西伊豆の女王のお仕置きを食らう 西伊豆船外機 2015/11/14 [ボート釣行記]
葉山には女神様が、西伊豆には女王様がそれぞれ存在し、それぞれのやり方で釣り人を称え、また懲らしめる。(ハシケ伝七章七節)
11月14日(土)に西伊豆船外機で釣行しました。
前日の予報はこんな感じ。
低気圧で全体的にいい海況ではなさそうです。しかし低気圧は大気からの圧力を下げ、魚の身体を軽くすると言います。
また高い波や強い風で無理がなければ雨の中の釣りも快適です。特にカッパ着て暑くもなく、ある程度着込めば寒くもないので、雨の中の釣りが気持ちいい季節です。
この予報では、風は東っ気が強く10m未満ですから、西伊豆ではベタ凪でしょう!と予想しますが・・・。
気になったのは、この前日も東っ気が強いはずなのに、ダイバーサイトではナライ(北風)がかなり強いと出ていました。
釣行前日はまたホテル泊。夜、ホテルに着いたときは、怖いくらいの風の音・・・。
朝、4時起床。今回は二日酔いだけには十分注意しましたので気分はまあまあ。それに昨夜ほどの風の音は聞こえません。
6時少し過ぎに出航! 海に出るとほどほどの風で凪状態です。
今日のタックルです。荒天もあり得るので手巻きのタイラバタックルは今回なしです。
左右両端のタックルは、PE1.2&リーダー4号でインチク用タックル。
「青物御一行様と大ダイ様大歓迎!」
真ん中は、PE0.8&リーダー3号でタイラバタックル。
「マダイ様御一行、ハタ様御一行大歓迎!しかしながら、青物様は係のものが大変難儀しますのでご遠慮ください。」
と、札を付けておきます(笑)。
こちらはドテラ流し対策で、風向きが変わっても左右舷どちらでも伝家の電動宝刀釣法に即対応できるよう両側にロッドホルダを付けています。
まずは先日夢を見させてくれたインチクからスタート。
かなりいい雰囲気ながら、潮面がのっぺらぼうで潮がやたら速い。反応なし。
しばらく粘りましたが、様子見でタイラバへ変更。
ようやくタマガシラが顔を出しました。
その後もタマガシラ。今日はタマガシラデイか・・・。
雰囲気ありありなんですが、流れが速いだけで食いの潮の動きなし。そしてとうとう強い風が吹いてきました。
北っ気で、それでも波が高く無いので続行しますがかなりキツイ。時折暴風レベルです。
そうこうしながら8:30でした。タイラバ投入着底・巻き上げで、何かが舐めたような感覚。
一度着底させてから巻き上げ、来るぞ!と巻き上げると、ガツンと持っていかれました。そしてマダイセッティングのドラグですからギュルギュルギュル~と・・・
アオモンです。そしてお決まりのように風と波がさらに強くなってきました。
それでも「殺られそうになりました。」の日のヤツよりはかなりラクそうなのと、波がその日ほどではないので、ラインは切らず(笑)に続行。しかし風はその日以上に強風です。
あれほどこちらのタイラバロッドで青物様はお断りしているはずなんですが(笑)。
上げてみると、67cmワラサでした。
魚をボートに上げると、急に風が収まり凪状態(笑)
流された先も実績ポイントが点々とありますので、ついでに攻めておきます。
反応なし。
しかしこの凪状態なら、さらに先の大型青物ポイントでインチクできるなあと迷います。
しかし何故だか大きく元に戻しました。
すると戻した先で流していると・・・また強烈な風と、今度はやばい尖った高い波。
風が恐ろしく強い上に波が高まったのでかなり危険を感じました。
これは西伊豆の女王様のお仕置きか!と感じ、慎重に操船しながら港の入口に避難。
あの凪状態から先に行かず戻してよかった・・・。戻した先は避難港の入り口近くですからすぐに避難可能でした。
まだ朝9時前後ですが、今日はワラサの土産があるので、もう終了しましょう。
よろこんで!
少し湾口の超浅場でタイラバで遊んでいると、何か風が収まったような?
