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滝行をして参りました。 西伊豆 2014/11/29 [ボート釣行記]

週末の予報を見ると、29日土曜日は南西シケで葉山はNG。西伊豆もダメそう。

30日、日曜日は、西伊豆は完全にOKだが遠いのでNG。

葉山だとポイントが遠く北風が強く沖合いへ出られる保証はなし。

ならここは、南西シケでも西伊豆A港の湾内ならやれそう、ということで久しぶりの西伊豆A港。

A港のほうは、6月に2kgアオリを釣って以来です。ここ最近はずっとB港出船でした。

天気も小雨模様でアオリ日和。

ターゲットはアオリと、湾内なのでスピニングでのキャスティングタイラバの2本。

と、その前に釣り以上に大事なことを思い出しました。

かつて西伊豆釣行当初は、帰りに必ず箱根神社にお参りしていたものでした。

ところが今年は計画・企画系の仕事でも、西伊豆釣行帰りでも、1回も参っていません。

今回は、帰りに是非、箱根神社に参るつもりです。

前日はいつものようにC港で車中泊。

朝起きると??? けっこう激しい雨。横殴りのシャワー状態です。

まあ直に上がるだろう、と。

出船時は確かに小雨になりました。

日の出の6:30頃に出船。その時点ではまだ北西傾向の風で問題なさそうです。

しかし朝マズメのアオリは全くダメ。

ポイントは数多くストックしていますので行ける範囲で一通り当たりましたが、感触まったくなし。

まあ時合待ちということで、潮面に注意しながらキャスティングタイラバのレッスンに切替えます。

タイラバは青物もけっこう釣れるので、来春はデカ青物を少し強めのタックル(PE1.2号&リーダー4号くらい)のタイラバで狙おうと考えています。

そして浅場の大ダイもターゲットに。今年は、B港の漁師さんが浅場で6kg大ダイを釣っていました。

それらに備えキャスティングタイラバのレッスンをしておきます。

数投目に、イナダ45cmが来ました。

あとは、鯛めしサイズのチャリコマダイ。

オオモンハタ小×2。

さらには、バーティカルでしたが、着底すぐのスピード巻きからスローダウン巻きの変化テクで、またイナダ50cm弱。

あとはエソ様でした。

問題の海況のほうですが、出船してから1、2時間もすると、なにやら非常に怪しくなってきました。

南西風がおそらく10m以上の強風。そしてそれが吹くとバケツをひっくり返したような豪雨。。。

まさしく「滝行」です。

それでも防水バッチリ、また風が暖かいのか寒さを感じないので続行していましたが、流石にこれはヤバいという突風が吹き始め、小山の風裏に退避しようと、そこから200mくらいですが、ゆっくり走行させると、重めの和船ボートが風に押され斜め45度くらいに傾いたまま走行します。

