敬愛なるそして驚異の ・・・西伊豆釣行 2014/09/13 [ボート釣行記]
9月13日(土)は西伊豆出船でした。
先週のマダイの頭割での左手のケガも、痛みはなくリールは巻けそうなので釣行は大丈夫そうです。
尤も、この件で最初から行けないかもしれないという頭はありませんでしたが(笑)。
傷口を確認すると、完全に止血されだいぶ乾いてきてはいるものの、まだパックリ割れています。
毎回、傷口を見るのが楽しみ・・・いえ、自分ながらまじに怖いくらいです。
結局、医者行かずで自己治療ですが、こういうのは縫ってもらったほうが手っ取り早いということですね。
男気で直します! というより、、、縫われることが怖いだけだったりして、、、ご想像にお任せします(笑)。
実は小学生のときも、左手の人差し指の先をイタズラで真っ二つに割ってしまい、このときも親には絶対に見せず一人でこっそり直しました。
そのときの心理は、、、確かに、縫われるのが怖かったからであります(笑)
ともかく、傷は乾いてきているとはいえ、海では細菌感染の危険性がありますので、しっかりテーピング、さらにはゴム手袋も用意しておきます。
さて、釣りのほうは、前回の葉山で大ダイを釣ったので今回は何をしようか?
そろそろ敬愛するオニ様の本格狙いをするか?
いや、やはりソウダが欲しいし、もしかするとカツオ界最美味と言われているスマガツオアゲインかもしれない。
2.6mのキャスティングジギングロッドも新調しているので、弓角作戦を決定。
・ジギング、インチク
・弓角
・一つテンヤ
という組み立てにして、メインを一つテンヤ、状況見ながらジギングで攻めることにします。
前日の金曜日17時出発。定宿のC港には21時前に着。寝つけはワインになってきました。
朝は、3:15に起床し、5時30分くらいに出船しました。・・・隣港なのにけっこうマッタリしてますね(笑)
最初は10m台の浅場でキャストジギングでどんどん攻めてゆきますが、反応まるでなし。
今度は30m~50mでスロージギング。こちらも反応なし。魚探を見てもあまり魚がいません。
たまに現れる魚探に合わせても全然ダメです。
ようやく・・・巻貝がかかる(笑)
ジグをインチクに変更。
なんとか小サバ1。。。サバの魚影も葉山にはかないません。
それに青物のナブラなど気配がまるでありません。
一度、竿が弓なりで生態反応の引きがありましたがバレ。
その後、小さいオオモンハタ。そして小さいアカハタと30cmくらいのアカハタ。
マダイポイントを巡りますが全然ダメ。
たまらず、予定していなかったタイラバに変更。
タマガシラが顔を出しました。。。
この日は、潮が流れるとかなり速くなります。
オモリ20~30号、PE0.8でも、3度目の着底は取れなくなってしまいます。
水深80mで道糸がかなり斜めになった状態で、ゴツンゴツンときました。
何かかかりました。
時折頭を振ります。まあまあの重み。
そして水深10mくらいで最後の抵抗。これはオニ様だ!間違いない!
水面に出てきた魚は、、、
エソ様 25cmでした。。。速い潮で重く感じたんでしょう。
ポイント一巡後、一つテンヤに変更します。
小さいカサゴが釣れ、リリース。
その後、ようやくマダイらしき当たりと齧りが出始めました。
いいアタリなのに掛かりません。何故に?
ようやく31cmのチャリコマダイ。そして続いて鯛めしサイズのチャリコマダイ。
なるほど、この小さいチャリコがたくさんいるようで、エサ取り化しています。
その後、もう1尾、鯛めしサイズチャリコ。
6月に78cmマダイを釣った水深50mポイントに向けると、その手前に潮目ができています。
そこの水深は40m台だったはずです。ここでテンヤを落としてみます。
コツンコツンと竿先に当たりが出て、合わせると乗りました!
重い!頭を振ります。しかしマダイではありません。
でも、リールを巻くときにジリジリドラグをだすこの重みは「いいもん」ではあるはず。
しかし、今にして思えば、大イラ様の可能性も大でした。思い出さなくてよかった(笑)。
中層、表層10mでマダイと比べ細かく頭を振り突っ込みます。
海中を覗いていると、赤い魚? アカハタかあ。。。
水面に出るとオレンジ色???
