2020年 タックルもニューで! 葉山船外機 2020/01/12 [ボート釣行記]
正月は来客おもてなしと、仕事の年初プランニング、また大海荘さんもお休みなので釣りには出てませんでした。
そしてようやく12日に葉山より船外機出船できました。
昨年末に大奉納して失ったタックルの代替として、
ロッドは前のもので難点はなかったのでほぼ同じシマノ・グラップラー・タイプスローJ B68-3、前回は1本継ぎのものでしたが、今回はグリップ分離の2本継ぎ。多少安くなりました。風、潮にもよりますがジグ300gまでは快適に動かせます。
新リールはシマノ・オシアジガー Fカスタム 1501HGで。
電動リールも多少迷いましたが、もともと楽なタイラバと違ってジギングだとなにかやった感が残らなさそうなのと、バッテリーやケーブルなど装備が増えるのが嫌なので。
あと電動タイラバをやらなくなった一番の理由でもあるけど、いつかしらあの音が耐えられなくなってしまいました。手動で巻くよりあの音で疲れてしまいます。できればエンジンも切りたいところですがトモ流しなのでそれはなかなかできません。
中深海のポイント探しなんかも電動&エサ&高性能な魚探でガンガン探っていくのが簡単で早道ですが、悪天候が多くそんなに数出られない昨今、土産以上に自分が楽しく思える釣りをできるときにしっかり大切にやっていかないと、せっかくの楽しめるチャンスすら失います。
オシアジガーは2001はもっているので、奉納したオシアコンクエスト301くらいのサイズ感でフォールレバーがついているこのリールにしました。もちろんオシアコンクエスト301の買いなおしも良かったのですが、一度レベルワインダーなしに慣れると無いほうがよくなってしまいました。
このフォールレバーについてはサミングでやればいいかとも思ってましたが、深場だと速く落としたいためのスピードと、誘いでのフォールスピードは大きく変えているので、このあたりがやりやすくなる「文明の利器」を試そうかと(笑)
さて、出船です。
昨年毎回悩まされた北風強風よりはましそうですが、それでも葉山の中深海はかなり距離ある沖あいなので甘くなさそう。
トモ流しがギリギリできる感じで、バック推進で常に細かく操船しながらライン調整。やはり時折、怖いくらいの海水被ります。
だんだん風は弱くなる予報ですが、朝のうちはこんな感じでは行きたいポイントへは行けず。
また戻すときの波がやっかいなので、風でどんどん南へ流されるままです。
ドテラ・トモ流しの限界ですね。まあ中深海ベテランはそれをわかってそれなりの装備をしてるからベテランなんですが。
トモ流しをしても流される速度は速く、水深150mを起点にしてもあっという間に300m超え地点に来てしまいます。投入起点を200mくらいにすればあっという間に400m近くになるので釣りになりません。流されてきた水深以上に出されたラインで、ジグを動かすこと自体が難しいし、体力もかなり必要。
またティップランと同じで流される速度も底もの魚には限界があるようです。
私の次のステップとしては50khz魚探でしょうか。ネットや魚探の海底地形図は詳細部分であてにならないので、少なくともリアルに底質がわかれば攻め方も大きく違ってくると思います。
まあ天候・海況にはかないませんが、そういう毎回の課題をいかにするかがおもしろく、ベテランはそうやってベテランになっていくわけですね。
というわけで苦戦状況をくどくど書きましたが、これもけっこう楽しいものでもあります。
魚のほうは、
まずは、6~70cmくらいのフトツノザメ。これくらいのサイズだと40cmくらいの何かいいもん期待してしまいガッカリ。せめてラインを切られないようにボートに上げてフック外し。この時に暴れるので毒トゲに刺されないかかなり怖い。
次に、タチウオ。
そこからポツンポツンと、クロムツ、そしてシロムツ。
実際に魚をかけたジグは全ていつも多用するする写真のジグ一つでした。
けっこうやりにくい環境でしたが、ジギングにてシロムツ含めすべて当たりが取れていましたので面白く。
アカムツジギングもかなりおもしろいですが、クロムツはもっと積極的に誘って答えがでるのでまた面白い。
定番のフォールでのガツガツや、ロングフォールでのテンション抜けアタリ。
そして新リールでのフォールレバー活用新技。
フォールを遅めにしておき底から10mくらいからスローフリーフォール。その間、2~3回スプールだけ抑え軽くジャーク、即フォール。
これでガツガツときたので合わせると、今回一番大きなクロムツがきました。
とはいえその感触をおぼえたら、別にフォールレバーは必要ないかとも思いましたが(笑)。
また誘いのフォールスピードは遅ければいいというものでもないでしょう。特に中深海はそのままでも遅くなります。
しかしこのスローフリーフォールコントロールでのジャークが今後いいようでしたら・・・
このブログでは、これをリキジャークと呼ばさせていただきます。(ブンメイの)リキ・ジャーク・・・
他でもやっていることとは思いますが。
浅場での重いジグの操作に効果あるかもしれませんね。
帰り道ジギングでは表層掛けのサバフグのみ。表層にもたむろしてるんですね・・・。
今日は、誘ってのクロムツがポツンポツンときましたが、ユメカサゴなど底もの外道がほとんどなし。底潮が効いていないようでした。
でも、ニュータックルはバッチリです!
