SSブログ

ダメならできるまでやるまで  葉山船外機 2015/9/26 [ボート釣行記]

9月26日(土)に葉山より船外機で出船しました。

つい先日の水曜日に釣行したばかりで、私的には行き過ぎかとも思いましたが、10月の釣行予定が天候次第で、葉山の釣行が無くなるかもしれないのと、海況も良さそうなので出船しました。

今回は、タイラバ、インチクで、ジギングはなし。

まずはインチクで攻めてゆきます。

しばらくやりましたが、インチクでは反応なし。

次に、今、釣り方組立中のハイギアリール・ソルティストでのタイラバで攻めてゆきます。

このリールでの別の狙いは、私的に飽きがきたアオリのティップランで新鮮味を出したく。もちろんスピニングではできないベイトならではの攻め方を策略しています。ただアオリはやはり11月後半あたりからの開始でしょうか。

さて、タイラバ投入後、しばらくするとアタリあり。

しかし・・・タイラバが、ネクタイからスカート、フックまで齧りとられたツルリン状態で上がってきました。

サバフグです。

次投でも、フックだけ残されボロボロです。まあオモリが無事なだけありがたいところ。

ただ朝からこの調子でサバフグにやられると手持ちのラバーが無くなってしまいます。

そこで海況も悪くないので、一気に深場、遠方のポイントへ向かうことを決意します。

しかし・・・サバフグ攻撃は無くなりましたが、何の魚からの攻撃もありません。

砂漠上で釣りしているような気分になります。

ワーミングタイラバで、かなりの斜め引きしてみます。

ガツンと来ました!

まあまあの引き。「いいもん」そうです。穂先を見ると、グングン泳ぎしてますので青物です。

上げると体高のあるイナダでした。

そして小さなソコイトヨリが、ほんのたまに掛かる状態が続きます。

あっというまに昼を過ぎます。

すると沖合に小さな鳥山発生。

近づいてインチクをキャスト。

サバが連発します。即リリース。

するとまた近くで鳥が固まって水面で浮いています。あまりバチャバチャやっていないのですが、かなりの密集度なので下にイワシボールがあるのでしょう。

その鳥塊のすぐ脇を狙ってインチクをブチ込みます。鳥にしてみれば、集団の中に鉄塊を投げ込む危険なことをする人間だなあ、と思っているでしょうね。。。

インチクキャスト&フォール&リトリーブで、

即「ゴツン」という強いアタリで何か強い引きのものがかかりますが、バレ。

次投で、「ゴツゴツゴツ」というアタリ。

明らかにサバではありません。これは西伊豆でも経験した「いいもん」のアタリに似ています!

ガツン!掛かりました。 ゴツンゴツンと強く竿を叩き、いい引きです。

掛けたあたりで魚がジャ~ンプ???

シイラ君か。。。

しばらく顔を見なかったのでその存在を忘れてました。70~80cm級でしょうか。

落胆した瞬間に、バレました(笑)。

その後、ライントラブルで鳥山攻めは断念。

タイラバに戻します。

やはり小さなソコイトヨリがほんのたまにしか来ません。

今日のプランでは、釣れなければ、沖上がり時間の14時ギリギリで何かあるはずと粘るつもりでした。

そしてその14時。ラスト投入にすべき時間ですが・・・

タイラバ着底~巻き上げ。

かなり強いゴツンが一発きました!まだ掛かっていません。

そしてゴツゴツゴツ。まだ掛かりません。

沈黙。

しかしかつて何度もこの沈黙から再アタックさせ掛けています。少しスピードダウンして誘い巻き。

ゴツゴツゴツ、また来ました。

乗れ!乗れ! 超集中でありありと水中をイメージしながら巻きます。

沈黙。。。

流石にタイラバが上がりすぎてますから、3度目はもう追ってきません。

このような場面が、ハイギアでのタイラバの難しさでしょうか。逆にワーミングタイラバのアタリだとガツンと巻き合わせできるメリットがあります。

その後、再投入するも音信なし、終了しなければならない時間です。

ポイントをずらせば、魚の食いが立ってきているようですのまだまだ見込みはありそうです。

西伊豆ボートならあと2時間はいける時間なんですが(笑)。

まあ大海荘さんでも一報入れれば柔軟に対応してくれるのですが、こちらの事情で断念します。

終了。

同じ大海荘出船の手漕ぎコマセのFさんは、またマダイ6尾、マハタ、ソウダだったそう、やはりサバフグの攻撃が凄かったそうです。

【今日の釣果】
イナダ 1
ソコイトヨリ 4
サバ 3~4

今日も大ダイ浪漫にさらに熱が入るような釣果で終わることができました(笑)。

それでも集中したときの失敗は糧になります。

ジャズピアニストの上原ひろみさんがテレビ番組の情熱大陸で言ってました。

「できないなら、できるまでやればいいじゃない」

まあ人には楽しいと思える状況がいろいろありますからね。

今、ギターでトレモノでの「アベマリア」を、”できるまで”練習してます。私の腕では1年以上かかるか?(笑)

