初釣り2014 [ボート釣行記]
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
新年初釣りは、2日に遊びに来ていた高1の甥を連れて乗合でゆく予定でしたが荒天でダメ。とても楽しみにしていたので残念でした。
そして私だけで、4日に葉山大海荘さんから初釣り出船しました。
数日前の予報では雨模様。寒い中の雨ならばアオリ一本勝負でいこう、と決めていたのですが、前日には、晴れ予報に。。。昨年から思うに私は晴れ男ですね。。。複雑です。
水温も前日に下がり、シケ後そんなに間もない。そして晴れ。アオリ一本勝負の日和ではなさそうです。
では何をやるか・・・
先月の大ダイ2本とカンコ、カワハギ、交換してもらったアマダイで、正月の客人に振る舞ってもまだ残っています、、、それで、正直、釣りの意欲が湧かず・・・。
前日にあてどなく釣り具屋にいくと、タイラバコーナーに以前から気になっていたドラゴンカーリーの替えラバーを発見。これだ!これやりたい!
今回は、自作遊動エビラバは封印し、純粋なタイラバ・ドラゴンカーリーを中心にし、あと、前回のにし船で発見したアマダイ問題点をクリアする仕掛けを考えました。
とはいっても、このアマダイ仕掛けは、私が初めてアマダイ、それも40cmを釣った仕掛けとほぼ同じもの、テンビンに1.5mの2.5号ハリスを結び、その先に小型一つテンヤ2号を付けたものです。これに一つテンヤ用のエビを付けます。これでフワリとエビをアマダイの目前に落とせるでしょう。
さて、出航です。
まだ出航前の暗いうちはけっこう波の音が凄かったですが、出港時には静かになっていました。しかしこれは小シケ直後ということにもなります。ここ長者沖ではシケ直後は望み薄のこと多々あります。。。
まずはイカ欲しさにアオリ狙いから。
実績ポイントを転々と探りますが生態反応なし。
最後の水深33mポイントでようやく乗る、しかしスミイカ400g。
そしてすぐに1杯、またスミイカ800gでした。
ここではイカパンチが何度かあるにはあったのですが乗りません。ちょいと触ってすぐ離す感じで、水深が深いので合わせも難しく。それに多分、このアタリはアオリではなく、モンゴウかスミイカの感じ。
水温低下の典型的な状況と判断してイカ狙いは終了。
そのままドラゴンカーリータイラバを開始します。
今日はちょこちょこイワシの群れに遭遇し、それに合わせてみました。
2投に1回はアタリがでますが、魚のほうも食いが浅く、ガツガツアタリから重みまでいっても全然掛かりません。まあマダイではない感じでしたが。
どうもドラゴンカーリーは魚を寄せる力がありそうですが、このカーリーリボンばかり興味を示すのか。。。
そうこうしながらアマダイポイントに着き、タイラバを上記のテンビン一つテンヤに変更。
しかし、、、外道の齧りなく生体反応ありません。
しばらくすると近くでやっていた和船の漁師っぽい人が寄ってきて、「魚食わないでしょう?エサがそのまんま上がってくるよ~」と。おそらくオキアミでやっていた人もそうなら厳しい状況ですね。
アタリがないので、細かにいろいろシャクっていたせいか、仕掛けを上げるとクシャクシャにオマツリ。。。これではさらに釣れません。やはりリーダーは2.5号ではなく、前にやったように5号くらいで1mにしないとダメか。もっともこのときは1発で食ってきましたが。
あとエサも、以前はスーパーの甘海老で釣りましたが、今回は某大手釣り具店の子供騙し大エビ。
仕方ないので、一つテンヤに変更してみる。
一つテンヤでもアタリなく、エサがそのまま上がってくる中、ようやくソコイトヨリ。
こんな感じで時間も迫る。
ラストは、ドラゴンカーリーの遊動タイラバにエビを付けてやっていると、帰り道の水深50mで、底から5mくらいでなにやら重みを感じます。