恐る恐る出てみると、だいぶ風と波が弱まっていましたので釣りを再開しました。
風が今弱まったということは、予報どおり午後に向けて風は弱いまま。しかしいつでも避難できる流れを意識して沖へ向かいます。
ただ相変わらず潮面なし。反応なし。またタマガシラ追加。
そしてあっと言う間に昼を過ぎ、時合予想の14時。
そのあたりのタイラバ投入で、コツコツと短いアタリで何か乗った気配。
軽い感触ながらゴツゴツ頭を振ります。浮き袋に抵抗をかけないよう大ダイ以上にゆっくり上げます。
20数センチの超小型マダイでした・・・。即リリース。
少し間を置き、流していると、魚探の水深でやけに「77.7m」を表示するのに気づきました。「やけに」です(笑)。
これはシクロニシティ・ラッキー7釣法か?
シンクロニシティで話が変わりますが、
私は仕事中、疲れで集中できなくなったときに、気分転換で、主に「ストリートファイト」の動画か(笑)、「赤ちゃん系の面白動画」のどちらかの傾向でYoTubeを見ています(笑)。
もちろん精神的には後者を見ているほうが好調であることは間違いありません。前者は病んでいます(笑)。だから自分のYouTubeアカウントでのおすすめ動画で、自分の最近の精神コンディションがよくわかります(笑)。
先週は、海外の「双子の赤ちゃんのおしゃぶりファイト」のかわいい系に嵌って、本当におしゃぶりばかり見てました(爆)
そして先週のある日、スーパーに行ったときに、目の前にいた1歳児くらいでしょうか、私のほんの目の前で自分のオシャブリを落とすではないですか?!
子供もお母さんも気付かないので、私が拾ってそのお母さんに返して上げました。それで私は晴れて実際のおしゃぶりを手にすることができました(笑)。
このおしゃぶりシンクロニシティが大きな意味を持つとは思えませんが(笑)、過去には、けっこう驚くようなお話もいろいろありますよ。
シンクロニシティを呼ぶには普段の瞑想が重要です。
余計なお話でした。釣りに戻します。
77.7m表示を見て、タイラバをフォールさせると、最初のフォールから感触を感じました。
巻き上げで「くるぞ!」
すると、短くゴツゴツで竿が入り込みました。
マダイです。朝のワラサの感触があるので大した引きには感じませんでしたが、美しい48cmマダイが顔を出しました。嬉しい!
食いだしたな!時合か?! 速かった潮の流れも緩やかになっています。
チャンスとばかり、最近一番実績の80mポイントへ移そうと、その場でふと魚探を見ると、流されているはずなのに「77.7m」をまだちょこちょこ表示しています。
移動せず、もう一度、その場でタイラバを落としてみます。
着底・巻き上げ・落とし込み。着底・巻き上げ・落とし込み。何にも起きません。
3回目の着底だったでしょうか、巻き上げ、落とし込みでクラッチを切った瞬間に何か感触があり、サミングでフォールさせているタイラバの抵抗がなくなったような感触。
即、巻き返し合わせ!
グ~ンとロッドがしなり、ヒュンヒュンヒュンヒュウ~ン、ヒュンヒュンヒュンヒュウ~ンと高音、高速でドラグが唸ります。
マダイのドラグ設定ながら今まで聞いたことのないドラグの唸り音・・・。
これはとてつもない大ダイが来た! 昨年の葉山の85cmマダイの比ではありません。
水深77.7m(笑)から、ラインは一気に135mまで出されました。
走りがようやく止まり、巻き上げ開始。
ところがウンともスンとも動きません。そのまま巻き上げるだけでは空回りするだけ。根掛かりしたか?
それでスプールを抑えながら慎重にポンピングすると、少しずつ上がってきます。大型はポンピングなしでは上がりません。
それに巻き上げだけで巻けるようドラグを締めれば、0.8号ではいきなりの突っ込みで切られる可能性がありますので、可変ドラグとしてやはり指でのスプール抑えでしょうか。
大ダイなので最初の走りでだいぶ疲れさせました。それでも相当な重量感で1ポンピング0.5~1mです(泣)
巻き上げ時に穂先を見ると・・・小さくグングングンと休み泳ぎしてます。。。
んんん?アオモンかあ???
