厳しすぎる夏 [雑記]
まず最初に、
大地震でもなく津波被害でもない。
しかし大変な被害、それも雨で・・・
ずいぶん前に広島にある父方の墓が大雨で崩されたこともありました。
深刻な被害を思うと心痛みます。心からお見舞い申し上げます。
またこの酷暑の中、ボランティアに出かける人に頭が下がる思いです。身体などを壊さぬよう祈ります。
少なくとも今何事もない関東からできることは募金でしょうか。
西日本豪雨の募金・寄付金の送り先まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2153121985735139401
Amazon経由で日本赤十字社へ、クレジットカードが利用できました。
さて、今週の釣りは悪天候でパスということで、食べるほうを書きたくなりました。
これまで京都の店で食べた経験も含まれますが、やはり今年行った鹿児島旅行で食べた魚で最近大きく心が動いています。
鹿児島旅行では朝ごはんから昼、夜まで、ほとんどマダイを食べてました。全然飽きずに。
食感がもっちりし旨みもある。もちろん旨みは寝かしたものよりは薄いのですが、歯ごたえと脂でそれ以上の美味しさ。
こんなのを自分の釣ったマダイでも実現できないのか?
やはり生息地の海流、また生きた身状態での旨みは活け越しが必要なんじゃあないかと。
それでも、柔らかマダイは握りでのシャリとの相性最高で、これはこれで病みつきではありますけれども。
ここ最近の釣り魚食レポートです。
【マダイ】
先週の葉山の68cmマダイですが、捌いたときに、その前に釣った西伊豆マダイより水気を感じない。
これはいけると、腹身部分を当日の刺身で試食。歯ごたえあり旨み脂もあり、これはかなり美味い!と感じましたが・・・
やはりアフタースポーンの回復初期なのか、1日目~1週間寝かしで段階的に食べてきましたが、どの段階でも身のまとまり感と旨みが足りない・・・。
昨年の同じ頃釣りかなり美味かった83cmマダイのようなのは、浅場で元気なやつに限るかもしれません。
そういえば先日の西伊豆水深10mの60cmマダイは自分では全然食べてませんでした。
同じ日に釣った水深70mの50cmマダイに魅かれてしまったせいですが、これが水っぽくてダメ。それでも握りではけっこう美味しく食べられました。
今回の葉山マダイは寝かして握りにしても身が粉的?食感で残念。旨みも少なく。
そんなわけでしばらくマダイ狙いで深場(70m)はいかないでしょう。浅場で釣れたら食べてみます。
【マハタ】
今年葉山だけで38cm~45cmまで5尾釣りましたが・・・今回の37cmが一番美味かったです。
薄づくりの表面に虹色の輝きと、皮きしの赤身あたりが脂でうっすら白く。
こんなハタなら毎回釣って食べたいです。
今後は、(クエ・ホウキ)-(マハタ、オオモンハタ)-(アオハタ)の順で狙っていきたいです。サイズは50~60cmで。
よくハタで一番美味いのがアカハタという人もいますが、私はアカハタはあまり好きではありません。煮つけなら最高ですが。
また荒天でしばらく出られなかった時期、デパ地下でキジハタが売っていたので食べてみましたが、個人的にはホウキには届かないかなあと。
まあホウキでも50cmUPか、それより小さくても内臓脂肪巻いていないとそこまではということかもしれません。
その他、デパ地下ではいろいろ買いましたが、マダイは美味いし、天然ヒラマサは売ってるし、6月のイサキなんか活き締めで脂のりのりでめちゃくちゃ美味かったですよ。
近くの鮮魚屋でもいい魚が置いてあるのですが、ここは安いせいか処置保管が普通なので釣った魚よりは落ちる感じです。
ただ、葉山でよく釣れる時期の魚は、漁港が近くなので仕入が安くなるのでしょう、わざわざ釣る気がなくなるほど安いです・・・。
カマスや、子アオリとか安いときは1杯100円・・・。
【マルソウダ】
マルソウダの名誉にかけてこの魚は美味い!と公言するとマルソウダに感謝されるどころか、恨まれますが(笑)
今回は待望の味醂干しと生り節で。
味醂干しは、血抜きがうまく出来たせいか臭みが全くなく、血合い肉がやたら美味く感じました。ジューシーな焼き鳥のようでした。
焼いたとはいえ血合いをガンガン食べられたということは、生の段階でこの血合いを刺身にしていても問題なかったということかもしれません。
今度、葉山ものでキンキンに冷やして持ちかえり、少量だけ血合い刺身をトライしてみますか?というのもやはりかなり美味い魚だからです。
ここでお断りしておきますが、葉山であれば自宅まで20~30分の移動できる距離の話です。
保管に確信のない人はやはりマルソウダ食は慎重にすべきだと思います。いざヒスタミンが出ると焼いても危険です。匂いや見かけでもわからないそうです。
あとマルソウダは、以前、竜田揚げにもしましたが、鳥のような食感で鳥以上に旨みがありました。次回、夏のビールのお友はコレで!