そして前アタリなく、一気に重くなり、、、そしてフッと軽くなります。
2度ほどこれがありましたが掛けられず。重みはそこそこありました。
上げてタイラバを見ると、ドラゴンカーリーリボンが食いちぎられたのではなく、そのまま抜かれた感じになっていました。宙でアタリを出さずにリボンだけ居食いし、かなりの重量感・・・マダイだったかと思います。
右と左は同じものですが、左はドラゴンカーリーの破片なく抜き取られています。
その後、出航地真沖に移し、40cmイトヨリダイで終了。
これで終了。
エビエサだけで食わないところ、タイラバでアタリがそこそこ出ていたので今後の希望が残りました。
まあ仮にボウズでも「今年は春から縁起がいいわ!」とのたまうのが私ですが(笑)
【今日の釣果】
スミイカ2
ソコイトヨリ1
イトヨリダイ1
この日は、カワハギ狙いの人はダメだったよう。海域遠征する常連のアオリスペシャリストは、いつも遅帰りで、帰りはまず姿を見ることがないのですが、この日は珍しく朝も会わなかったし、私が帰ったときには既にボートが仕舞ってあります。流石に今日はダメだったんだろうな~と、大海荘のご主人に聞いてみたら、「今日は調子悪かったのですぐ帰ってきた、それでも10杯くらい釣ってきてデカイものいたよ」とのこと・・・。3人で出られたようですが、いつものようにほぼ1人で8割くらい釣っていると思います(笑) 釣りのキャリアが違いますね。。。かつてイシダイ一本で鍛えたポイント選択眼が凄いのでしょう。
さて、正月の魚料理の話ですが、
先月釣った2本の真鯛は、大ダイとはいっても鳴門骨マダイ。さすが刺身も旨かったです!もともと身に旨みがある感じなので、どうしても身が柔らかいためあまり長く寝かすより、1日程度で早めに食べたほうが食感よく旨いかもしれません。シャブシャブならいつでも最高ですね。
頭は兜煮に。豚足にも負けないコラーゲン部分や脂、カマ部分などがとても旨く、最高の出来でした。義弟がエビシューマイにこの煮汁を付けて食べていたくらい煮汁もうまく上がりました。
しかし、正月の魚料理の中で一番人気は、カンコの皮霜づくりとアオリ刺しでした。次に、カワハギの刺身肝醤油でした。
カワハギのアラは全て、圧力釜でアラ煮にする。現在、サッカー部で腰を疲労骨折している甥の骨再生のため全てみやげに持ち帰りさせました。でも、正直あんまり美味くなかったなあ~(笑)
大ダイはアラにも肉がかなりついているので、これがめちゃくちゃうまい! 潮汁や味噌汁用のダシ&具として冷凍保存してあります。
味噌漬けは、普通の白め?の味噌では塩辛く失敗したことがあるので、今回のマダイは西京味噌で漬けたところ、大成功でした。
やはり、これが食いたい、といういうのがないと、私の場合、釣りする意欲があまり湧きません。ガツガツ食べて意欲を育んでいきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
新年初釣りは、2日に遊びに来ていた高1の甥を連れて乗合でゆく予定でしたが荒天でダメ。とても楽しみにしていたので残念でした。
そして私だけで、4日に葉山大海荘さんから初釣り出船しました。
数日前の予報では雨模様。寒い中の雨ならばアオリ一本勝負でいこう、と決めていたのですが、前日には、晴れ予報に。。。昨年から思うに私は晴れ男ですね。。。複雑です。
水温も前日に下がり、シケ後そんなに間もない。そして晴れ。アオリ一本勝負の日和ではなさそうです。
では何をやるか・・・
先月の大ダイ2本とカンコ、カワハギ、交換してもらったアマダイで、正月の客人に振る舞ってもまだ残っています、、、それで、正直、釣りの意欲が湧かず・・・。
前日にあてどなく釣り具屋にいくと、タイラバコーナーに以前から気になっていたドラゴンカーリーの替えラバーを発見。これだ!これやりたい!