なんと敬愛するオニカサゴ様ではないですか! それも約40cmくらいの大型です。
今日はオニ様はあえて予定には入れておらず、また水深40m台でしたから驚きました。
今日の釣りはこれで大満足です。
その後は、浅場砂地での一つテンヤでのマゴチ狙いテスト。
水深10mながら底もの特有の大きく鋭いガツガツガツっといったアタリ。
マゴチ?
残念ながらかからず。次の投入で根掛かりロストで終了。
【今日の釣果】
持ち帰り分
マダイ(チャリコ)3・・・(31cm、鯛めしサイズ×2はリリース)
オニカサゴ 1 ・・・40cm、1kg
オオモンハタ小 1
アカハタ 2
タマガシラ 1
カサゴ小 1
エソ様 1
小サバ 1
前に同じ西伊豆で釣ったやはり大型のオニカサゴは、家まで距離があるので、締めて海水氷で持ち帰りました。
その時、唐揚げは変わらず美味かったんですが、刺身がなにか普通のカサゴと変わらず。
オニの刺身は、プリプリ感があってイセエビのようで感動したはずなのに。
やはり、オニは活かして持ち帰る必要がありそうです。
そこで今回は、クーラーに海水を入れ活かして持ち帰ることにしました。
帰りに寄った温泉施設の駐車場で、オニ様のご機嫌伺いをします。「ごきげんよう。お元気でしょうか?」
すると。。。
エラが動いていない。体色も白っぽい色に。 突っついても動きません。
ご臨終です。(大泣)
オニサマがぁ~オニサマがあああ~ウワワ~アアアン。(某元議員)
つまり常温の海水で野締めにしてしまいました。そしてそのまま突っ込みっ放し。
ガックリ。気分がめっちゃ落ち込みます。
死んでいるので、帰りに寄ったコンビニで氷を買い、この海水の中に直接突っ込んでおきました。
自宅の駐車場に着いて、重いのでいらない海水を捨てておきます。
水を排出しているときに、オニ様がビクっと動いた気がしましたが、気のせいです。幻です(笑)。
自宅に入り、さてオニ様を掴もうとした時でした。
ビクっと、たしかに動きました。まるで死んだ人が棺桶から起き出したときのような驚きです。
アゴを持つと、バタバタします。
生きている!脅威の生命力です。
ご存じのとおりオニの持ち帰りは、クーラーに海水だけ、ブクなどはなしです。
(オニフリークは酸素剤を入れているのをよく見ましたが)
さらに言えば、今回は、コンビニで入れた氷で少し海水が薄まり冷たくなっています。
この驚異の生命力が、私がオニ様を敬愛する最大の理由です。
このオニ様をありがたくいただけばご利益は大きいはずです。
もしかすると手の傷が一瞬でなくなるかもしれませんね。(笑)
西伊豆でオニカサゴ狙いメインにする道が開けてきました。ということはアマダイも見込みありですね。
帰りの西伊豆の夕日。車を止めて急いで撮りました。
しかしなんですね~写真を撮っているうちに夕日は沈んでしまいました。
凄い景観だったのに少し残念です。
何でもそうですが、やはりその瞬間を肉眼で無心で見ることが一番大切ですね。
先週のマダイの頭割での左手のケガも、痛みはなくリールは巻けそうなので釣行は大丈夫そうです。
尤も、この件で最初から行けないかもしれないという頭はありませんでしたが(笑)。
傷口を確認すると、完全に止血されだいぶ乾いてきてはいるものの、まだパックリ割れています。
毎回、傷口を見るのが楽しみ・・・いえ、自分ながらまじに怖いくらいです。
結局、医者行かずで自己治療ですが、こういうのは縫ってもらったほうが手っ取り早いということですね。
男気で直します! というより、、、縫われることが怖いだけだったりして、、、ご想像にお任せします(笑)。
実は小学生のときも、左手の人差し指の先をイタズラで真っ二つに割ってしまい、このときも親には絶対に見せず一人でこっそり直しました。
そのときの心理は、、、確かに、縫われるのが怖かったからであります(笑)
ともかく、傷は乾いてきているとはいえ、海では細菌感染の危険性がありますので、しっかりテーピング、さらにはゴム手袋も用意しておきます。
さて、釣りのほうは、前回の葉山で大ダイを釣ったので今回は何をしようか?