やはりどう見ても大ダイではなくアオモンのようです。ということは、ライン出し135m~水面までずっとこんな感じでファイトしなければならんのか・・・
もう土産のワラサがあるので、ドォ~と疲れが出てきました。。。
気を取り直して、アオモンなら突っ込み初めにスプールを抑え初速を殺します。そうでもしないと、1ポンピング0.5~1mでようやく上げた20~30m、あるいはそれ以上を、2~3秒で戻されます。もちろん殺すのは初速だけにしないと締めたドラグとあまり変わりません。
それでも「殺られそうになりました。」の日と違いだいぶ海は静かです。またタイラバロッドも紅牙の固いほう(XHB)。今回はこちらの粘りとラインに傷がついていないかどうかの問題だけでしょう。
しかしこのファイト中の苦痛は、まさしく「西伊豆の女王様にムチで打たれているよう・・・お仕置き」感覚です(笑)。
痛い、辛い・・・でも快感(笑)。
途中省略しまして、ようやく鬼門の水深16mまで上げてきました。少し粘られましたが、ここでも「殺られそうになりました。」ほどの抵抗はなく。
水面で薄らと魚体が光っているのが見えましたが、「えええ? デカいぞ!」
感触からデカイのは当然ですが、ワラサの70cmくらいかと思ってました。
水面に浮かんだ魚体はタモになかなか入らない大きさ。
82cmブリでした。
やはり、シケでない限りはPE0.8号&リーダー3号でもブリサイズは上げられました。かなりの重量感ではありましたが、最初以外はそれほど走らせず上げられました。もう少しデカいサイズもいけそうですが、もうごめんです。。。
朝のワラサに引き続きブリクラスが、青物様歓迎タックルには見向きもせず、青物様お断りのタイラバロッドに来てしまいました。それもライン出し135m。どう考えても西伊豆女王様流お仕置きに他なりません(笑)。
この日はなんか雨が降っていたようですが、そんなわけで雨が強かったか弱かったのか、どれくらいの時間降っていたのかはあまり記憶がありません(笑)。ただカッパの股部分が破れてしまっていて、股間が冷たいな~という記憶はありますので、〇冷法にはなりました(笑)。
【今日の釣果】
ブリ 1(82cm)
ワラサ 1(67cm)
マダイ 2(23cm?、48cm)※チャリコリリース
タマガシラ3 ※全リリース
流石にタイラバタックルでの大型青物2匹は、疲労困憊です。
帰りの温泉が天国のようでした。
次回は西伊豆オニ様参りへの希望が出てきました。
***2015/11/16追加 大海荘仲間-Fさん福浦釣果(13日)
アマダイ最大40cm 手漕ぎにて。。。
11月14日(土)に西伊豆船外機で釣行しました。
前日の予報はこんな感じ。
低気圧で全体的にいい海況ではなさそうです。しかし低気圧は大気からの圧力を下げ、魚の身体を軽くすると言います。
また高い波や強い風で無理がなければ雨の中の釣りも快適です。特にカッパ着て暑くもなく、ある程度着込めば寒くもないので、雨の中の釣りが気持ちいい季節です。
この予報では、風は東っ気が強く10m未満ですから、西伊豆ではベタ凪でしょう!と予想しますが・・・。
気になったのは、この前日も東っ気が強いはずなのに、ダイバーサイトではナライ(北風)がかなり強いと出ていました。
釣行前日はまたホテル泊。夜、ホテルに着いたときは、怖いくらいの風の音・・・。
朝、4時起床。今回は二日酔いだけには十分注意しましたので気分はまあまあ。それに昨夜ほどの風の音は聞こえません。
6時少し過ぎに出航! 海に出るとほどほどの風で凪状態です。
今日のタックルです。荒天もあり得るので手巻きのタイラバタックルは今回なしです。
左右両端のタックルは、PE1.2&リーダー4号でインチク用タックル。
「青物御一行様と大ダイ様大歓迎!」
真ん中は、PE0.8&リーダー3号でタイラバタックル。
「マダイ様御一行、ハタ様御一行大歓迎!しかしながら、青物様は係のものが大変難儀しますのでご遠慮ください。」
と、札を付けておきます(笑)。
こちらはドテラ流し対策で、風向きが変わっても左右舷どちらでも伝家の電動宝刀釣法に即対応できるよう両側にロッドホルダを付けています。
まずは先日夢を見させてくれたインチクからスタート。
かなりいい雰囲気ながら、潮面がのっぺらぼうで潮がやたら速い。反応なし。