今回は、自作遊動エビラバは封印し、純粋なタイラバ・ドラゴンカーリーを中心にし、あと、前回のにし船で発見したアマダイ問題点をクリアする仕掛けを考えました。
とはいっても、このアマダイ仕掛けは、私が初めてアマダイ、それも40cmを釣った仕掛けとほぼ同じもの、テンビンに1.5mの2.5号ハリスを結び、その先に小型一つテンヤ2号を付けたものです。これに一つテンヤ用のエビを付けます。これでフワリとエビをアマダイの目前に落とせるでしょう。
さて、出航です。
まだ出航前の暗いうちはけっこう波の音が凄かったですが、出港時には静かになっていました。しかしこれは小シケ直後ということにもなります。ここ長者沖ではシケ直後は望み薄のこと多々あります。。。
まずはイカ欲しさにアオリ狙いから。
実績ポイントを転々と探りますが生態反応なし。
最後の水深33mポイントでようやく乗る、しかしスミイカ400g。
そしてすぐに1杯、またスミイカ800gでした。
ここではイカパンチが何度かあるにはあったのですが乗りません。ちょいと触ってすぐ離す感じで、水深が深いので合わせも難しく。それに多分、このアタリはアオリではなく、モンゴウかスミイカの感じ。
水温低下の典型的な状況と判断してイカ狙いは終了。
そのままドラゴンカーリータイラバを開始します。
今日はちょこちょこイワシの群れに遭遇し、それに合わせてみました。
2投に1回はアタリがでますが、魚のほうも食いが浅く、ガツガツアタリから重みまでいっても全然掛かりません。まあマダイではない感じでしたが。
どうもドラゴンカーリーは魚を寄せる力がありそうですが、このカーリーリボンばかり興味を示すのか。。。
そうこうしながらアマダイポイントに着き、タイラバを上記のテンビン一つテンヤに変更。
しかし、、、外道の齧りなく生体反応ありません。
しばらくすると近くでやっていた和船の漁師っぽい人が寄ってきて、「魚食わないでしょう?エサがそのまんま上がってくるよ~」と。おそらくオキアミでやっていた人もそうなら厳しい状況ですね。
アタリがないので、細かにいろいろシャクっていたせいか、仕掛けを上げるとクシャクシャにオマツリ。。。これではさらに釣れません。やはりリーダーは2.5号ではなく、前にやったように5号くらいで1mにしないとダメか。もっともこのときは1発で食ってきましたが。
あとエサも、以前はスーパーの甘海老で釣りましたが、今回は某大手釣り具店の子供騙し大エビ。
仕方ないので、一つテンヤに変更してみる。
一つテンヤでもアタリなく、エサがそのまま上がってくる中、ようやくソコイトヨリ。
こんな感じで時間も迫る。
ラストは、ドラゴンカーリーの遊動タイラバにエビを付けてやっていると、帰り道の水深50mで、底から5mくらいでなにやら重みを感じます。
そして前アタリなく、一気に重くなり、、、そしてフッと軽くなります。
2度ほどこれがありましたが掛けられず。重みはそこそこありました。
上げてタイラバを見ると、ドラゴンカーリーリボンが食いちぎられたのではなく、そのまま抜かれた感じになっていました。宙でアタリを出さずにリボンだけ居食いし、かなりの重量感・・・マダイだったかと思います。
右と左は同じものですが、左はドラゴンカーリーの破片なく抜き取られています。
その後、出航地真沖に移し、40cmイトヨリダイで終了。
これで終了。
エビエサだけで食わないところ、タイラバでアタリがそこそこ出ていたので今後の希望が残りました。
まあ仮にボウズでも「今年は春から縁起がいいわ!」とのたまうのが私ですが(笑)
【今日の釣果】
スミイカ2
ソコイトヨリ1
イトヨリダイ1
この日は、カワハギ狙いの人はダメだったよう。海域遠征する常連のアオリスペシャリストは、いつも遅帰りで、帰りはまず姿を見ることがないのですが、この日は珍しく朝も会わなかったし、私が帰ったときには既にボートが仕舞ってあります。流石に今日はダメだったんだろうな~と、大海荘のご主人に聞いてみたら、「今日は調子悪かったのですぐ帰ってきた、それでも10杯くらい釣ってきてデカイものいたよ」とのこと・・・。3人で出られたようですが、いつものようにほぼ1人で8割くらい釣っていると思います(笑) 釣りのキャリアが違いますね。。。かつてイシダイ一本で鍛えたポイント選択眼が凄いのでしょう。
さて、正月の魚料理の話ですが、
先月釣った2本の真鯛は、大ダイとはいっても鳴門骨マダイ。さすが刺身も旨かったです!もともと身に旨みがある感じなので、どうしても身が柔らかいためあまり長く寝かすより、1日程度で早めに食べたほうが食感よく旨いかもしれません。シャブシャブならいつでも最高ですね。
頭は兜煮に。豚足にも負けないコラーゲン部分や脂、カマ部分などがとても旨く、最高の出来でした。義弟がエビシューマイにこの煮汁を付けて食べていたくらい煮汁もうまく上がりました。
しかし、正月の魚料理の中で一番人気は、カンコの皮霜づくりとアオリ刺しでした。次に、カワハギの刺身肝醤油でした。
カワハギのアラは全て、圧力釜でアラ煮にする。現在、サッカー部で腰を疲労骨折している甥の骨再生のため全てみやげに持ち帰りさせました。でも、正直あんまり美味くなかったなあ~(笑)
大ダイはアラにも肉がかなりついているので、これがめちゃくちゃうまい! 潮汁や味噌汁用のダシ&具として冷凍保存してあります。
味噌漬けは、普通の白め?の味噌では塩辛く失敗したことがあるので、今回のマダイは西京味噌で漬けたところ、大成功でした。
やはり、これが食いたい、といういうのがないと、私の場合、釣りする意欲があまり湧きません。ガツガツ食べて意欲を育んでいきたいと思います。
カワハギのアラにそんな利用方法が?