そろそろ敬愛するオニ様の本格狙いをするか?
いや、やはりソウダが欲しいし、もしかするとカツオ界最美味と言われているスマガツオアゲインかもしれない。
2.6mのキャスティングジギングロッドも新調しているので、弓角作戦を決定。
・ジギング、インチク
・弓角
・一つテンヤ
という組み立てにして、メインを一つテンヤ、状況見ながらジギングで攻めることにします。
前日の金曜日17時出発。定宿のC港には21時前に着。寝つけはワインになってきました。
朝は、3:15に起床し、5時30分くらいに出船しました。・・・隣港なのにけっこうマッタリしてますね(笑)
最初は10m台の浅場でキャストジギングでどんどん攻めてゆきますが、反応まるでなし。
今度は30m~50mでスロージギング。こちらも反応なし。魚探を見てもあまり魚がいません。
たまに現れる魚探に合わせても全然ダメです。
ようやく・・・巻貝がかかる(笑)
ジグをインチクに変更。
なんとか小サバ1。。。サバの魚影も葉山にはかないません。
それに青物のナブラなど気配がまるでありません。
一度、竿が弓なりで生態反応の引きがありましたがバレ。
その後、小さいオオモンハタ。そして小さいアカハタと30cmくらいのアカハタ。
マダイポイントを巡りますが全然ダメ。
たまらず、予定していなかったタイラバに変更。
タマガシラが顔を出しました。。。
この日は、潮が流れるとかなり速くなります。
オモリ20~30号、PE0.8でも、3度目の着底は取れなくなってしまいます。
水深80mで道糸がかなり斜めになった状態で、ゴツンゴツンときました。
何かかかりました。
時折頭を振ります。まあまあの重み。
そして水深10mくらいで最後の抵抗。これはオニ様だ!間違いない!
水面に出てきた魚は、、、
エソ様 25cmでした。。。速い潮で重く感じたんでしょう。
ポイント一巡後、一つテンヤに変更します。
小さいカサゴが釣れ、リリース。
その後、ようやくマダイらしき当たりと齧りが出始めました。
いいアタリなのに掛かりません。何故に?
ようやく31cmのチャリコマダイ。そして続いて鯛めしサイズのチャリコマダイ。
なるほど、この小さいチャリコがたくさんいるようで、エサ取り化しています。
その後、もう1尾、鯛めしサイズチャリコ。
6月に78cmマダイを釣った水深50mポイントに向けると、その手前に潮目ができています。
そこの水深は40m台だったはずです。ここでテンヤを落としてみます。
コツンコツンと竿先に当たりが出て、合わせると乗りました!
重い!頭を振ります。しかしマダイではありません。
でも、リールを巻くときにジリジリドラグをだすこの重みは「いいもん」ではあるはず。
しかし、今にして思えば、大イラ様の可能性も大でした。思い出さなくてよかった(笑)。
中層、表層10mでマダイと比べ細かく頭を振り突っ込みます。
海中を覗いていると、赤い魚? アカハタかあ。。。
水面に出るとオレンジ色???
なんと敬愛するオニカサゴ様ではないですか! それも約40cmくらいの大型です。
今日はオニ様はあえて予定には入れておらず、また水深40m台でしたから驚きました。
今日の釣りはこれで大満足です。
その後は、浅場砂地での一つテンヤでのマゴチ狙いテスト。
水深10mながら底もの特有の大きく鋭いガツガツガツっといったアタリ。
マゴチ?
