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ドルフィンデイだったか・・・ 西伊豆船外機 2016/05/14 [ボート釣行記]

5月14日(土)、西伊豆へ釣行しました。

前日は、夢見の悪いほうのホテル宿泊。

本当に夢見が悪くて、何の夢だったか覚えてませんが、深夜起きて誰か部屋に立っていないか見回したほどです・・・。

朝3時に起床、4時にチェックアウト。

今回は、暗いうちに陸っぱりでエギングをやろうか? 

前回の西伊豆では、途中シケになり早仕舞いをしてB港海域の藻場調査をしました。

通常、本気のアオリ狙いはA港ですが、マダイ狙いと、なにかとA港より快適なので、昨年のアオリ狙い以来全てB港出船しています。

しかし、ここ数年B港のアオリは厳しく(明らかな理由あり)、今年の藻の状況も昨年以上に厳しい状況でしたが、前回の調査で1ヶ所だけ期待できそうな藻場があったのです。

やはり藻場が枯れていた昨年のA港と同様、この藻場も「ほぼ陸っぱりポイント」でしたので、暗いうちに陸からやるか、ボートに乗って朝一でやるか迷います。

しかし昨年、隣のA港で「ほぼ陸っぱり」エギングで夜釣りをさせてもらいましたが、そもそも夜釣り自体がまるで暗い中で美味しいものを食べても味がよくわからないのと同じで、釣りもおもしろく感じない。またブヨなど得体のしれない虫にも襲われますしね。。。

ボートに乗ってから朝一だけトライすることにしました。

港でタックル準備。

今日は、ナブラ対策もするつもりですので、キャスティングジギング、スピニングタイラバ、ベイトタイラバ2本に加えエギングロッド・・・5本になってしまうし、明るくなった空はピーカン。やっぱりアオリは止めよう。

と、思っていたはずなんですが、いつのまにか、葉山の大先輩、故M氏から授かったロッドにセフィアBBをセットして準備していました。

5時半頃出船。

風がないのでボートも流れず、エギングがかなりやりやすく、また昨年の藻場シャロー攻めからさらにタックルを改善させているので、軽いエギが最高に扱いやすく!

シャローの春アオリですから、できるだけポイントに近づかないようフルキャスト。

藻の切れ目に正確に着水。

水深半分くらいで見せと頭向けのごく弱いサイレントジャーク2回、そのままステイさせずに即フリーフォール。当然ラインだけはしっかり見ておきます。

底に着かないうちにサイレントシャクリ&フリーフォールを2回ほど繰り返しイカに見せます。常にライン注視。

そしてサイレント超ショートジャークで抱かせのステイ。ここだけラインはテンション掛けておきます。

「コッツン」と1回だけ穂先が小さく弾かれました。

ん?当たった?

エギは浮かせているはずなのでアタリだ!と、合わせてみると、根掛かり感後、即ドラグを鳴らし走り出しました。

マダイやブリと比べれば引きの強さやバイタリティは全然比較になりませんが、アオリは感触がいいですね。

釣り方も超シャローですから魅力倍増。

まあまあの1.5kgオスアオリでした。
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エギは、一昨年2.3kgアオリを釣ったシャロータイプ3.5号のお母さん的な(笑)4号で、ノーマル沈下速度。買ったばかりのやつでした。
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一投目のGETで、前回の藻場ポイント調査が完全に成功しました。

ただかなりポイントがタイトなんで数はいないでしょう。そして空はピーカン。その後場所を変え15分だけランガンしてアオリは終了。

気分よくタイラバにチェンジ。

朝、港で乗合船の船長が「イワシ入り出しましたよ!」とわざわざ教えてくれる。ありがとうございます。今度、ここの乗合船は是非利用させていただきます。

浅場では、落とし込み釣り船含め、イワシ狙いの船が集結しています。

しかし沖合でのタイラバはいつもの通り魚の気配なし。

しばらくやっていると、少し離れたところで巨大魚が跳ねています!

あの大きさはマグロだろ!!!

段々近づいてきました。

タイラバを急いで上げ、キャスティングジギングタックルを握りしめアプローチ!間に合うか?

