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西伊豆初詣、参りました。 西伊豆船外機 2016/01/16 [ボート釣行記]

先週の西伊豆船外機ボートのキャンセルと同時に、1週間前の予報ですが海況良さそうだったので16日の予約をしていました。

前日、複数の海況予報サイトを見ると、西風で大丈夫かなあという予報もありましたが、全体的に見てまあ大丈夫だろうという判断で、新年初の西伊豆へ釣行しました。

冬の西伊豆は西風が続くので、凪る日が土日に当たるのは運次第だそうで。

まずは釣行前の下準備風景。
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特に、前回、敢闘賞のクリームグローの修理と追加作成をしておきます。
右上が中身です。輪ゴムでネクタイの固定とタコベイトのすべりを抑えています。

高め推移の水温が、とうとうここ数日でガクンと下がりました。

苦戦は覚悟しなければならなさそうですが、西伊豆もほぼ1ヶ月ぶりなので、その道中自体がワクワクしてきます。

車内では、サラ・オレインの音楽で精神調律します。

このところの仕事で疲れも酷く、また翌週からの仕事に釣りの疲れを影響させたくないので車中泊はやめ、前日はこちらへ。
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なんか写真だと雰囲気暗いなあ~。オバケがでそう。。。

朝4:30に起床。5:30頃チェックアウト。

港に着いて海を見ると風なし、凪ていました。

今日のタックルは、

・紅牙XHB(固)、フォースマスター400、PE1.2&リーダー4号
・紅牙MHB(柔)、イッツICV150、PE0.8&リーダー3号
・クロスステージ ソフト調子ジギングロッド、Daiwaスピニング3500、PE1.2&リーダー4号

左ハンドルのフォースマスター401は電動巻き上げができなくなる故障で再入院。手入れは毎回しっかりやっていますので、扱いが乱暴すぎるのでしょうか。

日の出時間もあり、7時少し前に出船。

最近、ボートを動かしてまで意識して斜め引きをしていませんでしたが、今日は苦戦を予想していたので、ちゃんとボートを動かしてラインを斜めにします。

まず朝8時でした。手巻きのイッツICV150のほうのタイラバ。

ラインを斜めにするというのは、魚の泳層を広く探れるということもあると思いますが、それ以上に、特に潮が流れないときのタイラバ姿勢を横にするということもあるのではないでしょうか。危険な海の中を、真っ直ぐ縦になって真上に上っていく無頓着で不自然なベイトなんてあまり存在しないと思います・・・。

そして、巻き上げでガツンガツンとアタリあり、そして沈黙・・・。

再アタックある!と信じて、そのまま巻き上げ誘い。

ガツンと穂先が入りました。

ドラグを鳴らし、いい走り!

ところがグングングンと休み泳ぎ・・・アオモンです。

上げる途中は、わりと難なく上げられてきたので、50cmくらいのイナダを予想しましたが、意外に大きく、ワラサ60cmUPでした。
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次に朝9時、フォースマスター400のほうのタックルで、黄緑系4インチワームをチョン掛けでセット。

やはりアタリが全然ないのとタイラバが真下なので、ボートを動かして斜め引きにしました。

手動でやや速巻きから、着底させているときにフォールで明らなアタリ。

巻き返し合わせで、グワーンと穂先が入ります!

アオモン確信。。。

またワラサ、65cmでした。
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そしてその後、約2時間なんの気配もアタリもなく11時。

相変わらず風なし潮流れなしなので、水深80mながら、スピニングタックルに、先日葉山でアマダイ敢闘賞のクリームグローの自作タイラバをセットし、キャ~スト~!

釣り方もタックルも前回のアマダイと全く一緒ですね(笑)。

でもこのロッドでは柔らかすぎでそんなには飛ばせないので、今後、別のロッドの検討余地ありです。

着底から巻き上げるとグワ~ンとアタる。

乗らず。

そのまま誘い巻き。

そしてグ~ンと乗りました!

かなりの走りですが、グングングンと休み泳ぎ。。。またアオモンです。

PE1.2号の青物歓迎タックルなのでガンガン巻いていきます。

これですこれ!