残念ながらかからず。次の投入で根掛かりロストで終了。
【今日の釣果】
持ち帰り分
マダイ(チャリコ)3・・・(31cm、鯛めしサイズ×2はリリース)
オニカサゴ 1 ・・・40cm、1kg
オオモンハタ小 1
アカハタ 2
タマガシラ 1
カサゴ小 1
エソ様 1
小サバ 1
前に同じ西伊豆で釣ったやはり大型のオニカサゴは、家まで距離があるので、締めて海水氷で持ち帰りました。
その時、唐揚げは変わらず美味かったんですが、刺身がなにか普通のカサゴと変わらず。
オニの刺身は、プリプリ感があってイセエビのようで感動したはずなのに。
やはり、オニは活かして持ち帰る必要がありそうです。
そこで今回は、クーラーに海水を入れ活かして持ち帰ることにしました。
帰りに寄った温泉施設の駐車場で、オニ様のご機嫌伺いをします。「ごきげんよう。お元気でしょうか?」
すると。。。
エラが動いていない。体色も白っぽい色に。 突っついても動きません。
ご臨終です。(大泣)
オニサマがぁ~オニサマがあああ~ウワワ~アアアン。(某元議員)
つまり常温の海水で野締めにしてしまいました。そしてそのまま突っ込みっ放し。
ガックリ。気分がめっちゃ落ち込みます。
死んでいるので、帰りに寄ったコンビニで氷を買い、この海水の中に直接突っ込んでおきました。
自宅の駐車場に着いて、重いのでいらない海水を捨てておきます。
水を排出しているときに、オニ様がビクっと動いた気がしましたが、気のせいです。幻です(笑)。
自宅に入り、さてオニ様を掴もうとした時でした。
ビクっと、たしかに動きました。まるで死んだ人が棺桶から起き出したときのような驚きです。
アゴを持つと、バタバタします。
生きている!脅威の生命力です。
ご存じのとおりオニの持ち帰りは、クーラーに海水だけ、ブクなどはなしです。
(オニフリークは酸素剤を入れているのをよく見ましたが)
さらに言えば、今回は、コンビニで入れた氷で少し海水が薄まり冷たくなっています。
この驚異の生命力が、私がオニ様を敬愛する最大の理由です。
このオニ様をありがたくいただけばご利益は大きいはずです。
もしかすると手の傷が一瞬でなくなるかもしれませんね。(笑)
西伊豆でオニカサゴ狙いメインにする道が開けてきました。ということはアマダイも見込みありですね。
帰りの西伊豆の夕日。車を止めて急いで撮りました。
しかしなんですね~写真を撮っているうちに夕日は沈んでしまいました。
凄い景観だったのに少し残念です。
何でもそうですが、やはりその瞬間を肉眼で無心で見ることが一番大切ですね。
オニカサゴの生命力、恐るべしです。
ここまでタフなやつを食すと、自分もタフになれそうな気がするのは、気のせいでしょうか。
手の傷口の回復も早くなりそうですね。
オニカサゴのお味の方はどうでしたか。
by 湘の丸 (2014-09-15 06:05)
ちょっとした切り傷には瞬間接着剤がいいですよ
釣り道具の中に忍ばせておけばいざという時役に立ちます
by ななっしー (2014-09-16 12:04)
湘の丸さん
確かに並のタフさではありませんね。自分もタフになれる、大いにそういう気がしてきます。気のせいでもそれだけで違う気にさせます。
普通のカサゴ自体もタウリンが豊富だそうですから、このオニカサゴときたらなにか凄いものを持っている気がします。
やはり活かした持ち帰りで、刺身が絶品アゲインでした!
by はしけ船長 (2014-09-16 19:01)
ななっしーさん
こんにちは、メッセージ・アドバイスありがとうございます。海上で血が止まらない事態を想像すると怖いです。瞬間接着剤+消毒薬は常備したほうがよさそうですね。
by はしけ船長 (2014-09-16 19:04)
オニカサゴでかいですねー!
指の傷にもめげずに行った甲斐ありましたね~♪
そんなにオニカサゴの刺身が美味しいとは知りませんでした。生命力も凄いですねーw
by ともじ (2014-09-18 22:25)
ともじさん
オニカサゴを釣って活かしで持ち帰り、是非刺身を食べてみてください。イセエビのようです。また頭も焼けば、カニのような香りがして味もカニに似ています。何にしてもうまいです。ただ毒鰭には気を付けないと大変痛いらしいです。
by はしけ船長 (2014-09-19 16:02)