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西伊豆まだまだ特訓レベル 西伊豆船外機 2016/03/26 [ボート釣行記]

釣行記の前に、エサ用で買った車エビのお話。

私は一人で外食するときは、大体タイ料理かインド料理のどちらかなんですが、タイの場合は必ずトムヤムクンヌードルを注文します。

ただ、日本ではパクチーが高いのか、最近、どこのレストランでもパクチーをケチっているように感じます。

それでこれを家でパクチーたくさんで作れないかと調べたところ、トムヤムクンペーストを使えば意外と簡単にできることがわかり、Amazonでそのペーストを買いました。

そして具は最低限でも、パクチー、もやし、エビ。そうえいばエビはたっぷりあるじゃあないですか!釣りエサ用に買った車エビ小です。正直、エサ用には少し大きすぎでした。

意外と簡単に、自分で好物のトムヤムクンヌードルをオフィスのランチで作れたのでかなり嬉しく。
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そしてこのエビは旨い! 頭から殻ごとパリパリいけました!実はこれもAmazonで買いました(笑)。

ということで、このエビは主に家で食べることにしました。ただ、まだ在庫が多いので今回の釣行にも5本だけ持ってゆきます。

さて、今回26日(土)の釣行は葉山の予定でしたが、数日前の予報で葉山は北風が強そう、逆に西伊豆は東風で凪予報でしたので西伊豆にしました。

前日宿泊は、「夢見のいい」ホテルのほぼ半額の「夢見の悪い」ほうのホテルで。今回、夢見がいいほうは満室でした。
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確かに、、、こちらのホテルは夢見が悪く、今回の夢は、ある料亭でイカ刺しを食べていたらアニサキスがうじゃうじゃいる夢でした・・・。

しかし比較的よく眠れ、朝3:15に爽やかに起床!

朝6時くらいに出船できました。

海は静かですが、ベタ凪でもなくいい感じの海です。ただ潮面が悪い・・・。

そしてタイラバ開始から、しばらく何の魚もツンとも突っつかず・・・

なんか前回の西伊豆より酷い感じ。

タイラバカラーチェンジにインチク、ワーミングに、縦引き、斜め引き、スピード巻きにスロー巻き。

何やってもダメ。

少なくとも午前中は一切、気配、アタリなし。今日も特訓です。。。

そもそもマダイはおろか魚がいるのか?

ここで持参したエビをつけ、エビラバにしたり放置したりしてみます。

何の齧りもなし・・・綺麗に上がってきます。

他の魚すら齧りにこないということは、水温の変化に加え、潮の状態、動きが完全に悪い証拠でしょう。

今日は完ボウを覚悟、いえ、期待します(笑)。

静かな海況、西伊豆の景観の中で、そしていつものように近くには他のボートもいないしエンジンを切るとシーーーン、沖合に一人きり、これこそ非日常の素晴らしきシーン!

こんな中にトロ~リと好きな音楽をかける。

スマホでサラ・オレイン、ビヨンセ、西内まりあ、絢香などをYouTubeで聴きます。

ビヨンセってやはり凄い歌手ですね。(病院訪問でHaloギター伴奏のみで歌唱)


いいですね~。

しかし、しばらく聴いていると、Docomoからメールが、「データ量残り1GBです」とのこと。これを超すとスピードダウンしてしまいます。

WiFiでないのでねえ・・・ここで音楽は中止。やはり別にプレーヤーを用意したいところですね。

静寂の音楽に変えます。

今日は終日海が静かな予報なので、釣果も「清々しさ」を享受するつもりです。それで手巻きも終了。伝家の電動宝刀釣法でまったりやります。

12時半頃、ようやく何か掛かりました。

マダイ35cmUP。
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うまそうでしたが、土産もこれ1尾では清々しくないのでリリースしました。

ボート屋さんに上げればよかったんですが、イケスで元気で、1尾怯える姿を見ると締められなくて。。。

そしてあっというまに15時。

ようやくガツンと抑え込み系のアタリ発生。マダイかはわかりません。ホウボウ?