しかし、PE2号なのでマグロなら掛かったとしてもブチ切られるであろうタックルなのは一応頭にあります(笑)。

えっ何???

ドルフィンじゃねえか。。。

ベイトの魚がいるからイルカが跳ねて喜んでいるのか、既にイルカが釣り場を荒らしてしまったか。

しばらく粘ってみましたが、タイラバへの気配も全くなし。

そういえば他の漁船すらいなくなりました。

そこで少しポイントを移動しました。

6時に、キダイ30cm。

そしてミズフグ氏。。。グ~フ~にヒヤっとしましたが、今日はこれ1尾だけでした。

8時に、ハタ40cm。
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これはマハタでない・・・マハタらしい縦(横)縞がありません。縦(横)縞が消えたマハタモドキでしょうか???

9時に、ムシガレイ30cm。
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ポツン、ポツンとが釣れますが、なにやら五目釣り状態(笑)。

12時にようやく54cmマダイ。ヒットラバーは、鯛歌舞楽波動ベイト&オレンジドラゴン。
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これはスピニングタイラバで掛けました。ロッドはいわゆるタチウオジギングロッドでタイラバにしてはハードですが、今回のガツガツアタリでも十分掛け巻きアクションができました。

しかし50cm台のマダイとはいえ、ソフトなタイラバロッドと比べてジギングロッドでのマダイは、頭を鋭く振るのでスリルありますね~。またバラすかと思いました。

ジギングロッドではなく、エギングロッド、一つテンヤロッドにすれば取込み時のマダイの頭振りでも安心感出てきますが、少し重いオモリでキャストできなくなりそうです。

続いて、同じくスピニングタイラバでホウボウ44cm。

途中、北東風がかなり強くなり少し恐怖を覚えましたが、西伊豆では東っ気の風は波がフラットになりますのでそのまま続行できました。

お話しました今日のタックル5本。
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オシアカルカッタは、またシングルに戻ってます(笑)。

ナブラ待ちのタックルは、Daiwaブラストヒラマサ&ShimanoアセレーションSW6000PGです。

今日は、鳥が10羽くらいが上空を旋回しイワシの群れを追っていたようですが、下からのイワシイーターがいないせいかナブラになりませんでした。それともイワシイーターはイルカに食べられたか?

これからイワシの入りが定着すれば、大型魚のナブラが出るように思われます。

今日もマダイの活性は感じられませんでした。

【今日の釣果】
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アオリ 1(1.5kg)
マダイ 1(54cm)
キダイ 1(30cm)
ハタ  1(40cm)
ホウボウ1(44cm)
ムシガレイ 1(32cm)
ミズフグ氏 1

スピニングタイラバは、だいぶサマになってきました(笑)。

メリットは、
・キャストできる。
・フリーフォールがかなり速い。
マダイにスローフォールで見せる必要性は今のところ感じません。
むしろスローフォールだとガチガチ齧られながらベイトではないと見切られる可能性はあるかと。
・ハンドルが下にあるので、安定した巻きをやりやすい。
・スロー巻きもできれば、安定したスピード巻きもできる。
・回収がラクで速い。

デメリットは、
・フォールの突っつき反応がわからない。
ぐらいでしょうか。

深場でのキャストは、結局、潮の流れのほうに影響されますのであまり効果ないのですが、全く風なし潮が流れないときは多少違いがあり攻めてる自己満足感はあります(笑)。

実は、私がタイラバを始めた頃は、エギングの後でやることが多かったので、エギングタックルに固定式タイラバでよくやってました。

捌いたマダイは、白子が小さくなってました。お味はどうでしょうか?

先週の小ブリは、太ってはいないけど、ブリらしく脂がしっかり乗っていて握りはマグロの中トロ並み、ブリ大根は薄味付けで脂の旨みで食べられました。

あとは粕漬けに、カマは冷凍し照り焼きでアボガド添えが楽しみです。

何より、ブリ糸状虫が全くいない美しいブリでした。ブリ糸状虫は今の時期が一番いる時期で秋に向けて少なくなるかいなくなるそうです。

同日Fさん、葉山大海荘手漕ぎ釣果
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最大40cmUPだそうです。朝からマダイが好調でしたが10時くらいに北風強風で撤収したそうです。


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