しばらく粘りましたが、様子見でタイラバへ変更。
ようやくタマガシラが顔を出しました。
その後もタマガシラ。今日はタマガシラデイか・・・。
雰囲気ありありなんですが、流れが速いだけで食いの潮の動きなし。そしてとうとう強い風が吹いてきました。
北っ気で、それでも波が高く無いので続行しますがかなりキツイ。時折暴風レベルです。
そうこうしながら8:30でした。タイラバ投入着底・巻き上げで、何かが舐めたような感覚。
一度着底させてから巻き上げ、来るぞ!と巻き上げると、ガツンと持っていかれました。そしてマダイセッティングのドラグですからギュルギュルギュル~と・・・
アオモンです。そしてお決まりのように風と波がさらに強くなってきました。
それでも「殺られそうになりました。」の日のヤツよりはかなりラクそうなのと、波がその日ほどではないので、ラインは切らず(笑)に続行。しかし風はその日以上に強風です。
あれほどこちらのタイラバロッドで青物様はお断りしているはずなんですが(笑)。
上げてみると、67cmワラサでした。
魚をボートに上げると、急に風が収まり凪状態(笑)
流された先も実績ポイントが点々とありますので、ついでに攻めておきます。
反応なし。
しかしこの凪状態なら、さらに先の大型青物ポイントでインチクできるなあと迷います。
しかし何故だか大きく元に戻しました。
すると戻した先で流していると・・・また強烈な風と、今度はやばい尖った高い波。
風が恐ろしく強い上に波が高まったのでかなり危険を感じました。
これは西伊豆の女王様のお仕置きか!と感じ、慎重に操船しながら港の入口に避難。
あの凪状態から先に行かず戻してよかった・・・。戻した先は避難港の入り口近くですからすぐに避難可能でした。
まだ朝9時前後ですが、今日はワラサの土産があるので、もう終了しましょう。
よろこんで!
少し湾口の超浅場でタイラバで遊んでいると、何か風が収まったような?
恐る恐る出てみると、だいぶ風と波が弱まっていましたので釣りを再開しました。
風が今弱まったということは、予報どおり午後に向けて風は弱いまま。しかしいつでも避難できる流れを意識して沖へ向かいます。
ただ相変わらず潮面なし。反応なし。またタマガシラ追加。
そしてあっと言う間に昼を過ぎ、時合予想の14時。
そのあたりのタイラバ投入で、コツコツと短いアタリで何か乗った気配。
軽い感触ながらゴツゴツ頭を振ります。浮き袋に抵抗をかけないよう大ダイ以上にゆっくり上げます。
20数センチの超小型マダイでした・・・。即リリース。
少し間を置き、流していると、魚探の水深でやけに「77.7m」を表示するのに気づきました。「やけに」です(笑)。
これはシクロニシティ・ラッキー7釣法か?
シンクロニシティで話が変わりますが、
私は仕事中、疲れで集中できなくなったときに、気分転換で、主に「ストリートファイト」の動画か(笑)、「赤ちゃん系の面白動画」のどちらかの傾向でYoTubeを見ています(笑)。
もちろん精神的には後者を見ているほうが好調であることは間違いありません。前者は病んでいます(笑)。だから自分のYouTubeアカウントでのおすすめ動画で、自分の最近の精神コンディションがよくわかります(笑)。
先週は、海外の「双子の赤ちゃんのおしゃぶりファイト」のかわいい系に嵌って、本当におしゃぶりばかり見てました(爆)
そして先週のある日、スーパーに行ったときに、目の前にいた1歳児くらいでしょうか、私のほんの目の前で自分のオシャブリを落とすではないですか?!
子供もお母さんも気付かないので、私が拾ってそのお母さんに返して上げました。それで私は晴れて実際のおしゃぶりを手にすることができました(笑)。
このおしゃぶりシンクロニシティが大きな意味を持つとは思えませんが(笑)、過去には、けっこう驚くようなお話もいろいろありますよ。
シンクロニシティを呼ぶには普段の瞑想が重要です。
余計なお話でした。釣りに戻します。
77.7m表示を見て、タイラバをフォールさせると、最初のフォールから感触を感じました。
巻き上げで「くるぞ!」
すると、短くゴツゴツで竿が入り込みました。
マダイです。朝のワラサの感触があるので大した引きには感じませんでしたが、美しい48cmマダイが顔を出しました。嬉しい!