つまり1年以上楽しい。


シルバーウィーク北海道&葉山釣行 2015/9/SW [ボート釣行記]

シルバーウィークは、連休前の平日の金曜朝から、関係会社からの招待旅行へ出発。

昨年は九州で、なにもかもお任せ旅行なので、飛行機が着陸するまでどこの空港に向かうとも知らずに参加してました。

今年は北海道、今回もどこの空港に向かうのかも知らずに参加(笑)。道南とだけは聞いていましたが。

どうやら函館空港に降りて、帰りは千歳空港で帰るようです。移動は全てタクシーでしたから、電車のほうがより景色、雰囲気を感じられて良かったかな。

北海道は何年ぶりでしょうか。

前回は、10年くらい前にまた別の企業からの招待旅行で参加。

そのさらに昔、学生の頃はほぼ毎夏休み北海道をバイクで放浪してました。

私は軟弱者で、北海道バイクツーリストでは当たり前の野宿は1回しかできませんでした。大体は、見知らぬ人と知り合え語らえるユースホステル泊でした。

またある夏休みは、襟裳の漁師宅で1ヶ月住み込みのバイトもしたこともありました。釣り人の言うハードな釣行といってもお遊び。本当の漁師の生活は大変ですよね。

さて、人の旅行などあまり興味のない人が多いと思いますので今回は思い出写真だけ。

流石にお任せとはいえ、函館の夜景を見ると聞いたときは心躍りました。学生時代以来です。

しかし天候が天候だけに・・・ ダメか・・・
DSC_0187.JPG

しばらく待つと、ボート釣りでは忌み嫌う強風がこの時ばかりは神風に

モヤを吹き飛ばしてくれました。

DSC_0199.JPG
画面の観光者は、ほぼ中国人です。昨年の九州もそうでしたが。
中国人は日本人観光客よりガンガンお土産を買うので、現地の商売としては大歓迎でしょうね。

強風で写真を撮る手も煽られ少しブレますが、
DSC_0202.JPG

やはり写真ばかりでなく、その瞬間をこの目でしっかりと見ることが一番!
しばらく夜景に浸りました。

1日目の宿は、ホテル個室。西伊豆ホテルより格段に快適でした(笑)。
DSC_0206.JPG

2日目は大きなホテル。
DSC_0207.JPG

食事については基本、外食は特に自分のこれから食べるものを写真に撮るのがあまり好きではないので写真はありません。(他人の写真を見るのは大好きですよw)

流石、北海道!どこもかしこも美味い!しかし真鯛に関しては私の活け締めマダイが勝ったような気がしました(笑)。

いつかまたこの大地をバイクで放浪したいですね。

しかし、なおさら西伊豆へ行きたい(戻りたい?)気持ちも強くなるから不思議です。

さらにいえば、京都の朝から夜まで楽しむ豪遊コースも行きたい!こちらは仕事で関西出張時限定です(笑)。

そして箱根もそろそろ参らんと・・・。

さて、残る連休の釣りですが、家もスッカラカン(笑)、北海道で散々うまいもの飲み食いしたのと、あまりにもマッタリしてきたので、すっかり釣りにいく気がなくなりましたが、予定していた次の土曜日が台風で怪しそう?大丈夫?

そこで連休最終日、23日(水)に、葉山大海荘さんで船外機出船しました。

土産はありましたが、どうにもダメでした。

【今日の釣果】は、

マルアジ 35cm 1
ホウボウ 45cm 1
ソコイトヨリ 38cm 1
ホンイトヨリ 43cm 1
マサバ 45cm 1

といったところでした。
全てタイラバでした。

一度だけ、底近辺でドラグを引き出す魚がかかりましたが、マダイかどうかも、速潮だったためデカホウボウか、中型魚くらいだったかもしれません。

それでも、同じ大海荘さん出船のFさんは手漕ぎボートコマセで、マダイ6(30~35cm)、イナダ、ソウダ他だったそうです。

サバフグのラインカットは1日で3回。今回はそれほどではありませんでした。

潮が濁っていたので、タイラバではアピールできなかったか?

