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GW序盤2連荘 西伊豆船外機 2016/04/29・30 [ボート釣行記]

GW4月29日、30日と西伊豆釣行を予定しました。

しかし29日の予報が怪しい。風は弱いけど波高が3mうねりを伴うとなっていました・・・。低気圧の持ってくる波です。

まあ元々1日はダメになる計算で2連荘ボート予約していますし、仕事も忙しく半ば29日はダメだろうということでほとんど準備していませんでした。

ただ風はかなり弱いので、行くだけ行ってみるかと夕方決定。

仕事を終えてから釣りの準備をしたので、今回初、西伊豆釣行に当日早朝出発としました。

夜11時くらいに就寝、朝?深夜?2時に起きて3時に出発。西伊豆には6時前に現地着。(ミステイクその1)

港から見るかぎりでは風もないのでベタ凪ですが、早々に帰ってきた漁師さんが船上で大波ジェスチャー。

同じ港の乗合船は出船中止になっています。

それでも全く風がないので7時過ぎに海に出てみましたが、やはり頭の高さくらいのうねり状態でした。

かなり上下されますがタイラバ開始。

波が上がるときは巻きを止め、下がるときに巻き上げます。

海の状態が悪いので、タックルはスピニング&ライトジギングロッドでのキャスティングタイラバ、そしてまだ未練のオシアカルカッタ301&紅牙MHBの2本です。

やはり・・・・・このうねりでは魚もお休みです。全く何の抑えも突っつきもありません。

なんとかオシアカルカッタ301&紅牙のほうでプルプル感。何か掛かりましたが軽い。期待のドラグ音なし・・・。

ホウボウ30cmでした。

そのままうねりも全く収まらず、魚の反応も先のホウボウのみで午前を過ぎました。

ようやくスピニングタックルのほうで、だいぶラインが斜めになった状態でガツンと一発。

しかし掛けた直後に一発掛け特有のグイングインと持っていくほどのパワーなし。

50cmマダイでした。2日目もあるのでボート屋さんへのお土産に。
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相変わらずうねりも収まらないし、その後全く魚の反応もないので14時頃終了。

この日の魚のアタリは掛けたホウボウとマダイの2回のみでした。

終日大うねりの中、ライン出し100m超を手巻きタックルで巻き通しました。(ミステイクその2)

短時間睡眠でも1日だけなら大したことなし。体調も良好!このまま帰るなら何の問題はなかったのですが・・・(笑)。

その日の宿はボート上で取っておきました。GW中に一人宿泊で取れるところは・・・寂れた旅館1件のみ。

しかし人によっては寂れた旅館が好きな人もいます。

確かに、その古めかしさが意外と良かったです。朝は2時でも3時でもチェックアウトOKですし、風呂は小さいながらも源泉かけ流し温泉24時間入浴OK。
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一風呂浴びてから、夕食は、2連荘中の釣り人が魚料理屋じゃあ様にならんでしょう、ということでスタミナつきそうな台湾料理で(笑)。

調子に乗って、ビールやら紹興酒、料理も食い過ぎ。(ミステイクその3)

少し海岸沿いを散歩。これも気分がいい!
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早めに就寝し、朝3時に起床。

んんん、よく寝たはずなのに、、、何か体調がおかしい。。。

24時間入浴OKの早朝風呂で体調起死回生を目論むも、回生したようなしないような感じで4時に宿を出る。

海に着くと凪てます! ただ予報は午後から南西予報なので要注意です。今日もあまり自由にポイントは廻れません。

手巻きタックルで開始するも、なにやら頭痛に呼吸困難、吐き気・・・。

前日、大ウネリの中、手巻きタックルでの巻き通しで気づかぬ疲労蓄積していました。

この体調は、3つのミステイクの複合結果です。
(ミステイクその1)・・・当日早朝(深夜)出発で睡眠不足、日常の生活リズムを大きく崩している。
(ミステイクその2)・・・2連荘の初日に大ウネリの中で100m超手巻きでぶっ飛ばしている。
(ミステイクその3)・・・肉体疲労時は消化不良になりがち。軽食、ローアルコールで済ますべきだった。

せめて1日目は電動タイラバのみにすべきでした。例えばエサの待ち釣りなどでは恐らくこんなことはないでしょう。

昨年も同じことをやり、さらに昨年より輪をかけてバカになっています。。。

1時間ほどガマンで釣りをし、そして時合予報アラーム。しかしこのアラームで逆にこんな状態で魚が掛かるのもキツイ・・・と思い中断を決意。

陸に戻り、ボート屋さんのご主人に連絡し、そのまま車で倒れ込みました(笑)。

1時間以上寝ていると、いい天気で暖かく、小鳥のさえずりで起こされました。

悪夢転じて、なんといい気分・・・。

完全に起死回生しました(笑)。

元気に再出発!

