西伊豆B港カムバックも紅海か! 西伊豆船外機 2017/05/03 [ボート釣行記]
ようやく兼ねてより私にボートを貸してくれると言ってくれていた西伊豆B港の地元の方のボートで出船させてもらう準備ができました。
前日連絡をすると、「ガソリン入れておくから、使ってください」と。ありがとうございます。
私「日の出から出船させてもらいたいので勝手に出船していいですか?」
地元の方「いいよ、最初だから私も朝行くよ」と。本当にありがとうございます。
さて、GW真っ只中で一人で素泊りできるところはありませんので、前日は久しぶりに車中泊にしました。
夜7時に家を出たら交通渋滞もなく、全て順調。
西伊豆C港にて車中泊し、朝5時に港に着きます。
ボートは14フィートくらい、15馬力船です。
一連の係留の仕方を説明いただき、今日のプランとして「一度、昼に上がってガソリンを買いにいきますので」と伝えると、
「いいよ、いいよ、そんなもったいない、1日遊んでなよ」と、ありがとうございます。
ありがたい気持ち一杯で、5時に出航!
またこの港に戻ることができました!!!
しかし、
海の様子が・・・
ここはどこ?
紅海か?(本物の紅海は透き通っているそうですが。)
走っている船を見ると、船尾から火を噴いているようなオレンジのラインが出ています。かなり酷い赤潮です。
赤くないところでも、クラドがかなり浮遊していて汚れています。
このクラドにしてもラインにまとわりつかないクラドで、何か違います。
イワシの反応もなし。
釣れるわけがない。
何の魚の反応も感じられません。
苦し紛れに隣のA港湾内に入ってみますと、浅場に小さなイワシが時折ボイルしています。
100gジグをキャストすると、即掛かりました。
丸々としたイナダでした。
ただこれが最初の獲物なので、キープする気も起らずリリース。
また外海に出て、湾口すぐのところの水深14mくらいの浅場でベイト反応。
スピニングで100gジグを落としてシャクってくると、中層でいきなりガツンと!
ドラグを締めこんでいますのでけっこう引っぱってくれます。
ショゴ47cmでした。この時期でもいるのか。
土産としてもGood!
なら、先のイナダもキープしておけばよかった・・・。
浅場でいけるなら、同じく美味いイサキジギングを。
ダメ。
富士山と紅海のコントラストが美し・・・くない。 怖い。
昼前には漁師さんも全くいなくなり、GWなのにほとんど他の釣りするボートなし。
イワシがいないし一面紅海状態ならインチク巻き通ししかないでしょうと、インチクで粘ることを決意。
困ったときのタイラバは今回持込なし。
13時すぎにミズフグ氏出現。
まあ西伊豆のフグは大人しいからとタカをくくりますが、毎フォールでコツコツ感じ、かなりいるようです。。。
グリーンゴールドインチクがボロボロにされましたので早々にリタイア。
イカパターンであれば効果抜群のクリームグローの100gインチクで攻めてみます。
この頃には南風が強くなってきて、潮もかなり速くなってきました。
投入したインチクはあっと言う間に、150~160mくらいラインを出されます。
ただインチクが横姿勢で泳ぐようになるので、これはいいぞ!と。
すると何かグンと当たりました。
これを誘うべくさらにライン出ししながら着底させていきますが、もしかすると200m近く出ていたかもしれません。
するといきなりクン、グ~ンと持っていかれました。大量ライン出しと速潮でかなりの重量感でした。
水面に出てきたのは60cmくらいの真っ赤な美ダイ。やはりイワシがいないからイワシ真鯛ではなくエビカニ真鯛でしょうか。
脇にあるネットを手にとろうと少し魚を水面から吊るし、マダイだからと油断してしまいました・・・。
ネットを魚に差し出した瞬間に、フックアウト・・・
慌てて掬いますが、逃げられました。。。
