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西伊豆-お仕置きなし。 西伊豆船外機 2015/12/19 [ボート釣行記]

12月19日(土)は、早、約1ヶ月ぶりになりますか、西伊豆に釣行しました。

今回は、私の車中女神であるサラ・オレインのNewアルバムを購入したので、是非、西伊豆道中で聞きとおしたく、買ってからも封を開けずに待ってました。

相変わらず歌声も澄み美しく、時に激しい調子も、私の好きなバイオリン演奏もふんだんで最高でした!

WikiPediaでは、サラの歌声をこう記しています。

精神的に追い込まれた現代人の心にやすらぎを与える「歌声のサプリメント」 サラの歌声は「1/fゆらぎ」を含んでいる。これは人間の脳波にβ波よりα波が優位にする作用があり、それによって聴くものにリラックスを与え、まどろむ手前の精神状態にする。さらに子音がきれいな歌声が、聴くものに爽やかさと清涼感を与える。結果、精神的に追い込まれている方、疲れている方などの心に、安定とやすらぎを取り戻してくれる。いわば「歌声のサプリメント」とも「歌声のアロマテラピー」と言っても良いだろう。


理屈は後付けにしても、CDでなく実際の歌声聞いたら、自分どうなってしまうだろう・・・。

私は精神的には追い込まれていませんが(笑)、サラの歌声で自分の波動の調律がされ、そのため釣りでも本来自分が持つ感覚が最大限に活かされるのでは、とも感じます。

結果、釣果が良かろうが悪かろうが、そのまま普段に共鳴してきます。

あなたも是非、サラを聞いて最高のフィッシングを!

さて西伊豆の海況ですが、前日の午後からけっこう強い南西が吹き始めシケて来て、それが釣行当日の午前まで残り、午後から凪るという話でした。

予報でもかなりかなり好転したのと、実際、風は前日夜から収まっていましたので、6:30過ぎに出船できました。

しかしまだ波がけっこう高し。これで風があると完全アウトですが、弱風なので一波一波油断せずに操船すれば釣りは可能でした。早々に酔いそうな感じでしたが、徐々に慣れてきました。

むしろ怖いのは午後からの完全ナギ予報(笑)。潮汐時間また潮汐グラフの形からしてもお魚のお休み時間になる可能性大です。

まずは、春以来のアオリを開始しました。

・渋いときのアオリは、ティップランの一般的なシャクリは弊害ではないか?
・今の私のタイラバテクを応用してティップランでもフォールでの感知を重視。

という仮定と課題を持って、クロスステージのティップラン・一つテンヤ兼用ロッドCRJ-782SCでベイトリールのソルティストを用意。これならそのままタイラバもできます。

風が無いのでキャストします。

そして、、、3投目でした。

ティップが!

入ったかあ!?


いや、折れました(笑)。

葉山の大先輩故M氏から授かったロッドでなくて良かった。。。

ベイトリールでの試行シャクリで穂先に負荷かかり過ぎたか、あるいは長らく使用していたロッドでしたから疲労破損ということもあったかもしれません。

折れた部分をニッパーで切って少し削り、再開しようと思いましたが、やはりラインを知らぬ間に傷つけ、後で悔しい思いをするのが嫌なのでアオリは中止。

高い波に注意しながら、沖合のタイラバへ向かいます。

タイラバのほうも風なし・高波は、いい条件とはいえません。波が上がるタイミングでは巻き速度を緩めます。

とはいえ、よく言われるタイラバ定速巻き堅守は必要ないと思ってますので、本当に注意するとしたらアタリがあったときだけでしょうか。

今回は、先日釣行後、使用後のタイラバを眺めていて改めて気づいたことがあり、しばらく使用中止していた鯛歌舞楽を利用してみました。

また鯛歌舞楽のタコベイトユニットを使えば、ラインとの接続にスナップを使うことができ交換が容易になります。(貧弱なスナップではマダイに噛み潰されますのでご注意)