船内の荷物がガタガタと崩れ落ちます。

湾内で波がそれほどはないポイントなのでよかったですが、このときに少しでも高い波があればやばい状態でした。

そんな悪況のなか、驚いたことに、2馬力ボートの2人乗船ボートがさらに沖合にいます。

そのボートが大丈夫か気になりましたが、ダイバー船もその近くにいるし、こちらも避難しないとまずいので確認する余裕すらありませんでした。

この2馬力船の2人乗船ボートは、南西風予報があるのに朝方は外海に出ていました。。。

おそらくこのボートがいなければ他にダイバー船だけで、他に、釣りボート、漁師船は1隻もいませんでしたので、私も早々に退散したかもしれません。

あの小さいボートが沖合でやっているからまだ大丈夫だな、と変な目印をつけてしまってました。

やはり目印は経験のある漁師船くらいにしないとまずいですね。プレジャー船ではわかっているつもりの人ほど危険ですから。

その後は、風裏の浅場にてキャスティングタイラバのレッスン。

まあまあ反応もあり、上記のように多少の釣果は上がりましたので、おもしろさは感じました。

そういえば、水面でバラしましたが、タイラバでタコもかかりました。

午後になり風も収まってきたので、アオリのベストポイントへ向かいますが、やはりまだまだ外海からの波がかなり高く断念。

終了します。

結局、箱根参りの予定がありましたので、魚は全てリリース。

【今日の釣果】
イナダ 2
チャリコマダイ 1
オオモンハタ小 2
エソ様 1

やはり湾内とはいえ、出られたとしても南西シケはおもしろい釣りにならないことがよくわかりました。

これが陸から距離のある沖合で急に起きたらと思うとゾッとします。

それでもあの2馬力船は1日最後まで釣りしてましたから、こちらももう少し安全マージンはあったとは思います。


帰りは、温泉に入り、予定通り箱根参り。

夜の芦ノ湖湖畔のライトアップ鳥居まで来てみました。
NCM_0524.JPG
NCM_0525.JPG

朝の芦ノ湖。
NCM_0526.JPG

今回の釣行はここへ来るためだったのでしょうか。そんな気になるほどの神秘的な早朝の箱根神社と芦ノ湖でした!

帰りの箱根の国道1号は、紅葉こそわずかになってしまっていましたが、「黄」葉が一面でとても綺麗でした。




タグ:マダイ
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コメント 8

ともじ

29日の風の中釣りに行かれてたとは(笑)(^ー^;)

和船はまっすぐのスピードは速いですけど船がローリングするから横揺れ&横波に弱いですよね。十分にお気を付けください。2馬力ボートは何故大丈夫だったんでしょう?w

そんな滝行の中でも釣るものは釣られてるんですねぇ。
渋い日の葉山沖?は滝じゃないけど修行です(笑)、反応良いのはエソとサバフグだけという( ̄m ̄*)
by ともじ (2014-12-01 12:19) 

はしけ船長

ともじさん

ここのボートは、まっすぐでも時速11kmが最高速です(笑)。 2馬力船は、危険云々の前に怖くないんですかね・・・。

アオリが沈黙なのはがっかりでした。前夜からの豪雨が影響したかもしれません。ただボート屋さんが言うには今秋は全然ダメだそうです。
by はしけ船長 (2014-12-01 16:58) 

湘の丸

滝に打たれての修行お疲れ様でした!

だいぶ荒れ模様の中、粘りましたね。
これも「釣れるはずだ」と強く信じるからこそできるのでしょうか。
小心者の私は、途中で撤収です。

芦ノ湖、神秘的ですね。
ボートを浮かべたら、何が釣れるのでしょう。
キャスティングタイラバしてみたいですね。
by 湘の丸 (2014-12-02 06:56) 

泰心丸

滝行によって,ますます鍛錬度が上がりましたね!
これで釣果も完ボだったらさらなる進化を遂げられていたのではないでしょうか?^^;
私も以前葉山で滝行を行ったとき,風は吹いてなかったので釣りを続行しましたが,霧で視界0になったときは恐怖心MAXでしたが,その様子が幻想的で心惹かれたのを思い出しました。

ところで,【今日の釣果】でもエソに「様」がついているのは,やはりエソには何か特別な敬意を払っていらっしゃるということでしょうか?
それが分からない私はまだまだ未熟者なんですね・・・
by 泰心丸 (2014-12-02 13:07) 

有亮丸

滝行はこの時期はきついですよね(^_^;)私も何度かありますが楽しかった記憶は無いですけどね(笑)でも笑えるくらい降る時は楽しくもありますが(笑)それでも出てしまうんだよな~(笑)
by 有亮丸 (2014-12-02 16:01) 

はしけ船長

湘の丸さん

小さい港湾内でのタイラバですから少し新鮮味がありました。それでも状況良ければ、大ダイもいるそうですし、タチウオがけっこう釣れていた情報もありました。

芦ノ湖はまだ禁漁期には入っていないようで、同じように車中泊している釣り人もいました。湖でタイラバはおもしろいかもしれませんね!
by はしけ船長 (2014-12-03 12:57) 

はしけ船長

泰心丸さん

完ボウこそ本来の鍛錬になりうるというのは頷けます(笑)。その次の釣行では物凄い熱意が出ますからね。逆に大ダイを釣ったその次は、少しモチベーション下がりますよね? どうでしたか?

エソ様は、オニ様と違い、手を出せない(持ち帰れない・・・)敬意が、、、あの顔つきにあるのが理由です(笑)。
by はしけ船長 (2014-12-03 12:58) 

はしけ船長

有亮丸さん

今回の滝は温かったので、それほど苦行ではありませんでした。それでも陸に上がって雨具を脱ぐと、下の服がベチャベチャになっていました。

しばらくというか、金輪際、滝行、風行は遠慮するようにします。


by はしけ船長 (2014-12-03 12:59) 

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