この真鯛は100m水深のマダイなのに、底から水面まで突っ込み続ける元気なマダイでした。こういうのは経験上かなり美味いんですが・・・。
イワシ真鯛は脂の乗りがいいですが、エビカニ真鯛は身の旨みが多いそうです。
残念・・・。
インチクは遊動式のタイラバよりかなりバラしやすいですし、ジギングに合わせてドラグも強めにしていますので身切れも多くなります。今後の課題です。
まだ続くと信じ、150mオーバーのライン出しを喜んで巻き通しますが、それが1瞬の時合でした。
途中、カンコさんが釣れました。と思いきや、斑点の縁取りも淡く、胸鰭軟条数が17だったんでカサゴですね。
南風が強くなり、あっと言う間に距離流されましたが、さすが15馬力船、風も波も上がる中での流し直しも、私の借りているどのボートよりもスピードを出して楽に戻せました。
今回バラしたマダイも海況悪い中で大きく戻した1投目でした。
やはりボート性能は釣果に大きく関わりますね。バラしたのは完全に腕の問題ですが(笑)
終了。
やや強い南風であんなにあった赤潮も消えましたが、押し流されて岸にきてました。
今日のインチクです。
紅海、クラド状態に、これまでの西伊豆ではほとんどいなかったフグにも邪魔をされ、かなり厳しい釣りでしたが、久しぶりにB港出船でき嬉しかったです。
この日、乗合船もマダイ狙いをしていましたが、マダイは船中ゼロだったようです。
【釣果】
イナダ 1 ※リリース
ショゴ 1(47cm)
カサゴ 1(33cm)
ミズフグ氏
前日車中泊で睡眠約3時間強、80~150gジグ・インチクを、速潮でラインだし150m以上で1日シャクリ、巻き通しましたので帰りが心配でしたが、当然、GW中なので泊まれるところなどなし。
いつもより設備の大きい温泉施設に寄り、そこにあるジャグジーで身体をマッサージ、炭酸風呂とか死海風呂などのお陰か、それほどの疲労感なし。
さて残りの休日、土・日はダメそうですね。
これで連休の釣りはお開きになりそうです。
前日連絡をすると、「ガソリン入れておくから、使ってください」と。ありがとうございます。
私「日の出から出船させてもらいたいので勝手に出船していいですか?」
地元の方「いいよ、最初だから私も朝行くよ」と。本当にありがとうございます。
さて、GW真っ只中で一人で素泊りできるところはありませんので、前日は久しぶりに車中泊にしました。
夜7時に家を出たら交通渋滞もなく、全て順調。
西伊豆C港にて車中泊し、朝5時に港に着きます。
ボートは14フィートくらい、15馬力船です。
一連の係留の仕方を説明いただき、今日のプランとして「一度、昼に上がってガソリンを買いにいきますので」と伝えると、
「いいよ、いいよ、そんなもったいない、1日遊んでなよ」と、ありがとうございます。
ありがたい気持ち一杯で、5時に出航!
またこの港に戻ることができました!!!
しかし、
海の様子が・・・
ここはどこ?
紅海か?(本物の紅海は透き通っているそうですが。)
走っている船を見ると、船尾から火を噴いているようなオレンジのラインが出ています。かなり酷い赤潮です。
赤くないところでも、クラドがかなり浮遊していて汚れています。
このクラドにしてもラインにまとわりつかないクラドで、何か違います。
イワシの反応もなし。
釣れるわけがない。
何の魚の反応も感じられません。
苦し紛れに隣のA港湾内に入ってみますと、浅場に小さなイワシが時折ボイルしています。
100gジグをキャストすると、即掛かりました。
丸々としたイナダでした。
ただこれが最初の獲物なので、キープする気も起らずリリース。
また外海に出て、湾口すぐのところの水深14mくらいの浅場でベイト反応。
スピニングで100gジグを落としてシャクってくると、中層でいきなりガツンと!
ドラグを締めこんでいますのでけっこう引っぱってくれます。
ショゴ47cmでした。この時期でもいるのか。
土産としてもGood!