生り節は、猫好きの友人に食べさせたところ「これは猫が大好きな味!」とのことでした(笑)。
クセがなくなり旨みがあるので、これをハーブ&ガーリックオリーブオイル漬けにしていろんな料理に使うのもよさそうです。
ちなみに味醂干しは簡単にできます。
魚を2枚か3枚に卸し、しょうゆ、みりんを1:1の量のタレで3時間~6時間くらい漬けて干すだけです。今回はピチットシートを使いました。
この漬けダレは、甘いのが好きな人は砂糖やハチミツを入れてもいいでしょう。またニンニクスライスかニンニクおろしを入れれば臭み消しと同時に美味しい風味が増します。
あまり漬かっていなくてもソウダの旨みで帳消しにされます。
仕上げにゴマをかければさらにおいしく。
今回は脂の乗りがそれほどでもありませんでしたが、焼くときに脂がプツプツ吹き出してきます。
今後、楽しみなカツオ系なら狙いなら、
(スマ)-(ヒラ40cmUP、本カツオ)-(マルソウダ)の順で狙いたい意欲が出ました。
【サバ】
サバは前回書いた通り、内臓・血抜かないで冷海水で締めたものにトライ。
しかし個体差が大きく比較できず。
それでも処置なしのサバの身割れはなく味がしっかりしていました。
最後に残った処理なし塩サバの半身があり、あまり食べる気もなく冷凍庫に放ろうとしていたところ思いとどまり、面倒なのでフライパンで焼きました。
すると!皮目を焼いたところでした、ノルウェーサバのような脂のほとばしり?!
食べてみると、これは美味い!かつて自分の釣ったサバでこんな感動はありませんでした。
血抜きなし内臓抜きなしが効いているのか?
個体的な差もある気がしますが・・・
このサバは、35~38cmくらいのサバで見た目は太ってはおらず、いつもならリリースするようなサバでした。
そういえば先日一緒に飲んだ横浜の○ンファン氏も、小さいサバが意外に美味かったと言ってたのを思い出しました。
サバも見かけにはよらないということでしょうか。
塩サバのつくり方は簡単なもので、
2枚か3枚におろして、片面小さじ半分弱くらいの塩をまぶし、しめ鯖の塩締めと同じように水が下に残るような容器に入れラップして冷蔵庫で一晩くらいでOK。
近海サバなら干物にするよりこのような塩サバのほうが肉汁が残り美味いと思います。
またその塩を洗い流し、しっかり処理、鮮度管理していた魚なら翌日くらいならそのまま刺身でもいけるのではないでしょうか。
サバは、本当に喜ぶ人が多いので処置や保管などしっかりして今後も多めに持ち帰るつもりです。
それに今回の塩サバみたいな魚なら自分用でも多めに欲しいところです。
ところで、先日ニュースで、アニサキスには正露丸が効くと出ていました。
これは昔から言われていて、半分気休めと思っていました。
ただし専門家もある程度の効果は認めながらも、素人判断で納めるとその後の危険性がなきにしもあらずということです。
ただ確かにアニサキスを弱らせるようなので、釣り人としては正露丸は常備しておきたくなります。
当然、正露丸を飲まずに済むよう、これまで以上にアニサ警戒はします。
もう完全な夏の海ですね。
この海でいかに楽しくかつ美味い魚を狙ってゆくか。
私としては、浅場中心で、フラットモン、根回りのアオモン、カツオ系、ハタ系とやっていきたいと思います。マダイも浅場の中型のものを。
あとジギングで一番難儀しているのがアシストフック。
決めたメーカーのフック、サイズがあってもネットですら在庫ないケースも多く。
また毎回使い捨てできるほど安価でなく。
であるなら、自分好みのアシストフックを自作するのが一番、といことで久しぶりの制作欲が湧いてきました(笑)。
フックに何か語らせましょう。
大地震でもなく津波被害でもない。
しかし大変な被害、それも雨で・・・
ずいぶん前に広島にある父方の墓が大雨で崩されたこともありました。
深刻な被害を思うと心痛みます。心からお見舞い申し上げます。
またこの酷暑の中、ボランティアに出かける人に頭が下がる思いです。身体などを壊さぬよう祈ります。
少なくとも今何事もない関東からできることは募金でしょうか。
西日本豪雨の募金・寄付金の送り先まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2153121985735139401
Amazon経由で日本赤十字社へ、クレジットカードが利用できました。
さて、今週の釣りは悪天候でパスということで、食べるほうを書きたくなりました。
これまで京都の店で食べた経験も含まれますが、やはり今年行った鹿児島旅行で食べた魚で最近大きく心が動いています。
鹿児島旅行では朝ごはんから昼、夜まで、ほとんどマダイを食べてました。全然飽きずに。
食感がもっちりし旨みもある。もちろん旨みは寝かしたものよりは薄いのですが、歯ごたえと脂でそれ以上の美味しさ。
こんなのを自分の釣ったマダイでも実現できないのか?