ボートは荷物置きっ放しで港に係留していましたが、ボート屋さんのご主人が見ていてくれました。

ご主人があきれたように「一番いいときに休んでるんじゃあダメだろ~」

8時に再出発。

海に出ると朝と様子が変わっています。南西がやや吹き出し波も出てきていました。ただ雰囲気も出てきてます。

風で自然にラインも斜めになるようになり、チャンスか?

するとオシアカルカッタでプルプルアタリ発生。慎重に掛け巻き。

乗りました!鳴りました!期待のドラグ音が!!!

突っ込みスピードがありベイト特有のヒュ~ンという音とともにスピニングのようなドラグ音も合わせて鳴ります。

しかし、あと20mくらいでしょうか、プルンと反転したような感触とともに軽くなりました・・・。

バレ・・・。

まあ50~60cm未満といったサイズでしょうか。

このバレは前日のスピニングでも唇薄皮ほんの1枚でしたから、また薄皮1枚掛けだったのでしょう。

強いていえば、薄皮掛けのケースにしてはドラグが強すぎたかもしれません。

さあイケイケといきたいところでしたが、いよいよ南西風が強まってきて、尖った波が高くなってきました。

前日の大うねりよりかなり危険。湾内に避難。

浅場でのキャスティングタイラバ練習をしながら様子を見ます。浅場もまったく魚の感触なし。

途中、何度か沖に出てみましたが、港入口付近で危険な連続三角波で断念。この波を横っ腹に当ててしまうと転覆か、少なくとも人間が転げそうな連続波でした。

諦め、湾内の景観観賞と藻の着き方、着き場所を探索。波こそありませんが、湾内にすら強い風が吹くようになってしまいました。

しかし今年も期待の藻は厳しいですね~。

そして終了。

1日できると思っていた2日目のほうが危険な状態でした。

結局、2連荘釣行も乏しい釣果で終わりました。

収穫は、さらにスピニングタイラバに信頼できたことと、オシアカルカッタでの巻きスピード感覚もだいぶ掴めたところでしょうか。

陸上がり後だいぶ時間があるので情報収集。乗合の船長のお話では、ここのところマダイはよくないそう、やはりイワシが入ってくれば、とのことでした。ナブラが出るような日ならアオモンだけでなくマダイもけっこういけるでしょう。

しかし基本は潮流れさえよければいつでも釣れるとは思います。ここ最近、中層でアタリかと思うような潮の掴みが多いのですが、底潮でタイラバが全然掴まれないのでダメです。仮にタイラバが真下でも底潮感があればイケルでしょう。

帰りは、また温泉施設に寄り全身マッサージ。

そして土産がない清々しい状態なので、久しぶりに箱根神社に参拝を決定。夜も参拝できたはずなので、帰り道にちょこっと寄ってそのまま帰る予定でした。

しかし、芦ノ湖の鳥居のライトアップもないし、神社入り口の明かりも点いてなく真っ暗。

正直、真っ暗な神社で一人っきりは、この年になってもオバケ的に恐い(笑)。

それでも参拝したいので真っ暗な中を進んでいくと、右手の林の中で、バリバリ、バリバリと枝の折れる音。

何かいる!

ここはクマはいないだろうし、鹿にしては動きが遅い、猪か? もっと小さい動物かもしれないが・・・

何にしても得体が知れないので、襲われるのはゴメンです。急いで逃げ帰りました(笑)。

しかしせっかくここまで来たのに、このまま帰るのは何だし・・・

車中泊します。。。

駐車場には翌朝芦ノ湖で釣りをする人たちがたくさん車中泊しているので寂しくも恥ずかしくもありません(笑)。

しかし寝ている時、寒い、窮屈。。。何度も起きてしまいました。

朝、4時に起床。
芦ノ湖とはいえいつも凪ているわけではないですが、この静けさは海にない魅力ですね。そのうちレンタルボートで湖上クルージングを主目的として、時にルアー、時に昼寝なんてやり方したいなあ。
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早朝参拝。
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そして帰路へ。

緑一杯の朝の箱根旧道は最高です! サラ・オレインの音楽が溶け込みます。

7時には帰宅。

釣りを考えると複雑ですが、GW序盤は最高の旅ができました。

さて中盤、終盤釣行はできるでしょうか?何日かは仕事をしなければならず、また予報も厳しいですね・・・。


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