前の1本継ぎモデルよりよくジグが動いたような気もします。潮もあるのでなんともいえませんが選択に間違いはなさそうです。
今日はいつも多用するオシアジガー2001&4番ロッドをほとんど使いませんでした。
今後もニュータックルをメインにして、潮の状況や水深によって重いジグで2000&4番を使う感じでしょうね。
【今日の釣果】
タチウオ 1
クロムツ 4
シロムツ 1
クロムツは前回と比較しても太ってきている感じがします。嵌りメニューのクロムツ丼のほか、何か別メニューでいろいろ楽しめそうです。
相模湾のタチウオは東京湾と比べペラペラしていると思っていましたが、今回はけっこう体高あって肉厚なやつがきました。シロムツもまあまあいいサイズ。
陸上がり後、道具を洗っていると、今日も来ました猫のホタテちゃん。
やはりごはんをあげたせいか、私の近くに来てチョコンと座りかわいい顔で私を見上げています。
そこでタックルボックスからネコエサ取り出すと「ニャ~オ」と嬉しそうな声。
それを食べさせましたが、そんなには食べずにごちそうさま。その後、私の車のほうへ向いました(笑)。
私はまだ車から離れたところで道具を整理していたんですが、しばらくして背後でホタテが「ニャ~オ」と一声。
てっきり声のした背後に座っているかと思って振り返ると、何もいません。
きっとあの声は「いつもありがとう、またね!」と言って去ったに違いありません(笑)。
猫はおもしろい。
F氏の13日(月)の釣果。
アタリもなくかなり厳しいところで、53cmのコモンハタがきたそうです。ナイスですね。
そしてようやく12日に葉山より船外機出船できました。
昨年末に大奉納して失ったタックルの代替として、
ロッドは前のもので難点はなかったのでほぼ同じシマノ・グラップラー・タイプスローJ B68-3、前回は1本継ぎのものでしたが、今回はグリップ分離の2本継ぎ。多少安くなりました。風、潮にもよりますがジグ300gまでは快適に動かせます。
新リールはシマノ・オシアジガー Fカスタム 1501HGで。
電動リールも多少迷いましたが、もともと楽なタイラバと違ってジギングだとなにかやった感が残らなさそうなのと、バッテリーやケーブルなど装備が増えるのが嫌なので。
あと電動タイラバをやらなくなった一番の理由でもあるけど、いつかしらあの音が耐えられなくなってしまいました。手動で巻くよりあの音で疲れてしまいます。できればエンジンも切りたいところですがトモ流しなのでそれはなかなかできません。
中深海のポイント探しなんかも電動&エサ&高性能な魚探でガンガン探っていくのが簡単で早道ですが、悪天候が多くそんなに数出られない昨今、土産以上に自分が楽しく思える釣りをできるときにしっかり大切にやっていかないと、せっかくの楽しめるチャンスすら失います。
オシアジガーは2001はもっているので、奉納したオシアコンクエスト301くらいのサイズ感でフォールレバーがついているこのリールにしました。もちろんオシアコンクエスト301の買いなおしも良かったのですが、一度レベルワインダーなしに慣れると無いほうがよくなってしまいました。
このフォールレバーについてはサミングでやればいいかとも思ってましたが、深場だと速く落としたいためのスピードと、誘いでのフォールスピードは大きく変えているので、このあたりがやりやすくなる「文明の利器」を試そうかと(笑)
さて、出船です。
昨年毎回悩まされた北風強風よりはましそうですが、それでも葉山の中深海はかなり距離ある沖あいなので甘くなさそう。
トモ流しがギリギリできる感じで、バック推進で常に細かく操船しながらライン調整。やはり時折、怖いくらいの海水被ります。
だんだん風は弱くなる予報ですが、朝のうちはこんな感じでは行きたいポイントへは行けず。
また戻すときの波がやっかいなので、風でどんどん南へ流されるままです。
ドテラ・トモ流しの限界ですね。まあ中深海ベテランはそれをわかってそれなりの装備をしてるからベテランなんですが。
トモ流しをしても流される速度は速く、水深150mを起点にしてもあっという間に300m超え地点に来てしまいます。投入起点を200mくらいにすればあっという間に400m近くになるので釣りになりません。流されてきた水深以上に出されたラインで、ジグを動かすこと自体が難しいし、体力もかなり必要。