やはり生息地の海流、また生きた身状態での旨みは活け越しが必要なんじゃあないかと。
それでも、柔らかマダイは握りでのシャリとの相性最高で、これはこれで病みつきではありますけれども。
ここ最近の釣り魚食レポートです。
【マダイ】
先週の葉山の68cmマダイですが、捌いたときに、その前に釣った西伊豆マダイより水気を感じない。
これはいけると、腹身部分を当日の刺身で試食。歯ごたえあり旨み脂もあり、これはかなり美味い!と感じましたが・・・
やはりアフタースポーンの回復初期なのか、1日目~1週間寝かしで段階的に食べてきましたが、どの段階でも身のまとまり感と旨みが足りない・・・。
昨年の同じ頃釣りかなり美味かった83cmマダイのようなのは、浅場で元気なやつに限るかもしれません。
そういえば先日の西伊豆水深10mの60cmマダイは自分では全然食べてませんでした。
同じ日に釣った水深70mの50cmマダイに魅かれてしまったせいですが、これが水っぽくてダメ。それでも握りではけっこう美味しく食べられました。
今回の葉山マダイは寝かして握りにしても身が粉的?食感で残念。旨みも少なく。
そんなわけでしばらくマダイ狙いで深場(70m)はいかないでしょう。浅場で釣れたら食べてみます。
【マハタ】
今年葉山だけで38cm~45cmまで5尾釣りましたが・・・今回の37cmが一番美味かったです。
薄づくりの表面に虹色の輝きと、皮きしの赤身あたりが脂でうっすら白く。
こんなハタなら毎回釣って食べたいです。
今後は、(クエ・ホウキ)-(マハタ、オオモンハタ)-(アオハタ)の順で狙っていきたいです。サイズは50~60cmで。
よくハタで一番美味いのがアカハタという人もいますが、私はアカハタはあまり好きではありません。煮つけなら最高ですが。
また荒天でしばらく出られなかった時期、デパ地下でキジハタが売っていたので食べてみましたが、個人的にはホウキには届かないかなあと。
まあホウキでも50cmUPか、それより小さくても内臓脂肪巻いていないとそこまではということかもしれません。
その他、デパ地下ではいろいろ買いましたが、マダイは美味いし、天然ヒラマサは売ってるし、6月のイサキなんか活き締めで脂のりのりでめちゃくちゃ美味かったですよ。
近くの鮮魚屋でもいい魚が置いてあるのですが、ここは安いせいか処置保管が普通なので釣った魚よりは落ちる感じです。
ただ、葉山でよく釣れる時期の魚は、漁港が近くなので仕入が安くなるのでしょう、わざわざ釣る気がなくなるほど安いです・・・。
カマスや、子アオリとか安いときは1杯100円・・・。
【マルソウダ】
マルソウダの名誉にかけてこの魚は美味い!と公言するとマルソウダに感謝されるどころか、恨まれますが(笑)
今回は待望の味醂干しと生り節で。
味醂干しは、血抜きがうまく出来たせいか臭みが全くなく、血合い肉がやたら美味く感じました。ジューシーな焼き鳥のようでした。
焼いたとはいえ血合いをガンガン食べられたということは、生の段階でこの血合いを刺身にしていても問題なかったということかもしれません。
今度、葉山ものでキンキンに冷やして持ちかえり、少量だけ血合い刺身をトライしてみますか?というのもやはりかなり美味い魚だからです。
ここでお断りしておきますが、葉山であれば自宅まで20~30分の移動できる距離の話です。
保管に確信のない人はやはりマルソウダ食は慎重にすべきだと思います。いざヒスタミンが出ると焼いても危険です。匂いや見かけでもわからないそうです。
あとマルソウダは、以前、竜田揚げにもしましたが、鳥のような食感で鳥以上に旨みがありました。次回、夏のビールのお友はコレで!