今日のタックルは、
所有のフォースマスター400の左ハンドルが液晶表示切れのため入院。もう一つの右ハンドルのフォースマスター400を使いました。

そして新規にハイギア7.3のソルティストICS-Lを用意。左ハンドルです。

同時にベイトリールの左右ハンドルを使うのもあまり気にはならなくなりましたが、そもそも左右ハンドルの意味がわからなくなってきました(笑)。

あと、ソルティストICSはハイギアなので当然と言えば当然なんですが、やはり引き重りが気になりました。新戦力になるかどうかは今回結論つかず。

このリールで1度だけマダイらしき巻き上げアタックがありましたが乗せ切れませんでした。これがハイギアのせいなのか、単純に活性なのかは判断つきません。

しかしタイラバでのお気に入りリールのイッツICV150Lも、ハンドルクラッチ故障で修理に出さなければならなく、さらに手持ちが少なくなってきました。

次回は、昨年、78cm大ダイを上げたイッツICV200の登場となりそうです。
(登場ってほどのリールではないですが・・・)

それにしても連休初日から大食い大飲みすると本当に疲れますね。

旅行後から葉山の釣りから帰ってからも、内臓疲労で立ち上がれません(笑)。



バレ多くもおもしろく 西伊豆船外機 2015/09/12 [ボート釣行記]

週末は台風がまた2つもやってきてダメかと思いましたが、12日、土曜日はOKとなり西伊豆釣行しました。

前日はまた西伊豆ホテル泊にしましたが、結局あまりよく眠れず、これだと車中泊のほうが快適です。

4:00にチェックアウト。

5:30に出船しました。

浅場のジギングから開始しますが、前回のようには魚がいません。サバもいません。

沖の潮面を見るといい感じです。これを見逃すと今日1日マダイが釣れない可能性もあります。

急ぎ、タイラバスタート。まずは紅牙69XHB-S&手巻きリール・イッツICV150L、PE0.8&リーダー3号でスタート。

このリールのギア比は6.3、タイラバとしては高めですが、最近このリールがタイラバの誘いですこぶる感触がいいです。

逆にローギアのフォースマスター400の感触が悪くなってきました。

そうすると今度試したいのはさらにハイギア。ソルティスト ICS-ギア比7.3です。

いずれにせよカウンター付きは外せなくなってしまいました。糸出し100m以上で大ダイでも掛けたらカウンター無しはきついですよ(笑)。

見た目よさそうな潮面でしたが、反応、気配がありません。

水深も100mくらいにきましたので、電動タックルを準備。

こちらは、クロスステージのソフトタイプのスロジグロッドにフォースマスター400、PE1.2&リーダー4号と青物対策にしています。

これにまずはYAMASHITAのタイラバ、鯛歌舞楽を付けます。

しかし反応なし。

同時に電動をホルダにセットし、手巻きタックルでも落としてみます。こちらはほぼ紅牙のラバーです。

すると手巻きのほう、フォールでコツ、コツと感じます。

マダイ気配あり。

巻き上げもゴツンと1回程度アタリました。この躊躇した感じはマダイと読みます。

ただ確かにフォールでコツ、コツと来てるんですが、巻き上げでは来ません。

そこで、着底ヒステリック3回巻き、巻き上げストップ&ゴー、スピード変化、巻き上げ頂点待ち見せ、スローフォールなどなど、

「へ~い!捕まえてみろよ!」という感じで逃げ誘います。だってそうでしょう、普通ベイトはイーターから逃げるものですから、掛けてやろうという誘いはありえません(笑)。

そこに真鯛がいて、絶対食われないように動かします(笑)。

すると!

ガツンと一発当たって乗りました。

ドラグを鳴らし段引き。間違いなくマダイの引きで、中層まで上げましたが、残念、バレました。

一度バラすと、そのマダイはまず2度追いしませんので、ポイントをずらします。

またフォールでコツ、コツと、マダイ気配ありです。

こちらは着底からのヒステリック巻きからのスピード変化だったでしょうか、記憶が定かではありませんが、巻きの変化のキッカケで即掛かりました。

無事ネットイン。60cm弱のマダイでした。
DSC_0171.JPG

また少しポイントをずらし、今度は、フォールでパタパタアタリ!

巻き返し即合わせで乗りました!

