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久しぶりのマダイGETもやはり低活性 西伊豆 2015/03/21 [ボート釣行記]

前回の記事に書いたよう、水・木曜は大阪出張で、帰りの金・土曜日は、久しぶりに京都ではんなり(笑)する予定でした。

ところが金曜日に別件で帰らなければならなくなり、週末が空きましたので、釣行することにしました。

まず予報で、大枠の地域でのポイント選び-釣行場所を考えます。

海況予報では、葉山も西伊豆も良さそう。水温は西伊豆のほうが高そう。

西伊豆決定!

水温は葉山より高いとはいえ、先々週にかなり上がった水温もまた下がり15度くらいです。

ボート屋さんに、先週の他のお客さんの釣果を聞いても、何も釣れてないそう。

まあ、これはいつものことなので、釣りのワクワク感自体は無くなりません。

朝一出航時は潮どまりでしたので、アオリ様子見をしてみました。

トライ中、1、2度だけ一瞬の小さなアタリがありましたが、それ以上追ってきません。

やはり低水温の活性でしょうか。その後は一切反応無くなりましたのでアオリは終了します。


いつものようにタイラバ開始です。

潮どまりから少し経ち、まだ何の反応もありません。マダイというか他の魚の気配もありません。

魚探では、どこもかしこもイワシの反応・・・と思いましたが、あまりにも広範囲。

これはイワシではなく海中の浮遊物でした。低水温以上にこれだけ浮遊物があると魚の活性に影響しているのかもしれません。

いつものようにスマホにセットした時合予想アラームが鳴りました。

するとその投入で、ようやく魚が掛かりました!

ゴツンゴツン竿を叩くのでマダイのようですが、ドラグも出さないので、30cmくらいのサイズと予想します。

ところが海面に出てきた真鯛は予想よりデカく・・・。

50cmジャストでした。
DSC_0143.JPG

マダイってこんなに引かなかったっけ??? やはり低水温の影響でしょうか。

次投でも掛かりました。

突っ込みが先のより鋭く重い! すると少しデカい60cm級か? にしては軽いが・・・。

40cmのマダイでした。前のマダイと比較しての感触でしたが、こちらがサイズ相応の引きでした。
DSC_0144.JPG

すぐその次も、ガツンガツンと掛かりましたが、リトリーブ開始すると同時に外れてしまいました。

この時点で朝7時台。今日はどんなけ~? 5尾くらいは持ち帰るか!!!

フト、「時合だけじゃね?」という声も聞こえました(笑)。

その通りでした・・・。

その後は、あの場所この場所、あの手この手で手を尽くしますが全く反応なし。

一つテンヤで海の活性調査をしてみても、エビの齧りすらありません。

それでも本日第2回目の時合を信じ粘ります。

第二回目の時合予想アラームも鳴りました。

ダメ!!!

こういうときは過去の成功体験だけを呼び起こし、それをありありと実感します。

ダメ!!!

あっという間に昼も過ぎ、14時くらいでした。

前回の西伊豆で1尾1尾で白波が立つほどのデカイ魚のナブラを見たと書きました。

その場所とほぼ同じ場所で、それほど大きくない鳥山が出来ました。

前回ジギングタックルを持っていなかった反省から、今回は用意しています。

ただ、それまでそのタックルで少しインチクをやっていましたので、ジグではなくインチクがセットされています。急がないと鳥山が消滅してしまいますので、そのままでいきます!

Go!

距離は200~300mくらい先で、魚を散らさないよう慎重に近づきます。

今回の鳥山はあまり移動せず、追いつきました。

しかし、鳥山とはいえ、実際には1~2羽が水面に降りて魚を食べている程度の怪しい状況です。

魚のハネ、ボイルも全然ありません。

まあトライしかないんで・・・。

インチクをきゃあ~~~すと~~~!!!

元々インチクは横に引くもんらしいので、キャストは理にかなっています。

インチクを数メートルフォールさせ、リトリーブ開始。

わずかに小さなアタリがありましたが、掛かりません。

即座にフォールさせ、またリトリーブ。

何か掛かりました!

しかし手応えから中サバ程度でしょうか。

このサバらしきものを上げようとすると・・・

いきなり突っ込み始めました!!!

タイラバではないんで、ドラグはきつめです。

そのドラグをギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルと鳴らし真下に突っ込んでゆきます。

水深70mのところで水面から10mくらいで掛けているので、ガンガン潜ってゆきます。まるで底なし沼のようでした(笑)。

昨年のブリとも桁違いの引きです。

真下へ突っ込んでいるから、カンパチ? ヒラマサ?