と思ったらそういうオチだったわけですね!私はカワハギのアラと食べきれない時の頭は全て鳥葬にします。
まあ、食材大量でしょうから丁度良かったかもしれませんね。
by にし (2014-01-05 16:02)
にしさん
カワハギのアラは味噌汁なんかでうまそうですね。まるごとなら肝と一緒に煮付けて、頭の部分にも結構食べるところがあります。
鳥葬は意義ありますよね。海に帰すという気持ちと、鳥が食べなくても、プランクトンやエビ、カニなどが食べてまた海の幸を育んでくれます。
by はしけ船長 (2014-01-05 16:21)
今年もよろしくお願いいたします。
このドラゴンカーリーってやつ、早速試したんですね!
釣具屋で遊動式タイラバのコーナーに置いてあるのを見たとき、正直、こんなグルグル巻きの変なので本当に釣れるんか~って思ってました。。。が、なんか、魚の食い付き良さそうですね!
やっぱり何事もチャレンジ精神ってことですね。
見習います。
by 湘の丸 (2014-01-06 06:44)
湘の丸さん
こちらこそよろしくお願いいたします!
ドラゴンは水中では、ユラユラとなまめかしく動くようです。タコのようですかね。アピール度高いせいか、活性低くても齧りにくる反面、これしか齧らないというジレンマもあるかもしれません。
by はしけ船長 (2014-01-06 14:17)
明けましておめでとーございます!!!
今年もいろいろ参考にさせてもらいますね^^ノ
それにしても正月に自分で釣ったタイを食べるっていいですねー♪
来年はそんなこともしてみたいと思いますー
それにしてももう低水温で厳しい状況へ突入でしょうかねぇ・・・
厳しい時期になりそうです><
そんな中でもがんばって釣ってくださいね!期待してます~
by kape (2014-01-06 22:25)
それにしてもそのドラゴンカーリーリボンって・・・
邪魔ですね(爆
すっごいアピールな気はしますが、フッキングが難しそう(笑
大ダイかかると面白そうです^^ノ
by kape (2014-01-06 22:28)
このドラゴンカーリー、初めて見たのですが、その名の通りタツノオトシゴを模しているのでしょうか?それとも全くの無関係?(笑)
それにしてもアオリスペシャリストさんってすごいですね!?
状況に応じて、アオリの居場所がわかっちゃうんですね!
少しでもそんな方に近づきたいです。
by 泰心丸 (2014-01-06 23:43)
kapeさん
今年もよろしくお願いします。
今年の暮れは、正月用のマダイを獲りにいきます。と宣言して出かけたいものです(笑)
ドラゴンカーリーは、食い気があれば一気に齧りついてくれるでしょう。逆に食い気があまりないと、しゃぶるだけでしょうかね・・・。
by はしけ船長 (2014-01-06 23:44)
泰心丸さん
マッチザベイトからすれば、タツノオトシゴを模したわけではないと思います。こうすれば動きが怪しくなるというデザインの結果、ドラゴンになったのでは?
大海荘アオリスペシャリストは、その昔は、イシダイに明け暮れていたそうです。また大海荘さんに来るようになったのもずいぶん昔でこの海域を知り尽くしてします。だから長者沖ではまずやってません(笑) 群れがいないそうです。
by はしけ船長 (2014-01-07 00:03)
ホームに戻られましたね(*^_^*)私が今食べたくなってるのはカワハギ、マダコ、アオリです。すべて同じ海域で狙えるので早速試してみたいところなんですが、船外機が復活するまではお預けかな?(^_^;)今度タイラバ修行も敢行します!1日1人でもじっくり狙ってみますね!
by 有亮丸 (2014-01-11 12:18)
有亮丸さん
アオリもこう厳しくなると、逆にアオリ欲が高まってきますね。まあこれも厳しいというよりは、本来のアオリ釣り状況になってきているだけの気もしますが。
タイラバは、アタリがそこそこありますので修行にはならないと思いますよ(笑)
by はしけ船長 (2014-01-12 11:31)