これもドラグを鳴らしけっこう元気な段引き。40~50cmくらいの中ダイでしょうか。

残念、これも中層でバレました。

これが今日の時合でした。掛けてもこれだけバレるということは、食いがそれほどでもなく、マダイの活性は中の下と言ったところでしょうか。

結局、電動では手巻き上げでも全然ダメ。また鯛歌舞楽では今回も上げられませんでした。

タイラバもインチクもそうですが、魚が興味あるとまずフォールで突っついてきます。かといってその巻き上げでは反応ないことも多々あります。

それでも興味を示しているので、その落とし込みで魚に成りきってあの手この手で粘るようでしょうか。

この時点でまだ朝7時前でしたが、ここからは死の海。。。ベタナギで魚の音信なし。

ジギングロッドでインチク攻めをしてみます。

すると待望の大き目のオオモンハタ37cmが来ました!
DSC_0172.JPG

その後は、アカエソ様。

ポイントを大きく移し、インチクを継続。ここでスロジグ的に小さくゆっくり目にしゃくり3回でストップ、再度3回でストップ。

するとガツンとアタリが来て、何か掛かりました。

大ダイにも思える竿叩きと重量感。

中層ではワラサ並みの突っ込み。

とはいえ突っ込みスピードがカツオ系並みなんでまずマダイではありません。

タックルはDaiwaヒラマサジギングロッドにDaiwaスピニング3500番、PEは1.2号にリーダーは6号。

私にとってはワイヤータックルです。ゆっくりながらも順調に上がってきます。

水中に白い魚体がうっすらと見えました。

そして魚も私が見えたか(笑)、水深10mくらいで物凄いスピードで船を横切って斜めに突っ込んでゆきました。

プチン!!!!

船底に擦り、PEが一瞬で擦り切れました。。。

それまでは縦の突っ込みしかしていなかったのとまあ順調に上げてきたので油断しました。。。それくらい急激で凄いスピードで不意を付かれました。

結局、正体分からずでバラしました。

ヒラソウダ40cm級では重量感がありすぎです。

40cmオーバーのスマガツオなら確かに強烈ですが、もっと最初から横に突っ走りますし、同じくそんなには重量感を感じないと思いますが・・

何だったのでしょうか。。。

ロストしたインチクは、このブログでもよく紹介している、6kgマダイを釣ったり、とにかくよく掛かるDaiwaパイレーツのグローです。

もう売ってないんですよね。。。まあタコベイトだけは元から自分で交換しているので同じグローを別のパイレーツで作ります。

タイラバを再開します。

今日は、朝のマダイも含め、ワーミングタイラバは不発です。

しかしダメなワケなかろう、ということで、どうせアタリがないんならこれで行こう!と。

昼過ぎから、だんだん南西風が強くなって波も高くなってきました。

南西が吹くと魚が食わなくなる、しかし、それまで食わなければ話しは別です。雰囲気が変わった瞬間は食い気が出るかも。

すぐ港に退避できるよう警戒しながら継続。既に14時近くです。

電動はワーミング、手巻きのタイラバタックルのほうにはゴールドのインチクを付けます。

すると手巻きのインチクに即、何か掛かりました。今日はインチクがすごい!

しかし上げてみると大サバでした。そういえば前回あれだけ悩まされたサバも今回はこの1匹だけ。それだけ魚が台風でどこかに退避しているのか、疲弊して食い気がないのか?

しかし前回、深場でサバが釣れ出してから、マダイ、ワラサが来たな~と思いだし、少し希望が出ます。

今度は、ワーミングタイラバのほうを手に持ち集中します。

ん? タイラバのフォール中、パタパタアタリ!

即、巻き返し合わせ!!!

何か乗りました!

グワーンと竿が弓なりになります。

PE1.2にリーダー4号なので余裕があるのですが、如何せんロッドの腰がない。

さらに水深は80mくらいですが、ラインは130mも出ています。電動タックルながらやはり慎重なやり取りは手巻きでやりますので、この強い引きはきつい。。。

最初は大ダイかと思いましたが、穂先にグングン泳ぎ、青物です。

波もあったのでやや苦労しましたが、無事ネットイン。

ワラサ69cmでした。
DSC_0174.JPG

これで終了。

【今日の釣果】
DSC_0177.JPG
マダイ 1(59cm)
ワラサ 1(69cm)
オオモンハタ 1
サバ 1
アカエソ 1

目が白いけど、100%海水だけで持ち帰るとこうなります。
氷の融けた真水か、ある程度、真水を入れるときれいな目のまま持ち帰れますが、その度合いにより身がやや水っぽくなる感じがしました。