またティップランと同じで流される速度も底もの魚には限界があるようです。
私の次のステップとしては50khz魚探でしょうか。ネットや魚探の海底地形図は詳細部分であてにならないので、少なくともリアルに底質がわかれば攻め方も大きく違ってくると思います。
まあ天候・海況にはかないませんが、そういう毎回の課題をいかにするかがおもしろく、ベテランはそうやってベテランになっていくわけですね。
というわけで苦戦状況をくどくど書きましたが、これもけっこう楽しいものでもあります。
魚のほうは、
まずは、6~70cmくらいのフトツノザメ。これくらいのサイズだと40cmくらいの何かいいもん期待してしまいガッカリ。せめてラインを切られないようにボートに上げてフック外し。この時に暴れるので毒トゲに刺されないかかなり怖い。
次に、タチウオ。
そこからポツンポツンと、クロムツ、そしてシロムツ。
実際に魚をかけたジグは全ていつも多用するする写真のジグ一つでした。
けっこうやりにくい環境でしたが、ジギングにてシロムツ含めすべて当たりが取れていましたので面白く。
アカムツジギングもかなりおもしろいですが、クロムツはもっと積極的に誘って答えがでるのでまた面白い。
定番のフォールでのガツガツや、ロングフォールでのテンション抜けアタリ。
そして新リールでのフォールレバー活用新技。
フォールを遅めにしておき底から10mくらいからスローフリーフォール。その間、2~3回スプールだけ抑え軽くジャーク、即フォール。
これでガツガツときたので合わせると、今回一番大きなクロムツがきました。
とはいえその感触をおぼえたら、別にフォールレバーは必要ないかとも思いましたが(笑)。
また誘いのフォールスピードは遅ければいいというものでもないでしょう。特に中深海はそのままでも遅くなります。
しかしこのスローフリーフォールコントロールでのジャークが今後いいようでしたら・・・
このブログでは、これをリキジャークと呼ばさせていただきます。(ブンメイの)リキ・ジャーク・・・
他でもやっていることとは思いますが。
浅場での重いジグの操作に効果あるかもしれませんね。
帰り道ジギングでは表層掛けのサバフグのみ。表層にもたむろしてるんですね・・・。
今日は、誘ってのクロムツがポツンポツンときましたが、ユメカサゴなど底もの外道がほとんどなし。底潮が効いていないようでした。
でも、ニュータックルはバッチリです!
前の1本継ぎモデルよりよくジグが動いたような気もします。潮もあるのでなんともいえませんが選択に間違いはなさそうです。
今日はいつも多用するオシアジガー2001&4番ロッドをほとんど使いませんでした。
今後もニュータックルをメインにして、潮の状況や水深によって重いジグで2000&4番を使う感じでしょうね。
【今日の釣果】
タチウオ 1
クロムツ 4
シロムツ 1
クロムツは前回と比較しても太ってきている感じがします。嵌りメニューのクロムツ丼のほか、何か別メニューでいろいろ楽しめそうです。
相模湾のタチウオは東京湾と比べペラペラしていると思っていましたが、今回はけっこう体高あって肉厚なやつがきました。シロムツもまあまあいいサイズ。
陸上がり後、道具を洗っていると、今日も来ました猫のホタテちゃん。
やはりごはんをあげたせいか、私の近くに来てチョコンと座りかわいい顔で私を見上げています。
そこでタックルボックスからネコエサ取り出すと「ニャ~オ」と嬉しそうな声。
それを食べさせましたが、そんなには食べずにごちそうさま。その後、私の車のほうへ向いました(笑)。
私はまだ車から離れたところで道具を整理していたんですが、しばらくして背後でホタテが「ニャ~オ」と一声。
てっきり声のした背後に座っているかと思って振り返ると、何もいません。
きっとあの声は「いつもありがとう、またね!」と言って去ったに違いありません(笑)。
猫はおもしろい。
F氏の13日(月)の釣果。
アタリもなくかなり厳しいところで、53cmのコモンハタがきたそうです。ナイスですね。
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