0.8号で大物を上げるには、大物の引きをそのまま味わう状態では切られてしまいますが、1.2号ならそこそこ遠慮なくいけます。

ロッドのほうは、ほんとのスロジグロッドだとロッドを下げてファイトしなければならないようですが、スロジグロッドというよりタチウオジギングロッドに近いでしょうか、遠慮なくブン曲げてファイトしました。

けっこうドラグを鳴らしてきます。

70cmUPのワラサでした。
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そしてまた完全な沈黙時間を経て、12時過ぎでした。フォースマスターでの伝家の電動宝刀釣法で何か掛かりました。

ゴツゴツゴツと引くが大した引きではありません。中層で、暴れました。

オニ様っぽいが、水深10m時点で暴れない。

これアマダイじゃん!間違いない!西伊豆でもアマダイか!

と、浮いてきたのはオレンジ(笑)

オニ様でした!

ワラサの影響か、あまり引かない感覚での目の錯覚か、30cm前後のオニ様に見えたのですが、ボートに上げるとけっこうデカい!

40cm-1.1kgでした!

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これは嬉しい!!! 西伊豆初詣で立派なオニ様参りすることができました。

その後は、タマガシラ1匹のみ。

終了。

今日はマダイ気配一切なし。水温急低下のせいもあるかもしれませんが、ワラサを除けば、先日の葉山と比較してもまるで死の海でした。

【今日の釣果】
ワラサ3(63cm~72cm)
オニカサゴ1(40cm-1.1kg)
タマガシラ1
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今日の敢闘賞は、最大ワラサを上げられたので、前回と同じクリームカラーグローでした。これをマダイの活性のあるときに試したいものです。


オニカサゴは、やはり生きているものを食べる直前に締めて、プリプリの身を堪能するのが一番なんですが、西伊豆だと食べるのが翌日。まず大丈夫なんですが、必ずしも翌日までクーラー内で生きているとは限りません。

一番恐いのは、そのままクーラーの中で死んでしまうこと。これはすごくガッカリします。。。

そこで今回は、普通に船上で血抜きし、神経締めをしてみました。

オニ様の神経締めはけっこう緊張します。。。

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昨年のオニ様で、5日くらい寝かせてから握りにしたところ絶品でしたので、これもありでしょう。

ワラサも最高! 今の時期さらに脂が乗ってきています。

ワラシャブに刺身、握り、ワラ大根、etc。

一番嵌っているのは、照り焼きにして、そのタレを添えたアボガドにかけると・・・病みつきになる味です。

あと内臓は絶対食べます。私はマダイの内臓は食べられませんが、ブリ・ワラサの内臓は絶対食べます。

しっかりと血抜きすることが前提かもしれませんが、まったく臭みなし。特に胃のまわりについているヒダ状の部位がやたら美味いのです。

一度、中まで完全に湯通しして、それを定番のポン酢でもOKですが、焼肉のタレで炒めれば焼肉そのままです。

また中骨なども、味噌汁の出汁、具として最高です。これは三崎の朝一のマグロ汁と同じで生姜を入れてさらにうまい!

刺身で引いた皮も味噌汁に入れるか、身の料理と一緒に調理すればかなり美味しくいただけます。

頭も兜焼はもちろん、中骨と混ぜて圧力鍋で煮込めば、骨まで食べられるようになります。

基本、持ち帰った魚は、ゴミ箱行きは極力少なくします。尾びれ冷凍しておき次の釣行時に海に返します。

持ち帰った魚でも、身だけ削いで、ほとんどゴミ箱行きでは魚は成仏しないでしょう。

以前も書きましたが、煮干しのように1尾を頭から尻尾まで全部食べてしまうのが、その生命の力を一番受けられる方法だそうです。マグロの刺身一切れより、煮干し1匹のほうがエネルギーがいただける方法なのでしょうか。

まあどうあれ、なんでも感謝して食べることが一番大切ですね。

タグ:オニカサゴ

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