売るわけではないのと、味を落とさない真水の度合いに確信がないので、海水だけに中身が半分融けているペットボトル氷を入れ、水温も低くなりすぎないよう持ち帰ってみました。

釣りを終え、陸に上がると、たまに会う強面の漁師さん登場。

ワラサやマダイが釣れたと伝えると「おめ~あんまり魚もってくなよ」と(笑)。

そして地元では呼び名が違うのでオオモンハタを実際に見せると、

やはり「おめ~、それが一番高けえぞ、一番うめえぞ!」と称賛してくれました(笑)。

あと以前からブログで書いていますが、私のマダイ釣りを見学希望の地元の人が朝にやってきて「今日は見学するよ、遠くで邪魔しないからさあ」

ところが1日その人が見当たらなかったのですが、ボート屋さんによるとちゃんとボートを出していたとのこと。本当に遠巻きで見てたんですね。


さて、次の連休は私が役員をやっている会計事務所の法人企業からの毎年恒例の招待旅行です。

私は、おやつ代だけ持っていけばいいのと、まったりしてればいいだけなので一番楽な旅行です。

ただ連休なのに金曜日朝出発。。。

日曜日に帰宅予定なので、21~23日で釣りにいけるでしょうか。そろそろヒラソウダ&マルソウダを釣りたいですね。



ようやく釣行しやすい季節へ 西伊豆船外機ボート2015/0905 [ボート釣行記]

9月5日(土)西伊豆に船外機ボート釣行しました。

もしかしたら車中泊ができる気温だったかもしれませんでしたが、念のために西伊豆のホテル泊としました。

夏休み・海水浴シーズンが終了したので、釣行前日の金曜ならまず一人でも西伊豆のホテルが取れるようになりました。

もし土曜日の宿も取れるなら、釣りした日に宿泊し、温泉と酒と御馳走を堪能し、早朝帰宅するというコースも考えられます!間違っても釣り2連荘はなしです(笑)。

それより前に、帰りの箱根神社参拝も忘れてはなりません。

最早、私にとって西伊豆は釣りが目的ではありません。強いていうならば手段です(笑)。釣りがなければ、こんなに西伊豆に行くこともないでしょう。

例え釣果がボウズでも、逆に強烈に清々しくなりますので、それはそれでデカイ意味があったことになります。

では本当の目的とは? 往復の車中、そして釣りの最中も、思考を止めて真のバカになるための特訓をすることです(笑)。

今回、前日泊の部屋です。
DSC_0153.JPG
ベッドがこんなにあると、夜中に起きたら白装束の美人オバケが隣のベッドで寝ていたなんていう怪談を体験しそうで逆に怖いです。。。

そのためでしょうか、あまり熟睡ができないまま朝3:15に起床。

予報は東風で、西伊豆なら凪になります。

前回の葉山の経験から、もう暑くはないだろう、夏着では寒いかも、と高を括っていました。

だから飲み物も1本あればいいかと思ってましたが、朝のコーヒー用に買って余った水と、以前買ったスポーツドリンクの冷凍、そして念のためにと麦茶の500ccを買っておいたのが命拾いしました(笑)。この日はけっこう暑くなり、汗をかなりかきました。


朝5時に出船。

興味深いことに、西伊豆の情報で、8月中~下旬にアオリがかなりの数、産卵をしていたそうです。

夏・秋も産卵する個体がいるのは不思議ではないのですが、今年はその数が凄かったそうです。

ただ、この時期に大量に産卵していたのなら、秋アオリでは小さすぎ、冬でもキロサイズにならないのではないでしょうか?

冬までにデカくならなければ成長を止め、来春のサイズは知れています。

今回は、マダイ、大型青物狙いで、アオリはもうやらない選択をしました。

今日のタックル。タイラバ、ジギング。
DSC_0154.JPG
以前、ロッドを立てるホルダーも作りましたが、立てると釣りするのに邪魔なので結局こんな竿掛けが一番となりました(笑)。

朝一は、浅場でのジギングでスタート!

魚探の反応に合わせると、

1発目に、35cmくらいのワカシ。

2発目に、33cmくらいのオオモンハタ。

3発目に、デカソウダ。ヒラソウダと間違うくらいの逞しいソウダでしたが、マルソウダ40cm前後でした。

4発目に、大サバ(ゴマサバ)

こりゃ入れ食いです!
今日は魚の活性がめちゃくちゃ高いんちゃう?!

