アマダイ重役室訪問しました。 葉山船外機 2021/11/20 [ボート釣行記]
先週のブリはリリースしたので、前々週のブリの腹身柵を真空パックにして熟成テストしてます。
今回は11月20日(土)、葉山船外機で出船しました。
甥が同船です。前回同船時、出船早々エンジントラブルで残念な思いをさせていますが、今回の問題は天候。予報では北風が強すぎです。
翌日の日曜に変更ができないか尋ねるとバイトがあるからダメと。私より忙しいようだ(笑)。
仕方ないのでそのまま予定通り風強い土曜日にするが、前回のエンジントラブルが頭をよぎります。この北風でもしトラブルがあると怖い。まあ修理したばかりだから大丈夫でしょう・・・。
そんな警戒感もあり近場で甥に楽しんでもらえる釣りを考え、先日反応のあったサワラ、マダイ、アマダイ、ショゴ、ヒラメを海況に応じて狙っていきます。
サワラを狙うとしたらロストはどうしてもあるのでわざわざ高いジグを使うのは無謀。安いジグで対策を施します。といっても今年はサワラ狙いの安いジグがいろんなメーカーから出されてますね。それをそのまま準備しておきました。寒サワラ時のディープでは昨年同様自作対策でいきます。
サワラは毎年、釣果というよりそれを捌いた身の写真情報収集して狙うかどうかなんですが、まだまだ寒サワラの身には遠いサゴシ色の身ですね。それでもサゴシ色ならば旨味が引き立ち美味いはず。
出船し、まずは先日サワラ反応があったポイントへ。
甥にはアマダイ狙いをさせておき、私はスピニングでキャストし速巻きGO&STOPで狙います。
早速私に掛りました! ガツガツと抵抗そして重いだけの巻き取り。
ほい!サワラきたよと甥に宣言。
上げると・・・でかいサバフグでした(笑)。
前々回のようなサワラらしき反応がないので移動。
しかし今日はかなり潮がキツイ・・・
またサワラどころか魚の魚探反応が全くないので私もアマダイ狙いへ。久しぶりのアマダイ重役室へ訪問してみます。
そしてこれも久しぶりのSLJタックル(PE0.8&L4号)&トウキチロウ・オールグロー80gで、着底からの軽くやさしめのジャーク2~3回でガツンと。
巻き上げると数回突っ込みドラグを鳴らしてきます。
上げてくると水面には何か見たことあるけど見たことない、いや昨年末1回見たか(笑)の、
ジャンボ甘鯛!あまり甘鯛を見たことない甥も驚き(笑)
前回のジャンボアマダイと同じく体側に沿わす計測ではなく、魚体の下側にメジャー置いて計測。尾の位置そのままで測ると55cm、少し手で位置整えると56cm。昨年より1cmスモールか。しかし太さは今回のほうがあるような気がしました。
重役室はやはり1尾しかとれないか、その後流し直しましたが部下はいないよう。
アマダイは終了しやはり一番好きなショゴのポイントへ向かいます。
その途中、ワラサがよく釣れるポイントで甥に強烈なのが来てくれればと、TGベイト120gで落とさせるとヒラメがきました。
そしてショゴポイントでは、また甥にオオモンハタ。
二人いると私のほうはいろいろトライできます。甥には鉄板のジグをやらせておき、私のほうは普段なかなかやれないようなことができます。
例えば、水深100mオーバーで好調なダイワのSLスローセミロング260gを水深50mで使ったりと。するとイナダ55cm前後がきました。
このイナダは甥の彼女が食べたいそうなのでキープ(笑)。
この頃から予報どおりなんですが北風がさらに強烈に。何かあると怖いので出船場の近くに戻していきます。
その途中、私のSLJタックル&TGベイトピンクグロー80gを軽い半ピッチで動かしているといきなりガツン!ギュルギュルギュルギュルとものすごい走り。
走ったわりには動かなくなって重いだけ。ブリやワラサのような休み泳ぎはほぼなし。大ヒラメか?しかし最初の走りはないでしょ。良型サワラか?
