロッドを買っていたんですが、これが失敗。それであまりジギングをやる気しなくなったこともあります。

来年は新ロッドでジギングやりますよ!

あと、ある意味理想的な釣果でしょうか。葉山でこんな日もありました。
アオリにワラサ、タチウオからマダイまで! アオリ以外は、全てタイラバ。
これぞタイラバマジックです。
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食べるほうもいくら釣っても、近所でマダイを期待する家族や、自宅、そして私のオフィスでも毎日2食マダイを食べてますので、わりとすぐ無くなってしまいます。

-釣行の夜 自宅で-
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-ある日のオフィスでの昼食-
これは嵌った!漬け丼転じて鯛茶漬け(ワラサ入り)
漬け丼を半分食べて、マダイの濃厚アラ出汁で茶漬け
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-ある日のオフィスでの昼食-
マダイ腹身の温そうめん 腹身は脂が乗りプリプリです。
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-ある日のオフィスでの昼食-
レトルトごはんを酢飯にして、15分くらいで、ささっと握るインスタントマダイ握り&アラでの潮汁
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-ある日のオフィスでの夕方軽食-
カマと腹身のムニエル? ノンアルで。食べてからまた仕事に拍車を掛けます。
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-ある日のオフィスでの夕方軽食-
大ダイの顎の、オリーブオイル掛けオーブン焼き・・・顎から上は近所へ。
歯が欲しいのです(笑)が、豚足のようなコラーゲン。
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以上、オフィスなんで皿は1種類です(笑)。

さて新年から釣行しまくるぞ、と言いたいところですが、1月は仕事目一杯。

仕事の進行を見ながらの釣行になります。天候もありますし、もしかすると1回もいけないことも覚悟しておきます。

そして2月・3月は水温低下の超低活性期、また仕事も忙しい時期なので、ここは釣冬眠する可能性もあります。

まあ4月くらいから本格化できるよう、数か月は我慢です。


長々となってしまいましたが、これで2014年の総括とさせていただきます。

またいつも名も知れずブログを見てくれる方、今年知り合えた方、そして長くお付き合いいただいてる方に深く感謝いたします。

新年もよろしくお願いします。