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【よもやま話】私と宗教と新興宗教と・・・ [雑記]

アマダイ、ホウキハタ、ブリ刺身
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ホウキはやはり小さくてもまあ美味いなあと私も感じましたが、家のモンが寝かして食べようと思っていた半身を翌日も握りにしてくれというくらい美味かったそうで。

大型ホウキ熱がますます上がってきました。

ブリ2週間寝かせ。
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マグロ大トロをサッパリさせた感じです。
長く寝かせて旨くなったというよりまだまだ美味く食べられる、という感じです。釣り魚は最高に美味い寝かせポイントで食べるのが醍醐味ですが、長く美味く刺身で食べられるという保管だけでもけっこう意味あります。


さて、この3連休は近場なら少しでも出られらないことはありませんでしたが釣りは取りやめしました。

そこで、今問題が出てきていることに関わる私の体験をよもやま話として書かせていただきます。もしかして少しでも役立つ人がいればと。

私は前に書きましたよう小学校時代、教会の日曜学校に少し行っていました。実はこの日曜学校が本当に楽しみで先生も好きでした。

結局、牧師の息子の暴力マイクが嫌でやめただけで、彼がいなければ今頃は熱心なキリスト信徒になっていたかもしれません。

実は私の両親も若い時には洗礼を受けているのですが、私が物心つくころには完全な無神論者でしたね(笑)。母によるとその洗礼のとき水に顔をつっこまれ苦しかったことが理由だそうです(笑)。

私は中学から東京三鷹に住んでいたんですが、高校のとき友達と吉祥寺でフラついていると、モ〇モン教徒に誘われ、最初はバスケなどやって仲良く遊ぶうちに、モ〇モン教の教えを受けるようになりました。

そのとき教義本で祈りを読み上げるのですが、その場面で自分や友人がそういう祈りをまじめに読んでいるということ自体に笑いが止まらなくなり死にそうでした・・・。

気持ちは真面目にやっているのに、真剣な場面で笑いをこらえるので、声が裏返りぶるぶる震え、友人がそうなっていると聞いているだけのほうも変な声が出てしまい非常事態になります(笑)。

そのときに先生の顔をみたら今にも、・・・コ〇してやろうか・・・的な恐ろしい顔をしていたので、これはヤバイと次回のアポだけしてドタキャンして逃げました・・・。
言っても、そこには3~4回通った程度でしょうか。

その他、高校で同じクラスで大人し目のヤツであまりしゃべらなかったのに、卒業後にいきなり電話かかってきて「すっごくいい話をする勉強会があるので今度参加しませんか?」と何度か誘われました。まあ全部断りましたが。

そいつはけっこう学校の成績もよくたぶんかなりいい大学へいくとは思ってたのですが、〇価大学へ入学してました。勉強会とはその会でしょうね。否定はしませんが入りたくはないです。

また私は、オートバイロードレースや格闘技などもやっていたこともあり精神世界にやはり興味を持ち、特にそのときのロードレース世界チャンプだった片山敬済にけっこう影響受け、禅・座禅なども実践してきました。

そしてその流れで社会人の頃にも、世田谷の禅寺に日曜参禅会に毎回参加してました。確か参禅費として1回500円だったかと思います。

あと、仏教だけでなく神道にも興味というか何か自分をクリアにする感覚を求め、箱根神社をはじめ出張がてら京都やその他で神社参りもしていました。

そんなところでずっと長い付き合いで、さらには私の若い時の借金苦(ロードレース時代の)を助けてくれた恩人が、その長い付き合いの中でほんの時折話してくれた「不思議なことを起こす先生が京都にいる」というところに神秘的な思いと興味を持っていました。

その恩人には彼が亡くなるまで、全国に旅行だの飲み食い、そして横浜の夜のワンセットを毎週接待してくれた時期もあり、私としてもけっこうな金持ちでその人自身運のいい人だなあというイメージがありました。それはもしかすると「京都の先生」のお力かとも。

そして今から10年ちょっと前でしょうか、ようやくその恩人から「京都の先生」のところへいきますか?と具体的な話をされました。

どうもその京都の先生の会に入門するには、以前は新車1台分くらい必要だったのが、30万円くらいに値下がりしたこともあるようです。

「京都の不思議な先生」と言われると、京都に憧れる私には超パワーワードです(笑)。

それでも入門に30万円自腹なら参加はしません。ところが恩人はその「入門費から京都滞在での一切の費用、ご馳走、豪遊費」まで全部出すよと。それで私もGoすることにしました(笑)。

そしてその入門儀式に参加。あまり内容を書くと「地獄に落ちる」と言われてますので書きませんが(これでわかる人にはわかってしまうか・・・)

以下、差支えない範囲で書きますが入門講義&儀式は2泊3日。私のような入門参加者が他に30名くらいいました。

朝昼は講義で、夜はホテルに帰ってホテルのレストランでご馳走は食べられましたが(酒なし・・・)、昼は昔の仏僧用的なかなりの粗食が寺で出されます(笑)。

その講義の内容は、アメリカの自己啓発書のベストセラーによくあるような量子精神学的な内容。

この会は主として経営者をターゲットにしているので、そういう本を読んでいないと、すごい話だなあという感想を持つのかもしれません。逆に本で読んでいるとその受け売りみたいな(笑)。

そして2日目くらいになるとけっこうヘトヘトで意識も少し朦朧としてきています。そんなタイミングでしょうか、かなり不思議な演出をした部屋で不思議な儀式を先生自身が行います。これも地獄に落ちるので詳しくは書けません(笑)。