あと30mと巻き上げたときに・・・
ふとボート下に見えたのが定置網。定置網の端の上に乗ってしまいました。やばい。魚どころか事故になる・・・。
定置からはかなり離れたポイントには落としファイト中もバック推進させてフォローしたのですが、北風が強すぎてあっという間に定置網にぶつかってしまいました。
むしろジグ落としたポイントからは定置網はけっこう遠くだったので全然気にしてませんでした。またこの日は予報が悪いせいか他のボートもいなかったので後方確認を怠ってしまいました。
幸い定置にはボートは引っかからずス~とそのままその上を通過しましたが、綱にラインを擦ってしまいブレイク。あと残り20mのところでした。
残念でしたが事故にならなくてよかった・・・まあ甥には凄いドラグ音を間近で聞かせられましたが。
しかし大反省です。
その後、戻りながらジギングで、私にコモンハタ。
終了。
今日は終日潮の流れがきつく直ぐラインが斜めに。甥にはちょこちょこ入れなおすよう指示しましたので体力的にもきつかったでしょう。
【今日の釣果】
私)
アマダイ1 55cm(トウキチロウオールグロー80g>>)
コモンハタ1(トウキチロウオールグロー80g>>)
イナダ1(ダイワSLセミロングライムゼブラ260g>>)
甥)
ヒラメ1(TGベイトGG120g)
オオモンハタ(TGベイトGG120g)
家には甥の他、客人が来てるのでこれら土産は当日料理に。
魚の捌きは甥に実践伝授。かっこよく捌くところを見せたかったところですが、包丁で親指負傷(笑)。でもヒラメの捌きを覚え感動してました。
ジャンボアマダイと、コモンハタには内臓にラードたっぷりでした。
アマダイは半身全てを松かさ揚げで即完食。私の松かさ揚げ自体のスキルも上がっていてこのアマダイで大成功できたのがさらに嬉しい。残りの半身は炙り、握りで楽しみます。おそらく炙りは腹のラードから見て脂が噴き出すと思います。
ヒラメも当日なので昆布締めで手を加える。これも好評。片面1/4ほどをそのままの刺身で。私には若干水っぽさを感じるもヒラメは旨味があるので好評。
コモンハタは一度西伊豆で釣って食べたことがありますが、ハタの中でもかなり美味い部類だと実感しました。良型ホウキを釣ったときも書きましたが、歯をみるとマハタなど他のハタと違い鋭い牙があるんですね。これを勝手に私はクエ系ハタと呼んでますが、この牙のあるハタはやはり美味さがワンランク上のように思います。刺身はコモンハタが一番人気でした。
そうすると大型ホウキハタが恋しくなってきました。
旨そうな大アマダイ羨ましすぎです!
甥っ子さんもヒラメにオオモンと旨いやつばかりで!
なるほクエ系ハタ!特にホウキハタは一瞬クエに見えますよね(笑)そういえばオオモリボートのご主人がクエをバラシていたような・・・
定置網の端の上にのったのは危なかったですね。とりあえず無事回避してよかったです。潮や風がキツイ日は定置網など要注意ですね。私も気を付けます。
しかし、はしけ船長さんは指を切ることがおおいような(笑)こちらも気を付けます。
by 鶴丸 (2021-11-24 18:19)
鶴丸さん
ありがとうございます。
甥のオオモンも凄い内臓ラードでした。ただ何か私の知るオオモンとは斑点模様が違うような。今となっては確かではないですが尾の端が白くないのでホウセキハタかも?しれません。クエも含め海水温上昇の影響かいろんなハタが釣れるようになりましたね。来年はまじめにクエ狙いでしょうか。
お恥ずかしながらご指摘のように左手の指切り、突き刺し多いです(笑)。左手は昔からの傷だらけです。幼少時に右利き矯正されてますが、今でも歯磨きは左手ですし左手で箸を持ち米粒もつかめます。というところから、右手で何かやるときあまり細かくコントロールできていないのかもしれません(笑)。
by はしけ船長 (2021-11-24 21:23)
こんにちはー。
はしけ船長さんは、土曜日だったんですね!
私は、日曜に出ました~。
浅場は、サバフグだらけ、深場に行くも、予報より風が強かったり、潮が速くて、ビショビショに。なんだか、はしけ船長さんの釣果を見ると、言い訳になってしまいますが、アタリはサバフグ以外はほとんどなく、ホウボウのみでした。
甘鯛の50cmオーバー、いいですね~。
なかなか釣れないですし、甘鯛は大きくなっても、美味しさは、増し増しですよね!
by F (2021-12-03 15:36)
Fさん
元気そうですね。
今年は巨大サバフグが多いし、潮もやたら速いですね・・・。潮が速いと重いジグを使いますが、それを動かせるロッドが要りますね。
葉山のアマダイは極上が多いですね。今回のはこのデカさで内臓ラードたっぷりというのが嬉しいところでした。
by はしけ船長 (2021-12-03 15:59)