なら、先のイナダもキープしておけばよかった・・・。
浅場でいけるなら、同じく美味いイサキジギングを。
ダメ。
富士山と紅海のコントラストが美し・・・くない。 怖い。
昼前には漁師さんも全くいなくなり、GWなのにほとんど他の釣りするボートなし。
イワシがいないし一面紅海状態ならインチク巻き通ししかないでしょうと、インチクで粘ることを決意。
困ったときのタイラバは今回持込なし。
13時すぎにミズフグ氏出現。
まあ西伊豆のフグは大人しいからとタカをくくりますが、毎フォールでコツコツ感じ、かなりいるようです。。。
グリーンゴールドインチクがボロボロにされましたので早々にリタイア。
イカパターンであれば効果抜群のクリームグローの100gインチクで攻めてみます。
この頃には南風が強くなってきて、潮もかなり速くなってきました。
投入したインチクはあっと言う間に、150~160mくらいラインを出されます。
ただインチクが横姿勢で泳ぐようになるので、これはいいぞ!と。
すると何かグンと当たりました。
これを誘うべくさらにライン出ししながら着底させていきますが、もしかすると200m近く出ていたかもしれません。
するといきなりクン、グ~ンと持っていかれました。大量ライン出しと速潮でかなりの重量感でした。
水面に出てきたのは60cmくらいの真っ赤な美ダイ。やはりイワシがいないからイワシ真鯛ではなくエビカニ真鯛でしょうか。
脇にあるネットを手にとろうと少し魚を水面から吊るし、マダイだからと油断してしまいました・・・。
ネットを魚に差し出した瞬間に、フックアウト・・・
慌てて掬いますが、逃げられました。。。
この真鯛は100m水深のマダイなのに、底から水面まで突っ込み続ける元気なマダイでした。こういうのは経験上かなり美味いんですが・・・。
イワシ真鯛は脂の乗りがいいですが、エビカニ真鯛は身の旨みが多いそうです。
残念・・・。
インチクは遊動式のタイラバよりかなりバラしやすいですし、ジギングに合わせてドラグも強めにしていますので身切れも多くなります。今後の課題です。
まだ続くと信じ、150mオーバーのライン出しを喜んで巻き通しますが、それが1瞬の時合でした。
途中、カンコさんが釣れました。と思いきや、斑点の縁取りも淡く、胸鰭軟条数が17だったんでカサゴですね。
南風が強くなり、あっと言う間に距離流されましたが、さすが15馬力船、風も波も上がる中での流し直しも、私の借りているどのボートよりもスピードを出して楽に戻せました。
今回バラしたマダイも海況悪い中で大きく戻した1投目でした。
やはりボート性能は釣果に大きく関わりますね。バラしたのは完全に腕の問題ですが(笑)
終了。
やや強い南風であんなにあった赤潮も消えましたが、押し流されて岸にきてました。
今日のインチクです。
紅海、クラド状態に、これまでの西伊豆ではほとんどいなかったフグにも邪魔をされ、かなり厳しい釣りでしたが、久しぶりにB港出船でき嬉しかったです。
この日、乗合船もマダイ狙いをしていましたが、マダイは船中ゼロだったようです。
【釣果】
イナダ 1 ※リリース
ショゴ 1(47cm)
カサゴ 1(33cm)
ミズフグ氏
前日車中泊で睡眠約3時間強、80~150gジグ・インチクを、速潮でラインだし150m以上で1日シャクリ、巻き通しましたので帰りが心配でしたが、当然、GW中なので泊まれるところなどなし。
いつもより設備の大きい温泉施設に寄り、そこにあるジャグジーで身体をマッサージ、炭酸風呂とか死海風呂などのお陰か、それほどの疲労感なし。
さて残りの休日、土・日はダメそうですね。
これで連休の釣りはお開きになりそうです。
タグ:カンパチ
西伊豆も赤だったのですね.
その中でもその釣果・・・
インチクも状況によってはすごい威力を発揮するのですね.興味深々です・・・
・・・が・・・道具ばっかり増えて実績に結びつかない私なので,なんとか手持ちの武器で勝負したいと思います.
早いところ赤潮やクラド系の浮遊物に落ち着いてもらいたいものですね.
by 趣味のボート釣り (2017-05-04 19:36)
趣味のボート釣りさん
こんなに酷い赤潮は経験ありませんでしたね。回復にはかなりかかるかもしれませんね。このまま継続すればしばらく魚がいなくなると思います。
インチクはタイラバに比べれば魚信や釣果はだいぶ落ちますが、これを食ってくる魚はイイモン揃いですよ。
by はしけ船長 (2017-05-05 16:49)
B港カムバック実現でき安心しました。ボートも14フィート15馬力なら安定感もありそうで安全面も上がり快適ですね。
しかし、西伊豆も赤潮酷い。。
まるで激辛ラーメンのスープのようで。。葉山も同じくらい酷い感じです。
クラドぽいのは赤潮の元ですかね?釣れる気がしないのですがMB 戻るとしっかり大鯛やらデカアオリ釣れてたりして全く釣れないわけじゃないようで腕と気持ちがまだまだですね(笑)
今、現在明日の出船をどうするか?悩み中です。。
by 鶴丸 (2017-05-06 21:21)
鶴丸さん
お陰様で!ありがとうございます。これで北のポイントを開拓します。
激辛スープとはうまい表現ですね(笑)。これを飲むのを想像しただけで吐きそうになります(笑)。
まあ釣りなんで気楽にいきましょう。ジギングで夢をもってシャクっているときが最高ではないですか!
by はしけ船長 (2017-05-07 16:40)