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アラ?!ヒラメが溶けた・・・ 葉山船外機 2019/06/22 [ボート釣行記]

前回釣ったマダイとヒラメの握り。
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握りはヒラメが勝ってしまいました。マダイはそろそろでしょうか。

このヒラメが後に・・・


今週は木・金と大阪出張だったので帰りは当然京都滞在のつもりでしたが、木曜だけでミーティングが終わったのでそのまま帰宅してしまいました。

そろそろ鞍馬参りをしなければならないのに・・・。

それで空いてしまった?6月22日(土)に葉山大海荘さんから出船しました。

ところでまだ不味くはないのですが、そろそろマダイも水っぽさが出てきたように感じます。

そこで今、美味くてジギングで楽しい魚は何かなあ?

イサキだ!

それに浅場ついでの浅場マダイなら味もいけそうです。

先週、地元の釣り師の話では葉山で良型のイサキを釣ったとのこと(コマセですが)。

思わずどこで釣った?と聞いてしまうところでしたが、私のボート釣りの一番の楽しさはポイントを自分で見つけ出すこと。

ポイントを簡単に聞いてしまうと楽しみ半減なのでなんとか聞くのを自制(笑)。

葉山では森戸でウリ坊は釣ったことがありますが、西伊豆のイサキポイント探しの経験を活かしてみようかと。

と、、、思って、準備し、出発したんですが、

思いの外魚探反応多々あり、それに釣られ移動し、どんどんジグを突っ込みましたが、

全てサバ、サバ、サバ・・・・

180gのロングを突っ込んでも、むしろサバの反応がよく、これでもサバ、サバ、サバ。

入れ食いでした。

型がいいのもよく釣れましたが太くはない。先日、家のモンにあまりにもパサパサしたサバサバに苦情を受けてます(笑)。

それでも魚探反応の違いを見つけながらデカジグを投入しますが・・・サバ、サバ、サバ。

底から表層まで、どうやってもサバなので止め。

今日の予報は怪しいけれど、風波はあまりなく、そこで準備していたイサキの浅場ではなく、逆方向の深場へ移動。

ただ空模様自体も怪しいので、前回と同じ方面ではなく近いほうの深場で。

水深170m前後での開始一投目で即乗りもやはりサバ・・・。

2投目でも即アタり、これが40cmUPのアラ。
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まあデカアラではないですが一応幻魚と言われ、超小型でさえかなり美味い魚。このサイズなら嬉しいところです。

水深180mになるともうボートの魚探は映らなくなりますので、等深線見ながらポイント移動。

その後、クロムツ小に、スルメ、ユメカサゴ、スミヤキ小。
DSC_1485.JPG

そしてまったくアタリがなくなりました。

そうこうしているうちに大雨サバーッと。

雷気配に身体への帯電(笑)がないのでそのまま釣り続行。

魚探の海図見なければモヤでどちらが陸かわからないので、この沖合ではかなりのスリルも感じられます(笑)。

大雨で何か状況変わるかと期待しましたが、潮が動かないせいか無反応で深場終了。

今日は試しに水深300m弱くらいで、330gのジグも振ってみましたが、私のロッドではジグを動かせ切れませんでした。

私のロッドはスロジグ専用ではないものあります。

今回の深場での全ての釣果は、200gTG太閤ヒデヨシ様>>でした。

その後、浅場に戻り、ワームでのグルーパー、フラット狙い。

やはり潮が止まっていたので全然反応ありませんでしたが、ポイント移動してようやくプルプルと。

シンカーの形状から、重さが乗るまではアワセは無理だとタイラバ的にそのまま巻き上げも空振り。

再度、投入し着底から巻き上げると、ガガガガッという感覚ともに全てが軽くなりました。

リーダーを切られました。

800円シンカー殉職・・・。

底であったことと、アタリの感じからヒラメだったかなあと思います。

迷ったことでしたが、根がかりが嫌なんでトレブルフックのないシンカーを選びましたが、今日日曜のテレビ「ルアルアチャンネル」を見てもやはりトレブルフックは必要かもしれません。これで細かなアタリで合わせられます。

よく根がかりを恐れていては釣れないよ、と聞いたりしますが、少なくとも避けられないにしても、海のゴミにしてしまう恐れはしたいものです(笑)。

【今日の釣果】
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サバ 多数
アラ 1(40cmちょい)
ユメカサゴ 1 ※リリース
クロムツ 1(30cm弱)
スルメ 1
スミヤキ 1

スミヤキは深場の釣人から疎まれますが、実は楽しみにしていてネットで料理法も調べてました。昔、三崎の朝市でこれを脂をグツグツさせながら炭火で焼きながら売ってる店があってとても美味そうでしたし、小骨を避けた剥身の刺身がかなりのものらしいです。

今回は小型でしたので早速塩焼きにしましたが、脂が湧き、身自体もクセがなく旨みがありました。確かに皮直下の小骨の多さは特殊ですが、それを除けながら食べる価値はありますね。私は今後もキープです。剥身ができる大型期待です。

ただこれを歓迎していると・・・高価なジグ・ヒデヨシ様をプッツンロストする日がくるかもしれないので、一応、もう来るな!と言っておきますが(笑)

アラは、「究極の美味」評価の魚ですからこのサイズで十分満足。捌くと40cmながら内臓脂肪ついていたのでこれは楽しみです。

以前、オニカサゴ釣りでアラの30cmくらいのを釣り刺身で食べたことがありますが、かなり美味かったです。肝だけは既に湯通しして食べましたが、臭みなく旨み豊富で美味い!


さて、表題のヒラメの話ですが、前回釣ったヒラメの上側の半身は当日の刺身と2日後の握りでいただきました。

流石のヒラメもやはり当日の刺身は旨みが少ない以上に、生きている身をそのまま齧っているような感触であまり気分よくありませんでした(笑)。ただこれをもの凄く美味いという人も家にはいました(笑)。

2日後の握りは、先に書いたように、一緒に釣ったマダイより美味かったです。マダイはまだ不味くはなかったのですがそろそろ水っぽさが出てきています。今期はそろそろ終了か、それでも水深30~40mくらいの浅場の良型マダイはいけるような気もします。

深場の魚もそうですが、水圧に耐えるため魚は脂を体内に蓄えるといいます。産卵中・後などまだ体力ない魚は脂ではなく水分を蓄えるので水っぽい魚になるのでしょうか。

ところで本題のヒラメのほうですが、寝かせばさらに美味くなるだろうと半身を骨付きで寝かしてました。

1週間目くらいに楽しみに蓋をあけてみると・・・

ドロドロ溶けてる・・・身がゼリーのように。

反射的に鼻を押さえましたが、、、全く臭くありません。

粘液胞子虫という微生物がたんぱく質分解酵素を生成し、宿主の身質をゼリーのように溶かしてしまうジェリーミート現象だそうです。

食べても害はないそうですが・・・

こんなドロドロの身を美味しく食べられるわけはありませんので残念ながら廃棄しました。

裏側は真っ白でしたので、養殖モンでもありませんでした。

こんなこともあるんですね・・・


さて、今日の釣りも面白さは感じました。

今後は、大アラにデカクロムツ狙いに夢を持ちます。

海況によっては浅場で、今日のワーム仕掛けをブラッシュアップし、ハタ系、フラット系、あるい沖でアオモンと、シンプルな仕掛けで多彩な釣果が得られれば。

これも昔よくやったタチウオワーミングの経験を活かせれば。そういえば、ガツガツ、プツンとよくやられました(笑)。

タグ:中深海 アラ
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