食いだしたな!時合か?! 速かった潮の流れも緩やかになっています。
チャンスとばかり、最近一番実績の80mポイントへ移そうと、その場でふと魚探を見ると、流されているはずなのに「77.7m」をまだちょこちょこ表示しています。
移動せず、もう一度、その場でタイラバを落としてみます。
着底・巻き上げ・落とし込み。着底・巻き上げ・落とし込み。何にも起きません。
3回目の着底だったでしょうか、巻き上げ、落とし込みでクラッチを切った瞬間に何か感触があり、サミングでフォールさせているタイラバの抵抗がなくなったような感触。
即、巻き返し合わせ!
グ~ンとロッドがしなり、ヒュンヒュンヒュンヒュウ~ン、ヒュンヒュンヒュンヒュウ~ンと高音、高速でドラグが唸ります。
マダイのドラグ設定ながら今まで聞いたことのないドラグの唸り音・・・。
これはとてつもない大ダイが来た! 昨年の葉山の85cmマダイの比ではありません。
水深77.7m(笑)から、ラインは一気に135mまで出されました。
走りがようやく止まり、巻き上げ開始。
ところがウンともスンとも動きません。そのまま巻き上げるだけでは空回りするだけ。根掛かりしたか?
それでスプールを抑えながら慎重にポンピングすると、少しずつ上がってきます。大型はポンピングなしでは上がりません。
それに巻き上げだけで巻けるようドラグを締めれば、0.8号ではいきなりの突っ込みで切られる可能性がありますので、可変ドラグとしてやはり指でのスプール抑えでしょうか。
大ダイなので最初の走りでだいぶ疲れさせました。それでも相当な重量感で1ポンピング0.5~1mです(泣)
巻き上げ時に穂先を見ると・・・小さくグングングンと休み泳ぎしてます。。。
んんん?アオモンかあ???
やはりどう見ても大ダイではなくアオモンのようです。ということは、ライン出し135m~水面までずっとこんな感じでファイトしなければならんのか・・・
もう土産のワラサがあるので、ドォ~と疲れが出てきました。。。
気を取り直して、アオモンなら突っ込み初めにスプールを抑え初速を殺します。そうでもしないと、1ポンピング0.5~1mでようやく上げた20~30m、あるいはそれ以上を、2~3秒で戻されます。もちろん殺すのは初速だけにしないと締めたドラグとあまり変わりません。
それでも「殺られそうになりました。」の日と違いだいぶ海は静かです。またタイラバロッドも紅牙の固いほう(XHB)。今回はこちらの粘りとラインに傷がついていないかどうかの問題だけでしょう。
しかしこのファイト中の苦痛は、まさしく「西伊豆の女王様にムチで打たれているよう・・・お仕置き」感覚です(笑)。
痛い、辛い・・・でも快感(笑)。
途中省略しまして、ようやく鬼門の水深16mまで上げてきました。少し粘られましたが、ここでも「殺られそうになりました。」ほどの抵抗はなく。
水面で薄らと魚体が光っているのが見えましたが、「えええ? デカいぞ!」
感触からデカイのは当然ですが、ワラサの70cmくらいかと思ってました。
水面に浮かんだ魚体はタモになかなか入らない大きさ。
82cmブリでした。
やはり、シケでない限りはPE0.8号&リーダー3号でもブリサイズは上げられました。かなりの重量感ではありましたが、最初以外はそれほど走らせず上げられました。もう少しデカいサイズもいけそうですが、もうごめんです。。。
朝のワラサに引き続きブリクラスが、青物様歓迎タックルには見向きもせず、青物様お断りのタイラバロッドに来てしまいました。それもライン出し135m。どう考えても西伊豆女王様流お仕置きに他なりません(笑)。
この日はなんか雨が降っていたようですが、そんなわけで雨が強かったか弱かったのか、どれくらいの時間降っていたのかはあまり記憶がありません(笑)。ただカッパの股部分が破れてしまっていて、股間が冷たいな~という記憶はありますので、〇冷法にはなりました(笑)。
【今日の釣果】
ブリ 1(82cm)
ワラサ 1(67cm)
マダイ 2(23cm?、48cm)※チャリコリリース
タマガシラ3 ※全リリース
流石にタイラバタックルでの大型青物2匹は、疲労困憊です。
帰りの温泉が天国のようでした。
次回は西伊豆オニ様参りへの希望が出てきました。
***2015/11/16追加 大海荘仲間-Fさん福浦釣果(13日)
アマダイ最大40cm 手漕ぎにて。。。