そして3日目の朝、寺なので清浄な空気の中、鳥が鳴く雰囲気ですごくいい気分になり、3日目を終えた爽快感と疲労感そしてまだ残る朦朧感。この種の朦朧感になると恐ろしい話、なんでもYESになります。

そこへ会の先輩や先輩ぼうず(髪は長い)がやってきて、「入門おめでとう」とか「一番の親孝行は今度親を連れてくることや」とか・・・

そして「空見て、どう?」
私が「何かチカチカしてるものが飛んでます」そりゃ、3日間朝昼の幽閉で目もどうかなりますわな(笑)。

すると「それは〇仏様や、最初から見れるなんてあんたすごいな~」と。そのぼうずは連れの私の恩人にも「この人は〇仏様がみえるそうです。すごいですね」と真面目に伝えていたので本当にすごいと思っていたと思います・・・。

私もその時は朦朧としているので嬉しく思いました(笑)。

そして最終日を終え新幹線に。何か憧れの京都で一仕事終えた充実感と家に帰れることが嬉しい。しかし恩人から「今日は新横浜のホテルにもう一泊します」と・・・。

その夜も儀式があるようで・・・

夜遅く関東の仲間が5~6人(夫婦もいました)集まってきて近くの川で私だけのための儀式・・・これもあまり詳しく書くと地獄に落ちるそうなので控えます(笑)。

そしてその翌日ようやく4日目の朝に帰宅できました。

帰ってから一瞬だけようやく「不思議な京都の先生」の会に入れた喜びが出たこともありましたが、あとでネットで調べるとけっこう面倒くさい宗教のようでやばいなあと。朦朧感が消えるにつれ嫌な感情しか出てこなくなりました。

一番の決め手は、どうもその会の東京支部の集まりが休日にちょくちょくあるそうなので・・・

「釣り」にちょくちょくいけなくなる!?

これは私にとって大問題だ!と(笑)

それで恩人に「私はこの会だけは勘弁してください」と直接伝えました。その後、恩人もほんの時折は話にだしましたが、二人の間ではほとんど話題には上がらず、というよりお互い避けていました。

その恩人も以前このブログで書きましたが今から4年前に亡くなりました。やはり彼の葬式はその会が仕切ってきました。というより恩人自身の会社との2重の仕切りです。

恩人の会社のメンバーはその会のことを知らないのでびっくりしてましたので、私から説明しておきました。

その後も、その会の月会費はまあ付き合いでということでずっと2000円払い続けていました。

恩人がなくなってもその会費振込用紙の送付名義は恩人の家族・・・奥さんから娘、息子まで入れ替わり立ち替わり。そうなるとバックレることもできなく。家族ごと信者で、恩人死後にいきなりやめると恩知らずと言われるかもと。

まああと1年だけは払い続けようと。

そして恩人の死から1年経ち、あえて振込せずにいましたが、その後も何事もなく振込用紙は送られてきます。文句、催促してくれば逆にはっきりいえるチャンスだと思ったのですが。

そして3年たったところでよく考えるとトータル何年になるか憶えていないがすくなくとも10年以上、つまり2000円×12ヶ月×10年=240,000円以上は何の信仰もないのに払ってる。

馬鹿馬鹿しいので息子さんに丁寧に手紙を書き、なにか一悶着あるかと思いきや「わかりました、ありがとうございました。未払分も問題ありません」とご返事。

すんなり脱会できました・・・。

私の場合は最初からそんな軽い関係で終わりましたが、もし深く入りこんでいたらこんなもんでは済まなかったでしょう。

この宗派は別の県にも、全てが恐ろしくデカい造りの寺院を建造しています。単純にお参りをしたいほど素晴らしい寺院のようです。

こんなすごいものを造り、また小国の王族を招いたり、国賓待遇?で迎えられたり、もちろん日本の政治家にも影響力あるでしょう。

私が素直に脱会できているので、まだこの会はわりと裕福な信者が自主的に寄付しているように思えます。

私の父が亡くなったとき恩人は、私の父のための柱を会のどこか知りませんが立てておいたよと・・・無神論者の父もさぞかし喜んだことでしょう(笑) この柱もたぶん10万円以上、30万円あるいは100万円するものかもしれません。

しかしいくら〇教法人は非課税とはいえ、そんなお金が商売でなく集められるというのは不思議ですね。怖いです。

今テレビでも問題になっている件の会は、日本の金ながらそれが他国に流れているということ自体が怖いし残念。

そういう集団に共通するのが、信心、仲間、そして仲間を増やそう増やしましょう。という雰囲気でしょうか。それにつかると身動きとれなくなります。

それは宗教に関わらずエセビジネスでも昔から多くそして今どんどん増えてます・・・。

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鶴丸

いままでの人生でほとんど宗教に絡んで生きてきませんでしたが10年前くらいから神社に惹かれるようになりました。なんだか清々しい気持ちになるというか流行りの言葉で言うとパワーをもらえる感じでしょうか(笑)自宅には箱根神社からいただいた神棚をお祀りしてるぐらいですね。
行き過ぎたお布施なんかや過激な思想が問題になる宗教はマインドコントロールが大きいのな?と思いますが個人の弱さが一番の起因だと思い気を付けていこうと思います。
by 鶴丸 (2022-07-25 13:40) 

はしけ船長

鶴丸さん

やはり歴史ある神社そして寺院も遠く数多くの先人の祈りが捧げられています。そういう空気がありますね。あと風水などで方角位置も計算されているところが多いようなので、お参りにいくだけで何か違いますね。自分的には箱根神社へのご無沙汰が気になります。

マインドコントロールはやはり宗教にかかわらずいろんな場面で出現しますので気をつけていきましょう。
by はしけ船長 (2022-07-26 11:13) 

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