もしや、メーターマダイか!!!

あれ? 違うぞ、、、これ魚でなくて単なる根掛かりじゃねえか?

ちょいまて、確かにさっき真下に突っ込んだよな? ほれ、今また突っ込んでるし・・・。

あまりの引きの強さと重さに、頭が混乱してきました。

突っ込まないときの重量感は根掛かりそのものですし、その時の青物特有のグングンとした泳ぎがありません。真下に突っ込むだけ。

やはりこれメーターマダイでしょう!(ちゅうか水面下10mで掛けてるの忘れているんですけどw)

それにしても恐ろしい引きです。スタミナも落ちず、一向に弱まりません。また中層であちらこちらに鼻先を向けるようになりました。

やはりマダイではない。。。

このタックルで、キャスティングタイラバもやろうとしてましたので、ダイワの(安)スピニング3000番にPE1.2号にリーダー4号です。ロッドはダイワの(安)ライトジギングロッドです。
DSC_0154.JPG

けっこう強引にやりとりしてましたが、PE1.2号にリーダー4号では予断は許されません。

昨年のブリも、このロッド、リールとPEそのままですが、リーダーは確か5号か6号でした。それにこんなに時間がかかりませんでしたし。

その時、無事上げられたものの、インチクフックを伸ばされているのを思い出しました。ラインよりフックが心配です。

あまり強引にやらず、魚が走るときはあまり無理せず走らせます。ただしっかり抵抗をかけないと一向に疲れません。その点では、タイラバタックルよりはかなり負荷をかけて弱らせることができます。

が!

一向に弱りません。

スタミナも、昨年の80cmブリと段違いです。

ようやく10~20mくらいに上がってくると、青物らしくボートの真下に来ます。

ここでラインを船底に擦らせると危険です。

しゃがみこみ、ロッドを半分海中に突っ込み船底より下でコントロールします。

ようやく海中に姿が見えました!

ブリかヒラマサです。

ここからでもまた、下へ突っ込んでゆきます。何度かそれを繰り返しましたが、、、

ようやくです。。。

ボートから離れた瞬間を見て、頭をこちらに向けさせ、一気に水面まで巻き上げ、ネットイン!!!

デカイ(笑)。ヒラマサではなくブリでした。

93cm 7.3kgでした!(血抜き後、自宅検量)
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やはりフックが少し伸ばされています。 痛みに堪え?よく頑張った!
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また、フックは伸びた一本だけしかかかっておらず、船上で簡単に外れました。。。

今回はナブラではなく、やる気のなさそうな鳥山だけ、さらに1日のうちのほんの数分しかないワンチャンスでした。

これでインチクでのブリは2本目です。さすが本来ブリ釣りの漁具です。

以前、西伊豆で出会ったジギンガーの話では、ブリは、イナダやワラサが反応するような動かし方では食ってこないそうです。

この意味では、インチク自体がいい動きをするのでしょう。ただインチクも、むずかしい操作ではないのですが、何度かトライ&エラーしていないと、うまく誘えるものではないかもしれません。

過去にインチクでマダイ6kgも上げたことがありますので、私自身は元々タイラバーというよりは、インチカーなんです(笑)。

今年は忘れかけたインチクAgainでしょうか。

ただ、またブリを釣りたいかというと、、、ここしばらくはゴメンです(笑)。

凄すぎですから。。。

【今日の釣果】
マダイ 2 (50cm-1.5kg、40cm-1kg)
ブリ 1 (93cm、7.3kg) ※血抜き後、自宅検量
※この他の魚は一切掛からず。。。
DSC_0156.JPG
※40cmマダイはボート屋さんへ

流しに入らず。
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マダイは白子がありましたので、そろそろでしょうか! それにしてもマダイの白子は旨いですよ!!!

ブリのほうは、昨年、物凄いデカイ白子があってこれが滅茶苦茶美味かったんですが、今回はなし。メスでしょうか。

ただ、昨年のブリには、「天然ブリ」の証しである寄生虫、ブリ糸状虫がかなりいましたが、今回は、見たところ全然いなさそうです。この寄生虫は食べても害はないそうですが、無いほうが精神衛生上にはいいですからね。

まだまだ西伊豆も葉山も低水温ですが、これからは上昇してゆくので、楽しみですね!
DSC_0158.JPG


タグ:マダイ ブリ

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