5発目に、また大サバ。

6発目に、また大サバ。。

7発目に、また大サバ。。。

次こそ、カンパチじゃね?と連投しますが、サバ、サバ、サバ。

サバしか釣れなくなりました。これではよくあるサバ地獄です。。。

西伊豆でもサバ地獄。次こそカンパチが来る!とだいぶ入れ込んでしまいましたが、ひとまず諦めます。

今日は、絶対マダイを釣らなければ!

タイラバに変更します。

しかし、朝一の時合予想タイムを挟んで潮どまりまで何にも反応がありません。

なんとかデカホウボウ40cmが顔を出しました。

マダイ様の機嫌が悪い・・・何か今日の潮を嫌っている感じです。

話しによると、ここ数日の大雨で川からの泥水で港が赤茶色になっていたそうです。沖合いにも何かしらの影響があるのでしょう。

あっという間に昼が過ぎます。そしてあっという間に残り3時間。。。

ああ!それ考えると寂しい。。。もう帰るのか(泣)

いやいや、まだあと3時間もあるでしょ! 今に集中!

ダレた凪の潮面を見ると、今日はこんな感じで終わってしまうのかと想像しますが、このダメさ加減ならなおさら午後のどこかに少しでも食う時間があるはず。

合間にジギング、インチクもします。

ジギングではアカハタ35cmが来ました。

あと気味の悪い赤いエソが連発します・・・。体色通り名前はアカエソのようです。気味悪いですよ~。

インチクでは、やはりサバ、サバ、サバ。

ラストの時合予想タイムでタイラバに集中します。

少しするとホウボウが掛かり、深場でもサバが食いだしました。

海の様子も一変。魚の活性を感じます。

そしてようやくマダイが来ました。
DSC_0156.JPG
40cm、キロ前後?ですが、嬉しい1尾でした。

15時。そろそろ終了、観念すべき時間です。

タイラバでは毎投入サバがフォールで掛かります。

かなわん。。。

リーダーを確認すると、1ヶ所だけ傷があり危ないところがありました。

まあどうせサバだからと、そのまま落とします。

そしてサバが無事(笑)上がります。

いやいや、やるならちゃんとやろうよ、と自省し、リーダーの危険な個所を詰めておきました。

ワーミングタイラバで着底から巻き上げ、そしてワーミング特有の前アタリなしで、グインと確実な重みが乗りましたので即合わせ。

合わせの感触からサバでしょうか。

かなりいい突っ込みしてきました。大サバか、泳ぎのいい中型以上のマダイか?

竿先を見るとグングンと青物特有の泳ぎ・・・やはりサバか???。

しかし中層での強烈な突っ込みが明らかにサバではない。重量感もあります。サバはタイラバだと水面まであっけなく上がってきますが、この魚はかなり突っ込んできます。

念のため、突っ込みに備えドラグを緩めておきますが、1mでも突っ込ませると、そこから2~30m戻されてしまうので、スプールを左手で押さえて突っ込み初期のスピードだけでも押さえるようにすると、まあ比較的素直に上がってきました。

水中に見せた姿は、やはりサバではない青物です。

ワラサ68cmでした。
DSC_0160.JPG
この時点で潮面は一変しています。南風の少し警戒すべき波も立ってきました。

マダイもいけそうな雰囲気を感じましたが、もうあまり時間がないのと、土産もワラサで十分になりましたので15:40に終了!

空が明るいうちならまだまだ釣りしててもいいのですが、この後、温泉がありますので!


【今日の釣果】
DSC_0162.JPG
オオモンハタ 1(33cm) ※リリース
アカハタ 1(35cm)
ホウボウ 2(35cm、40cm)
マダイ 1(40cm)
ワカシ 1(35cm) ※リリース
マルソウダ 1(40cm前後?) ※リリース
ワラサ 1(68cm)
サバ 多数  ※全リリース
赤エソ 3  ※全リリース

西伊豆もサバ地獄でしたが、サバフグがいない分、釣りにはなりました。

オオモンハタは、8月に釣った大型43cm級がすこぶる美味く当然持ち帰るつもりでしたが、ワラサが釣れ、また33cm級の小さめ、帰りのイケスでも元気でしたのでリリースしました。次回はまたデカオオモンハタを釣りたい。

サバは、やはり遠距離の西伊豆ということと、今の時期のゴマサバということで全リリースしました。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。