第一投目は手巻きタックル、クロスステージのスロジグロッドにローギアリールのISV200・PE1.2号&リーダー4号。これでボートならブリが来てもまあ安心です。

タイラバのほうは鯛歌舞楽波動ベイトに、最近反応のいいネクタイを付けて投入。

そして第一投目で、ガツン!とアタりがあり、ゴツゴツと数回のアタリ。しかしそれで沈黙。

しばらく巻き上げ、着底を繰り返してみましたが、反応出なくなりました。

上げてみると、ネクタイだけが抜かれていました。接続ユニットに結んで装着していたはずなんですが・・・。

ネクタイだけを抜いてゆくのは大型マダイの可能性大です。

しかし、その後は全くアタリなく、PE0.8号の電動タックルも動員して、いつものタイラバで攻めるも反応なし。

弱風でゆっくり流され、一昨年の6kgマダイのポイント近くにきます。

状況変わらずダメ。

そこで電動タックルを伝家の電動宝刀釣法(ホルダ置き電動巻き)にして、手巻きタックルのほうでワーミングタイラバで落としてみます。

すると真横にある伝家タックルをよそに、このワーミングのほうでガツガツアタリが来ました。

いつものワーミングならグイ~ンと重くなり一気合わせなんですが、今回は普通のタイラバ的なアタックでなかなか合わせることができません。

以下、一巻き上げでのやりとりです。

ガツ・ガツ・ガツ・・・

沈黙・・・ (やはりワームがデカすぎて針掛かりしないか・・・)

巻きをスローダウン&若干送り込み・・・

ガツ・ガツ・ガツ・・・ アタリ再開

また沈黙? (ワームデカすぎ)

ん、若干重みがあるか?・・・

そのまま合わせず巻き掛けしてみる・・・

確かな重みが乗る・・・

聞き合わせ・・・

乗りました!

いい引きです。正しくマダイの引き。

65cm真鯛でした。
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今回のワーミングは、鯛歌舞楽ワーミング仕様です。
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ワームはワームでも、こんなでかい(4インチ)垂らしワームをフックにちょん掛けでマダイ釣ろうなんて超ド素人でも思いつかないでしょう(笑)

その後、普通のタイラバ&電動タックルにて、50cm真鯛追加。
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さらに、45cmマダイ。
こちらは稚魚放流マダイですね。しかし旨そうな個体です!
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この追加のマダイ2尾とも、割と上層でひったくるように掛かり、ワラサのような突っ込みをしてきました。

それが時合だったんでしょう。いつもセットしている時合予想アラームが遅れて鳴ったときには潮が完全に止まってしまってました。

そして予報どおり波も静かになり凪に。

その後は、デカカンコにタマガシラ。
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午前11時にイケスのマダイを締め処置。
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ここで終了すればよかった。。。(笑)

凪で気持ちがいいとはいえ、釣りのほうは死の海状態。

一瞬、魚の気配を感じてその投入で粘ると、またタマガシラ。

そして!

タイラバでカワハギ!(笑)
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23cmでした。これはこれでいい土産になりました。

気配といっても、まあマダイではなくこういう魚の気配もけっこうあるでしょうね(笑)。

それにカワハギを掛けたのは私の腕ではありませんよ。伝家の電介さんが掛けました。

やはり伝家の電介さんは、いい腕してます(笑)。

来週の土曜日の予報を見ると完全にシケ。これが年内最後の西伊豆になるかもしれないので、16時まで粘った、というより景観を楽しんで浮かびましたが見事に沈黙。

マダイだけ言えば、午前の9時台で釣りは終了してました(笑)。

終了。

【今日の釣果】
マダイ 3(45cm、50cm、65cm)
カンコ 1
カワハギ1
タマガシラ2

やはり午前の高波がこたえたのでしょうか、普段の仕事疲れに加えて疲労感が今年最高の酷さ。

前日泊はホテルで、帰りもまたホテルに1泊して朝帰るのもいいかと思いましたが、温泉施設に寄り、温泉&全身マッサージ機&30分仮眠、車中でまたサラを聞いて帰宅しました。

お陰で調律されました(笑)。