そこから少し流れて、ガツガツ系の魚信が来ました。フォールで掛けるも、サバフグでした。

今からこいつがここで顔を出してくるのは心配です。大量発生だけはやめてほしい・・・。

ただ、先のマダイ以外は、朝からほとんど魚の気配すら感じなかったので、少し活性が出てきたか?

しかしタイムアップです。

道具を片づけながら、伝家の電動宝刀釣法から派生した「お片付け往生際釣法」で。

潮が流れ始めて、ライン出しもそのままの流しで今日初めて100m超えになるようになりました。

いい感じ! 数回の着底で120mくらいになったでしょうか。伝家、往生際釣法ではベストです。

しかしお片付け、お片付け、今日は清々しい♪

すると、

ギュワ~~~ン ウィンウィンウィンと電動が唸りました。

見るとスプールが止まってます。

ロッドを手に持つと、根掛かりか・・・ウンともスンとも動きません。

するとようやく自分が掛けられたのに気づいたか、生態反応とともにドラグをヒュ~~~ンと引き出してきました。

マダイです。

かなり潮の抵抗があり、波が高くないのでボートをバックさせ魚に寄せてゆきました。それで割と楽に上がってきました。

ところが!

もう魚は水面間近ですがまだ魚影が見えないところで、突然ラインが巻けなくなりました。

PEとリーダーの接合部にこびりついたクラドが、TOPガイドでひっかかっています。

まずい!

しかし残すはリーダー5m程度。

アオリの中オモリでの取込みと同じ要領で、手でスイスイ上げられました(笑)

それでも、マッチョでずいぶんいかついマダイでした。こんなボディビルダイは初めてでした(笑)。そして美味な白子確保でしょう!!!
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「往生際釣法」の証拠に、マダイの頭側に既に外した魚探ステーがありますね(笑)

時合が来たか?!

いえいえ、もう終わりです。

しかし、ここ最近、西伊豆はかなり厳しいなあ~と思いきやまだ3月。実水温は問題ないのですが魚体内カレンダーでしょうか、釣りでは年間で一番厳しい時期です。落胆には及びません。

いくら釣果だけでない西伊豆とはいえ、こう「死の海状態」では毎回特訓となってしまいますから(笑)。

この日は、少し水温が下がり少し濁りも入ってきました。

片づけ後、いつものようにボート屋さんと雑談。

「ここ数年、天候おかしく全然ダメなんだが、4月5月から本来ならアレとアレとアレが、すぐそこで凄いんだがなあ~」

やはりイワシの入りで天国と地獄にもなる感じですね。今年の西伊豆に期待します。

【今日の釣果】
マダイ2 (35cm、60cm-3.3kg)
サバフグ 1

やはりけっこう体高が高い個体です。
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白子がでかい。
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60cm級ならまあ難無く捌き切り。
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しかし油断は禁物。次やるときは指を無くすでしょう。

握りが楽しみです!

握り技が上達してくると、口に入れるとパラけるような握りができるようになってきます。(まだまだ自己満レベルですが)

この空気握りの食感ができれば、マダイの身質は特に相性バッチリ!また脂だけでなく身肉の旨みが強い魚なので、握り寿司はとてつもなく美味く病みつきです。

例えば、前回のカンコなどは身がかなり固いので、かなりの薄切りにしないと寿司飯にあまり合いません。

あと今回はサバのバッテラのようなマダイバッテラもやってみますか。

前に作ったマダイの粕漬けは妹家族に送りましたが、特に魚嫌いの妹が独り占めにしたいほどの出来だったそうです(笑)。

味噌漬け、粕漬け技も磨いて、麦わら大ダイの季節に備えます(笑)。

さて、来週はどうでしょう? そろそろ本当に京都の桜を狙います!


タグ:マダイ

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