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強風上等!ティップラバ?釣法-西伊豆 2014/10/11 [ボート釣行記]

先月から、10月11日(土)は、西伊豆B港の船外機ボートを予約していました。

前日のピンポイント地域予報では、東北東の風12m。さらには台風の影響で波も高い。

早々にこれはダメだと諦めて、釣行準備もほとんどしていませんでした。

一応、前日、ボート屋さんに電話すると「無理しなければ大丈夫」とのこと。

しかし、、、どう考えてもきついでしょ。。。

前にも書きましたが、北東風に強い海域ながら何度も痛い目にあっています。

ただ確かに、風速10m以上の予報で全然大丈夫な凪の日もありました。

もしかすると、北東風と東北東風の違いか? 微妙な東寄りで全然違うのかもしれない。

今回は、東北東風。ここに望みをかけます。

それにもし北東風が強いなら、台風の影響の波が抑えられるかも。ただ下手すると危険な三角波にもなりえます。

いろいろ考えても、出航できるかどうかは半信半疑でしたので、遠いながら現地で判断することにし、出られないことも想定し、エサは一切持たず。

まあ西伊豆へ行く理由の半分はドライブ瞑想ですから中止でもいいんです(笑)。

むしろ釣りができなければできないで、疲れないので温泉も含めリフレッシュになるでしょう!

ということで前日の19時に出発!

22時に定宿のC港に到着。ワインで寝つけ。しかし、そろそろ車中泊が苦痛になってきました。今後はホテル泊にするか迷います。

朝起きると、風なし。海を見ても凪ています。ただ、、、時折、何か危険な大きな波の音がします。



海況は大丈夫そうなので、6時前に出航できました。

う~ん、、、静かな海だけど、空がどんよりしていて、台風接近のうえ、予報が予報だけに気味が悪い。

他にボートや漁師さんもほとんどいません。

いきなりガガガガッ~とこないかビビります。

ただこの日は、一時、強風時間はありましたが、大きなうねりもほとんどなく、後に晴れてきましたので、終日快適な1日でした!

さて、釣りのほうですが、とにかく今日は今年初めてのショゴカンパチを食したく。

朝から、しばらくサビキジグで粘りましたが気配なし。

サビキには別の魚すら掛かりません。

昨年の今頃は、魚のナブラやボイルがけっこうあって、ジグをキャストすればスマやヒラ、マルなどのカツオ系がけっこう釣れたのですが、今年は総じて青物が静かすぎます。

とはいえ、日和ということもありますが。

スロージギングでもある程度粘れば何かしらは釣れるのでしょうけど、前回、ワラサまでタイラバで釣れたので、スローでも重いジグをシャクるのも面倒に感じるようになってしまいました。。。

タイラバは軽いタックルで巻きも軽く、そしてシャクらず。そこへいきなりガツガツとくるわけですから、アドレナリンの出方が違います。要は私はその中毒患者なんでしょう。(笑)

そういう感じで、やはりタイラバに変更。今回はエビエサがないので、エビラバは封印です。

またタイラバができるかどうかの海況も疑わしかったので、ロッドも紅牙の用意はなく、スロジグロッドを使います。

そしてどうせやるなら、ラインを目一杯斜めにした横引きタイラバでチャンレジします。

この時点では北東強風で、ボートが速く流され、数回の着底で、ラインは30度より寝てきます。

そこから速めの手巻きで挑みます。ということは、ラインが立っているうちはアタリが無かったということになります。

このライン斜めの手巻きの速巻きで、

アオリキロオーバーか(笑)と、思われるようなアオリそっくりな引きで、48cmイナダ。

マダイかオニか?と思われるような引きで、ホウボウ40cm、35cm 2尾。

フォール時に掛かり、マダイか、はたまた食い上げるのでサバか?と思われるような引きで、待望のショゴカンパチ33cm。

その他、チャリコ級マダイ×2

と、立て続けに釣れます。

新ポイントだからなのか、この釣り方なのか、反応は上々でした。

そのうちこの強風も止み、ラインが寝なくなってしまい、魚も釣れなくなりました。時合終了だったのかもしれませんが。

通常、風なしでは、この釣法は成りたちません。アオリのティップランみたいに。(私は風なしでも上等!キャストでやりますが)

そう「ティップラバ釣法」の誕生です! まあイタズラ釣法の部類としていただければ(笑)

ティップでアタリを取るというよりは、ティップで掛かったかどうかを見る乱暴、大胆なものです。(笑)

風が無くなってからは、逆にボートを走らせてみます。

やりやすい方法としては、一度真下に着底させ、普通にバーチカルに誘い巻きを数回します。

これで反応がなければ、巻き上げ頂点でそこから着底する秒数だけ見当をつけておきます。

その秒数だけボートを走らせます。その間にラインをフリーにしてタイラバを着底させます。

当然、通常の状態でタイラバが流される反対側にボートを走らせラインを出してゆきます。

着底が分からなくなるとダメですから、その時の状況判断でしょうか、この日は、例えば水深50mでしたら80~100m出してみました。

これで横引きしてゆきます。
NCM_0435.JPG

ここで、縦巻きでは全然反応ないところで、チャリコ級ですが、マダイ2匹GET。

さらにもう一つ、タイラバセオリーを覆す釣法がありました。アオリノジングならぬ底置き釣法(笑)

以前もありました。電動リールの接触が悪くて、ラバーをしばらく着底させた後に、巻き上げるとマダイが食ってきたことが。

この日も、それが頭にはありました。

フォール時にやや気配のあった投入でしたが、タイラバ横流しを数回やっても1回コツン程度以外は全く反応がありませんでした。

食いが渋いのか見切られた感じです。

ところで、ドテラ流しですと、風向きによってロッドホルダーの取付を左右舷変えないといけないこと多々あります。

どうせ見切られたと思ったので、ラバーをそのまま着底させたまま、その間にロッドホルダーの左右位置を変更しロッドをセット。30秒くらいでしょうか。

フォースマスターのスピード15に合わせて、回収のつもりの巻き上げ。

すると、電動音がギュンギュン音に変わり、ロッドが突っ込んでいます。

上げると、45cmマダイ-1.3kgでした。

その後も、ボートライン出し&タイラバ横流し釣法で、オオモンハタ33cm。

キャステイングタイラバで、同じくオオモンハタ同サイズ。嬉しい土産です。

なにやら今回もまたイタズラ釣法でなんとか形になりました。

【今日の釣果】
イケスで最後まで元気だったのでリリースのチャリコ4尾
NCM_0441.JPG
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イナダ-1(48cm)
ショゴカンパチ-1(34cm)
マダイ-5(45cm-1.3k 他チャリコ×4)
オオモンハタ-2 (33cm)
ホウボウ-2(40cm、35cm)

台風影響の悪予報の中、岸に打ち付けられる波を見ていると、時折2~3mあって怖くなりましたが、沖合では、けっこう快適な1日でした。

ありがたい1日でした。

ただ、大型台風はこれからやってきます。無理をせず十分警戒しましょう。




タグ:マダイ

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