生り節は、猫好きの友人に食べさせたところ「これは猫が大好きな味!」とのことでした(笑)。
クセがなくなり旨みがあるので、これをハーブ&ガーリックオリーブオイル漬けにしていろんな料理に使うのもよさそうです。
ちなみに味醂干しは簡単にできます。
魚を2枚か3枚に卸し、しょうゆ、みりんを1:1の量のタレで3時間~6時間くらい漬けて干すだけです。今回はピチットシートを使いました。
この漬けダレは、甘いのが好きな人は砂糖やハチミツを入れてもいいでしょう。またニンニクスライスかニンニクおろしを入れれば臭み消しと同時に美味しい風味が増します。
あまり漬かっていなくてもソウダの旨みで帳消しにされます。
仕上げにゴマをかければさらにおいしく。
今回は脂の乗りがそれほどでもありませんでしたが、焼くときに脂がプツプツ吹き出してきます。
今後、楽しみなカツオ系なら狙いなら、
(スマ)-(ヒラ40cmUP、本カツオ)-(マルソウダ)の順で狙いたい意欲が出ました。
【サバ】
サバは前回書いた通り、内臓・血抜かないで冷海水で締めたものにトライ。
しかし個体差が大きく比較できず。
それでも処置なしのサバの身割れはなく味がしっかりしていました。
最後に残った処理なし塩サバの半身があり、あまり食べる気もなく冷凍庫に放ろうとしていたところ思いとどまり、面倒なのでフライパンで焼きました。
すると!皮目を焼いたところでした、ノルウェーサバのような脂のほとばしり?!
食べてみると、これは美味い!かつて自分の釣ったサバでこんな感動はありませんでした。
血抜きなし内臓抜きなしが効いているのか?
個体的な差もある気がしますが・・・
このサバは、35~38cmくらいのサバで見た目は太ってはおらず、いつもならリリースするようなサバでした。
そういえば先日一緒に飲んだ横浜の○ンファン氏も、小さいサバが意外に美味かったと言ってたのを思い出しました。
サバも見かけにはよらないということでしょうか。
塩サバのつくり方は簡単なもので、
2枚か3枚におろして、片面小さじ半分弱くらいの塩をまぶし、しめ鯖の塩締めと同じように水が下に残るような容器に入れラップして冷蔵庫で一晩くらいでOK。
近海サバなら干物にするよりこのような塩サバのほうが肉汁が残り美味いと思います。
またその塩を洗い流し、しっかり処理、鮮度管理していた魚なら翌日くらいならそのまま刺身でもいけるのではないでしょうか。
サバは、本当に喜ぶ人が多いので処置や保管などしっかりして今後も多めに持ち帰るつもりです。
それに今回の塩サバみたいな魚なら自分用でも多めに欲しいところです。
ところで、先日ニュースで、アニサキスには正露丸が効くと出ていました。
これは昔から言われていて、半分気休めと思っていました。
ただし専門家もある程度の効果は認めながらも、素人判断で納めるとその後の危険性がなきにしもあらずということです。
ただ確かにアニサキスを弱らせるようなので、釣り人としては正露丸は常備しておきたくなります。
当然、正露丸を飲まずに済むよう、これまで以上にアニサ警戒はします。
もう完全な夏の海ですね。
この海でいかに楽しくかつ美味い魚を狙ってゆくか。
私としては、浅場中心で、フラットモン、根回りのアオモン、カツオ系、ハタ系とやっていきたいと思います。マダイも浅場の中型のものを。
あとジギングで一番難儀しているのがアシストフック。
決めたメーカーのフック、サイズがあってもネットですら在庫ないケースも多く。
また毎回使い捨てできるほど安価でなく。
であるなら、自分好みのアシストフックを自作するのが一番、といことで久しぶりの制作欲が湧いてきました(笑)。
フックに何か語らせましょう。